えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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新宿末廣亭で寄席見物。善良なおじいさんとおばあさんの噺の心暖まる「松山鏡」をしてくれた三遊亭歌る多師匠の「松づくし」の舞いの中入り後、柳家小ゑん師匠の鉄道オタク、てっちゃんの新作「鉄の男」、林家木久扇師匠の落語家昔話の漫談で大いに笑い、柳家小菊師匠の粋曲で江戸の世にご案内。主任は柳家小満ん師匠の「二階ぞめき」。ところで、落語を聴いていると、ときおり眠くなり、眠ってしまうこともあるのだけど、それも幸せで贅沢な時間の過ごし方ですな。
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うたたんざわ渓流釣場で再び、熊鷹が空を飛んでいた。ゆっくりと滑空していた。空を見上げているのは、ぼく一人。再会ですな。そこで読んだ一句

 青空に熊鷹の飛ぶ熊鈴鳴る
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香港のアナスタシア・チャン監督の『燈火(ネオン)は消えず』を見ました。ノスタルジーこそぼくの心を動かす、そんな齢になっている自分を再び発見するかのような映画です。しかも、後半には小津安二郎の映画のような展開になり、ぼくは驚いてしまいます。あるものがなくなっていくのは何て寂しいことでしょう。付き加えるに、このネオンというのは、民主主義のメタファーであるかもしれないとぼくは思ってしまう。自由な香港もネオンが消えるように消えた。なんだか涙が出てくる。

映画『燈火(ネオン)は消えず』公式サイト
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今日もガザでパレスチナの子どもたちが殺されていく。連帯、友愛とは何だろう? バッグにこんなバッジを付けてみた。ガザへの爆撃がやむまで付けておくことにします。
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午後、『大人の遠足BOOK 駅からウォーキング 関東』の「多摩川の土手と城山公園」をたよりに散歩しました。



冬景色ですなぁ。読んだ句、四つ。

 自転車道枯れた薄に風の吹く(薄:すすき)

 アカシアの林の枝上烏睥睨

 寒椿落ちた花びら路の紅

 水路飛ぶ冬の白鷺魚跳ねる(魚:うお)

夜、相模大野のグリーンホールで『鈴々舎美馬二つ目昇進落語会』。


相模原で生まれ、育った鈴々舎美馬さんを応援しなきゃならねーんだ。蝶花楼桃花師匠の話す新作落語「こうもり」、鈴々舎馬るこ師匠の新作「ハングル寿限無」、大御所、鈴々舎馬風師匠の漫談に大笑いし、そして、二つ目となったばかりの鈴々舎美馬さんが話し始める。ぼくは美馬さんが真打ちに昇進し、花咲くときも、この世に生きていて、観られるだろうか、などと変なことも考えてしまう。落語は長講、一時間におよぶ古典落語、人情噺「文七元結」。グリーンホール中のお客さんが時にくすくすと笑いつつも、静まりかえって聴きいっている。そして、噺もめでたしめでたし。まんらいの拍手、拍手。鈴々舎美馬が真打ちになるのも以外に早くなるかもしれねーな。おいらもまだまだがんばらんと。
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鈴本演芸場に落語を聴きにいきました。林家正蔵師匠の「ぞろぞろ」の寿ぎの人情話、林家彦いち師匠の新作「熱血怪談部」、主任の春風亭一之輔師匠の「妾馬(八五郎出世)」とか素晴らしかったです。一之輔師匠の「妾馬」の枕は落語の自由の真髄を話しているようにも思えました。そして、爆笑の本編の後の落ちにつながる寿ぐ人情の機微が美しい。いいものを聞かせてもらいました。
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新百合ヶ丘の川崎アートセンターでシノニエ・チェクウ監督の『ティル』を見ました。川崎アートセンターはあつぎのえいがかんKIKIと同じぐらいよく見にいく独立系の映画館でとても重宝しております。

1955年のアメリカでの人種差別による「エメット・ティル殺害事件」を映画化したもの。後半の茶番のミシシッピーの法廷のことの後、主人公が町を去るシーンはよかったけれど、ハッピーエンドではなかった。

映画を観て、ぼくはこの世界が1955年から、どれほど変化し、進歩してあるのかと、疑問にも思ってしまう。映画に描かれた昔日のミシシッピ州は差別と憎悪が常態化し、あたかも今のイスラエル国のようだ。その今のイスラエルを支援し続けるアメリカ合衆国は、無差別な発砲事件が絶えず起こる、世界で最も野蛮な国の一つかもしれない。それに、国境とかの話の前に、一つの国の中では、いろんの人種、民族、いろんな宗教を信じる人が生活していて、誰もが平和に、自由に生きていっていいのだとも思うし、その権利が人にはあるのだと思う。

エンドロールでは憎悪犯罪を取り締まる「反リンチ法」がアメリカで成立したのが2022年という遅さで、アメリカも、アメリカ以外の世界にも、当然、日本にもそのようなことがまだまだ足りない、とぼくは映画の見ながら思っていました。

映画『ティル』
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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