えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

ベリコ・ビダク監督の『キノ・ライカ 小さな町の映画館』を見ました。フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキ監督が鉄鋼業も廃れた斜陽の町、カルッキラに私財を投じて「キノ・ライカ」という映画館を作るというドキュメンタリー映画でした。
アキ・カウリスマキさん自身が作業員として、梯子にのぼって大工仕事をするシーンなどに驚きます。カウリスマキさんの住む何もないような田舎町の仲間たちが、たくさん登場し、おしゃべりをします。ぼくもビデオとかではなく、映画館で見る映画が好きなので、カウリスマキさんの仲間たちの言葉に共感してしまいます。何のストーリーもないけれど不思議に眠たくならないのはどうしたことか?
カウリスマキさんはこの酷い世界にあって、人生も終わりに近づき、この町に何か、よいものを残したかったというのです。じんわりと心が暖かくなり、感動しました。
映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』公式サイト

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