えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

時々、映画館で映画を見たくなって、今日は会社帰りに気になっていたポルトガル映画「アンジェリカの微笑み」を見に、新百合ヶ丘にある川崎アートセンターのアルテリオ映像館に行きました。
監督は2015年に106歳で亡くなった巨匠オリヴェイラが101歳のときに撮った映画で、不思議な懐かしさ、美しさもたたえた女性の幽霊のお話。
映画を見ながら世界各国の三人の映画監督を思い出していました。スペインのルイス・ブニュエル、フィンランドのアキ・カウリスマキ、日本の大林宣彦です。三人とも鬼才と呼ばれる映画監督です。
その中でも、やはり、ルイス・ブニュエルを思いおこさせるような作品で、このスペインのシュール・レアリストは、キリスト教に対して、つねに愛憎が矛盾し拮抗するような作品を撮っていて、そんなところもポルトガルとスペインという隣同士の国でもあり、立ち位置が近いのかな、とも思いました。それから、食卓での哲学的な会話とか、あー、ブニュエルの映画みたいだ、などと思わせられます。
さて、この「アンジェリカの微笑み」に戻れば、途中でとても眠たくなってしまったのだけれども、ぼくの心のどこかに澱のように残り、あとあと夢の中に出てくるかもしれない、そんな映画なのでした。
眠たくなるようなヨーロッパもいいもんです。
http://www.crest-inter.co.jp/angelica/
監督は2015年に106歳で亡くなった巨匠オリヴェイラが101歳のときに撮った映画で、不思議な懐かしさ、美しさもたたえた女性の幽霊のお話。
映画を見ながら世界各国の三人の映画監督を思い出していました。スペインのルイス・ブニュエル、フィンランドのアキ・カウリスマキ、日本の大林宣彦です。三人とも鬼才と呼ばれる映画監督です。
その中でも、やはり、ルイス・ブニュエルを思いおこさせるような作品で、このスペインのシュール・レアリストは、キリスト教に対して、つねに愛憎が矛盾し拮抗するような作品を撮っていて、そんなところもポルトガルとスペインという隣同士の国でもあり、立ち位置が近いのかな、とも思いました。それから、食卓での哲学的な会話とか、あー、ブニュエルの映画みたいだ、などと思わせられます。
さて、この「アンジェリカの微笑み」に戻れば、途中でとても眠たくなってしまったのだけれども、ぼくの心のどこかに澱のように残り、あとあと夢の中に出てくるかもしれない、そんな映画なのでした。
眠たくなるようなヨーロッパもいいもんです。
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