えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

旧統一教会、今の世界平和統一家庭連合の会見をテレビのニュースで見た。あー、あの声の人ではないか、と思った。1980年代後半から二十世紀の世紀末まで、渋谷に行くと街中に大音量で響いていた、世界の終わりは近い、悔い改めましょう、と唱える街宣の声。その街宣の声がなんだかとても気持ち悪くて、例えば、見たい映画の映画館が新宿と渋谷にあるとすれば、新宿のほうを必ず選んでいた。
今、既視感を感じてしまう。
あらから二十年とか三十年。オーム真理教の事件があり、統一教会が街宣でがなり、怪しげな高額商品を売り、世紀末から世紀初めの頃にはパナウェーブ研究所 という白装束で白い車の集団が日本を縦断していた。ぼくの家にも統一教会の人が普通の値段の百倍もするかという干物のセットを売りに来たことがある。そんな高いものは買えないですよ、とぼくが断ると、売りに来ていた人は懐かしき「昆虫物語 みなしごハッチ」の替え歌で珍妙な踊りを踊り始めていた。
今日、テレビに映った会見をしていた人はどんな人生だったのだろう?
若い人は歴史としてオーム真理教のことは知っているけれど、統一教会のことは知らないのかもしれない。気を付けろ!
この報道に熱心な日本テレビ、TBS、週刊文春にはがんばって欲しい。応援しています。
今、既視感を感じてしまう。
あらから二十年とか三十年。オーム真理教の事件があり、統一教会が街宣でがなり、怪しげな高額商品を売り、世紀末から世紀初めの頃にはパナウェーブ研究所 という白装束で白い車の集団が日本を縦断していた。ぼくの家にも統一教会の人が普通の値段の百倍もするかという干物のセットを売りに来たことがある。そんな高いものは買えないですよ、とぼくが断ると、売りに来ていた人は懐かしき「昆虫物語 みなしごハッチ」の替え歌で珍妙な踊りを踊り始めていた。
今日、テレビに映った会見をしていた人はどんな人生だったのだろう?
若い人は歴史としてオーム真理教のことは知っているけれど、統一教会のことは知らないのかもしれない。気を付けろ!
この報道に熱心な日本テレビ、TBS、週刊文春にはがんばって欲しい。応援しています。


白井聡さんの著した『長期腐敗体制』を読む。この本に白井聡さんが書かれていることは、なったくその通りだ、と思い、絶望的な暗澹たる思いを改めて自分の中に確かめるようだよ。「まずは隗より始めよ」というような言葉が思い浮かぶけれど、どうしたらいいのだろう? この本には取り上げられていないけれど、その「隗より始めよ」としての政府の無能さに抗するように日本国中に広まっている子供食堂のことなどが思い浮かぶな。もちろん、日本の共同体は死に絶えてはいないはず。
♪♪♪
いったい何がおれたちをこんなに
一人ひとりをバラバラにしたんだ?♪♪♪
フールズの今は亡き伊藤耕のおらび声のような歌「無力のかけら」を思い出した。その歌はこのようにもつづく。
♪♪♪
だけど諦めるな
けっして匙を投げるな♪♪♪
♪♪♪
おまえが何かを始めたなら
せめて話をおれに聞かせておくれ♪♪♪
伊藤耕、いい歌、歌っていたな。
さて、『長期腐敗体制』に戻り、今ここから始めたい人は、今ここを知るために読んでおくべき本かとも思った。
♪♪♪
いったい何がおれたちをこんなに
一人ひとりをバラバラにしたんだ?♪♪♪
フールズの今は亡き伊藤耕のおらび声のような歌「無力のかけら」を思い出した。その歌はこのようにもつづく。
♪♪♪
だけど諦めるな
けっして匙を投げるな♪♪♪
♪♪♪
おまえが何かを始めたなら
せめて話をおれに聞かせておくれ♪♪♪
伊藤耕、いい歌、歌っていたな。
さて、『長期腐敗体制』に戻り、今ここから始めたい人は、今ここを知るために読んでおくべき本かとも思った。


コリン・トレボロウ監督の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を見ました。ぼくはこの『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』のシリーズは全部、多分見ています。今回もいつものようにゆるく物語は始まり、いつしかハラハラドキドキの連続でラストの大団円まで駆け抜けていって、とても面白かった。いろんなシーンに過去のパニック映画の名作へのオマージュがあるような気がしたのはぼくのうがちすぎだろうか?
映画を見ながらふと思い出したのだけれど、学校が夏休みとかになるとNHKラジオで日曜日の午前中に「子ども科学電話相談」という番組が放送されていて、恐竜に関する質問がとても多い。今年の夏は『ジュラシック・ワールド』がヒットして更に多くなるのかしら? じつはぼくも恐竜には何か魅かれてしまいます。日本でたくさん恐竜の化石が見つかっている福井県の福井県立恐竜博物館にもいつか行ってみたいな。
今回で『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』もおしまいになるらしいけれど、この30年間つづいた壮大なシリーズもいかにも今の時代と未来を反映した大団円で幕を閉じていました。いいものが誰も死なないのがいい。そうだ、これでいいのだ。そして、もうこのシリーズを見れないと思うと、ぼくは寂しい。
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公式サイト


山梨県の忍野村で一泊二日のフライフィッシングの旅をしました。
夏の忍野村の桂川での釣り。さて釣果はどうであったか? 五匹、釣れたと思い、取り込み途中でばらして(毛鉤から外れ逃がしてしまうこと)、一匹は糸を切られてしまう。一匹は釣りたいと思っているわしは残念じゃ。一匹も釣れないのを釣りをする人たちの間ではボーズというが、ぼくはこんな想像をしてしまう。いつも忍野村では忍野高原ホテルという同じ宿に泊まっているのだけど、ボーズのぼくは「ボーズ」というあだ名がついてしまうのではないか? そして、旅館の女将さんとこんなの会話がやりとりがされるのではないか?
「ボーズさん、今日は釣れた?」
「やっぱ、ボーズでした」
「ボーズさんらしいわね」
などと言って、女将さんは笑うという不本意な光景が浮かんでしまったよ。これは由々しき問題です。もちろん、問題があるのは宿の女将さんではなく、ぼくの方であるのは言うまでもない。精進せねば。けれど、夏の忍野村は美しかった。そして、一匹は釣りたいです。
それから、一日目の昼食は、リバーズエッジというフライフィッシングの釣りの人がよくいうお店で食べたのだけれど、最近は魚影が薄くなったと嘆いていました。ぼくにいわせれば、それでもたくさん魚はいるのだけれど。レギュレーションの違反ではないけれど、ルアー釣りの人で魚を持って帰ってしまう人が多くなったそうです。すべての釣り人のみなさん、特に限られた内水面の釣りでは、釣り場を守るということを心がけましょう。
あー、それにしても一日目の夕まずめのライズはすごかった。次々に毛鉤を変えて投げてみたのだが、すべて無視されたわ。悔しい。また秋に来ます。魚たち、待ってろよ。
夏の忍野村の桂川での釣り。さて釣果はどうであったか? 五匹、釣れたと思い、取り込み途中でばらして(毛鉤から外れ逃がしてしまうこと)、一匹は糸を切られてしまう。一匹は釣りたいと思っているわしは残念じゃ。一匹も釣れないのを釣りをする人たちの間ではボーズというが、ぼくはこんな想像をしてしまう。いつも忍野村では忍野高原ホテルという同じ宿に泊まっているのだけど、ボーズのぼくは「ボーズ」というあだ名がついてしまうのではないか? そして、旅館の女将さんとこんなの会話がやりとりがされるのではないか?
「ボーズさん、今日は釣れた?」
「やっぱ、ボーズでした」
「ボーズさんらしいわね」
などと言って、女将さんは笑うという不本意な光景が浮かんでしまったよ。これは由々しき問題です。もちろん、問題があるのは宿の女将さんではなく、ぼくの方であるのは言うまでもない。精進せねば。けれど、夏の忍野村は美しかった。そして、一匹は釣りたいです。
それから、一日目の昼食は、リバーズエッジというフライフィッシングの釣りの人がよくいうお店で食べたのだけれど、最近は魚影が薄くなったと嘆いていました。ぼくにいわせれば、それでもたくさん魚はいるのだけれど。レギュレーションの違反ではないけれど、ルアー釣りの人で魚を持って帰ってしまう人が多くなったそうです。すべての釣り人のみなさん、特に限られた内水面の釣りでは、釣り場を守るということを心がけましょう。
あー、それにしても一日目の夕まずめのライズはすごかった。次々に毛鉤を変えて投げてみたのだが、すべて無視されたわ。悔しい。また秋に来ます。魚たち、待ってろよ。


パトリック・インバータ監督のフランスのアニメーション映画『神々の山嶺』を見た。緊迫した画面の連続で息もつけませぬ。アニメーションでしか表現できないリアルというものがあるのだな、と思う。原作は夢枕獏さんの冒険小説で谷口ジローさんが漫画化しているもの。エンディングロールを見ながら、この『神々の山嶺』に緊張感には似合わないどこか牧歌的なこんな歌をぼくは思い出していた。
♪♪♪
娘さんよく訊けよ山男にゃ惚れるなよ
山で吹かれりゃよ若後家さんだよ
山で吹かれりゃよ若後家さんだよ♪♪♪
映画を見ながらロッククライミングってこんなことをするのか、と驚く。高所恐怖症の気のあるぼくには絶対にできません! 若いころにはそれでもよくハイキングで山に登り、へとへとになって帰って来ていた。富士山には何度も登ったこともあるしね。この映画のテーマとも通じる話かもしれないのだけれど、山男にどうして山に登るのか、と尋ねたなら、こんな言葉が返ってくる、と子どものころ聞いた覚えがあります。
「そこに山があるから」
山に憑かれるとは神に憑かれるということだろうか? 登山を愛するみなさま、くれぐれも遭難はしないようにお気をつけお願いいたします。
映画『神々の山嶺』公式サイト - ロングライド




『ドナルド・キーンの東京下町日記』を読みました。ドナルド・キーンさんがその二〇一二年十月六日から二〇一九年三月六三十一日まで中日新聞や東京新聞に連載した最晩年の日記集です。
ドナルド・キーンさんは数々の日本文学を英訳し、世界に紹介した人で、川端康成や大江健三郎のノーベル文学賞受賞も、キーンさんがいなければ、かなわなかったかもしれません。さて、キーンさんの英訳に大江健三郎さんの作品がないのはどうしてなのでしょうか? ぼくには分かりません。それから、新潮文庫のいろんな近代や現代の日本の小説の巻末の解説を書いておられるのもキーンさんです。
ドナルド・キーンさん、最後は日本に帰化もして、本当に日本が好きだったのですね。そんなキーンさんは筋金入りの平和主義者で近頃の日本に少なからぬ危惧を抱いていたことが『ドナルド・キーンの東京下町日記』を読んで分かります。ぼくも読みながらキーンさんにとても共感していました。空の向こうに旅立ったキーンさんの好きだった日本が、その日本でそのままありますように、ぼくは願い、祈ります。


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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