えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
3枚目にほぼ直球、ど真ん中のこのアルバムを紹介します。このライブ盤によって、ジャマイカの最高にホットでソウルフルな音楽があることが世界中の伝播していった。リズムが反抗のメッセージなのだ。1970年代にロックから急速に失われていった、もしくは地下に潜行してしまった何かもここにあるのだ。それから、このアルバムに入っている"No Woman, No Cry"の作者であり、Bobにギターを教えた友だちであったVincent Ford氏が昨年、2008年の12月28日に天国に召されました。今頃、空の向こうでBobとVincentは焚き火を囲んで、コーンの缶詰を食べながら、アコースティックギターを弾いて、歌っているでしょう。たまに、仏頂面で人々が過ぎ去っていく人ごみの中でも、戦争や見殺しにされる腹ペコの子供たちを映したニュースを垂れ流すテレビのあるリビング・ルームでも、上の方からふとBobの歌声が聞こえてくる気がする。こんな単純な歌・・・
「元気を出せよ、引きずるんじゃねぇよ
今までないぐらいロックしようぜ」
神奈川県民ホールにブライアン・セッツアー・オーケストラを見にいく。ロックンロールをビッグ・バンドで演奏してくれるこの13本もホーンが入ったバンドが大好きだ。ピアノも入っていれば、もっと最高だけど、ブライアンのギターがあるからこれでもいいのだ。それにブライアンはレス・ポウルみたくギターを弾く魔術師だしね。
この音楽はゲイトマウス・ブラウンのテキサス・スウィングがメンフィスのロックンロールに出会ったのだ。それで、今夜はヨコハマでランデブーしていた。うらやましっ。ニュー・グランド・ホテルのバーテンダーさん、ぼくに「ロックンロール」っていうカクテルを作ってよ。ありもしなかったあの頃に戻るからさぁ。
この音楽はゲイトマウス・ブラウンのテキサス・スウィングがメンフィスのロックンロールに出会ったのだ。それで、今夜はヨコハマでランデブーしていた。うらやましっ。ニュー・グランド・ホテルのバーテンダーさん、ぼくに「ロックンロール」っていうカクテルを作ってよ。ありもしなかったあの頃に戻るからさぁ。
微熱が引かない。医者に行ってタミフルを処方されるかと思ったがもらえなかった。38度越えた夜は、ひどいもんだった。タミフル、もしかして21世紀のLSDなのだろうか? いつも、変な夢、いっぱい見るから、ぼくには必要ない? しかし、久しぶりにお酒を飲んでいないなぁ。当たり前か?
今日の午後は"THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO"を聴いて眠った。このMONKのソロ・ピアノを聴くと、いつも同じ景色というか情景が浮かぶ。それはどういうことかというと・・・
ぼくが午後、犬の散歩に出かけると、どこからともなく、ピアノの音が聞こえ、それをたどっていくと、小学校にたどり着く。体育館の方から聴こえるから、その方へ行き、入り込むと、大きな黒人が体育館の舞台のグランド・ピアノに一人で向かい、ピアノを弾いている。そのピアノの音のテンポは伸びたり縮んだりし、ハーモニーやメロディー、リズムも伸びたり縮んだりする。大きな窓から午後の陽ざしが暖かい。その不思議な音楽を奏でる黒人はぼくたち(ぼくと犬)に気づかない。ぼくたちは午後の陽ざしの暖かさと、体育館に響くその音楽の心地よさにうとうと眠ってしまう。
おやすみzzzzz
風邪をひいた。昨日の夜は熱が38度6分。トイレに行こうと、立ち上げって歩くと世界がぐらぐらする。身体というのはたくさんのフェース、面の組み合わせでできているみたいで、布団にくるまって寝ていると、そのいろんな面が痛くて、よく眠れない。頭の中で、永遠と単純なことが繰り返す。アイアンのゴルフ・スウィングとか、あの娘は、どうしてあの時、ああ言ったんだろうかとか。
今朝、体温を計ったら37度1分だった。40度を越えると生命に危険があるという。
病気の時、聴くと癒させそうな音楽を紹介します。THE GREAT PARAGUAYAN JOHN WILLIAMS play BARRIOS。バリオスという南米パラグアイの18世紀末から19世紀初頭にかけてのクラシックの作曲家のギター曲集。このギターの雨粒のような音は、すべての生き物の静かな再生のための何か聴こえるのだ。今、外でも内でも、静かに雨が降っています。
また寝ます。おやすみzzzzz
2枚目に紹介するのがこのDonny Hathawayの"LIVE"。スタジオ盤にはない熱さです。本当にオーディエンスとのやりとりを楽しんでいて、これは交感という言葉がぴったりです。この"LIVE"があればこそ、Donnyのハートの深さが感じとれるというもの。昔、下北沢にあるSTOMPというブルースとかソウルをかけるバーでいつも毎日かかっていて、レコードの溝が擦り切れていたことなどを思い出した。多分、STOMPは今でもあるよ。最後の曲、"Everything Is Everything"のWillie Weeksのベースが重く歯切れよく、グルービーですごかった。昔、ベースを弾く友だちにこれを聞かせたら、毎日この曲をコピーして練習していたなぁ。
ああ、Donny、天から授かっていたのに、このライブの数年後、窓から飛び降りちゃったのだ。
おやすみzzzzzz
早くも2009年の1月も終わろうとしているねぇ。冬眠に入ったCHAIRSにやり残していることがあるのではないかと思いをめぐらしていると、もしそれが何かあるとすれば、そうだ、ライブレコーディングではないかと思いついた。来年の今頃はどうなっているのだろうか? 人生は過ぎゆくのが速いねぇ。誰もがタイトロープの上の綱渡りをしているよ。バンドといえば、なおさらですな。憂歌団がライブでいつも歌っていたよ。
「おれはおまえが好きなんだ
ほんとにほんとに好きだけど
だけど明日はわからない
だけど明日はわからない
Stealin'
Stealin'
Pretty mama don't you tell on me
I'm stealin' back to my same old used to be」
こっそり、盗むのさ、よくあったあのころみたいにねって、木村くんは歌うけど、何を盗むのかというと、ハートですな。盗んでやる。そんで、盗んでください。そうすればおあいこです。チャラってことよ。チャラっていい言葉だなぁ。
ああ、ライブは素晴らしい。そこで、ライブレコーディングの名盤をシリーズで紹介していきます。1枚目はRolling Stonesの"LOVE YOU LIVE"。1977年あたりのしろものですなぁ。"You Can't Always Get What You Want"のあと、オーディエンスとコール・アンド・レスポンスの"Yeah"の掛け合いをしたあと、"Shit!"というMick Jaggerがかっこいい。しかし、欲しいものがいつも手に入らないおれっちみたいな奴には、この"Shit!"は響くぜ。ジャケットデザインはAndy Warhol。かっこいい。
このシリーズは続きます。紹介したいアルバムがたくさんあるのだ。
さて、YouTubeでStonesの"Love In Vain"。これは1969年のLondon、Hyde Parkのライブです。
http://jp.youtube.com/watch?v=CMMg6iBQUeg
おやすみzzzzz
チェ・ゲバラに書かれた本が出ると読んでしまう。最近読んだ本は「ゲバラ最後の時」。戸井十月さんの著作。チェ・ゲバラについて書いた前著「遥かなるゲバラの大地」と内容がだぶっているなぁ。チェの人生を振り返りつつ、自分での関係者へのインタビューを差し挟みつつ、自身の感想が述べられる。チェ・ゲバラについてさらっと知りたいならば、この本をお奨めします。戸井氏の文章は、世界を無謀にも救おうとした、チェ自身が自分のことをそう言った「空想家」、「救いがたい理想主義者」への尊敬に満ちているではないか。
日本人のライターが、深く重いチェ・ゲバラについての本を書いている。恵谷治さんの著した「1967年10月8日―チェ・ゲバラ 死の残照」。読後感に深い余韻が残る。ゲバラの切り取られた二本の腕をめぐる冒険小説のようなドキュメンタリーから始まり、抑制した文章でチェ・ゲバラの人に迫る。大げさな書き方は一切無く、そこに破れた革命家への深い敬意と愛を感じた。その愛は著者の世界への危機意識や愛と同じようでもあるようなのだ。
チェ・ゲバラの映画が公開中だ。どんなものだろう? ぼくがチェ・ゲバラに興味を持った理由は簡単だ。ジョン・レノンが世界で一番かっこいい男と言っていたから。本でジョン・レノンがユニセフ支援の慈善コンサートで演奏しているコンサートの写真を見てから、ユニセフに寄付するようになったのだ。ぼくはバカバカ人間です。
CNNのニュースを見ながらこの文章を書いています。ぼくはアフリカン・アメリカン由来の音楽が大好きだ。ジャズやR&B、ブルーズ。CNNはオバマ大統領誕生一色。オバマ氏当選を聞いたあるアメリカ市民(白人)が言っていた。「ブッシュはおれたちから仕事を奪い、おれんちを借金だらけにし、アメリカを世界中の嫌われ者にした、SHIT!」。ウピー、北のアメリカ人、がんばってくれよ。オバマはリンカーンの生まれ変わりというのは、頭のいかれたぼくの霊視。ぼくはアメリカって国は大嫌いなんだ。第二次世界大戦が終わってから、丸い地球で富と金を欲しがって、悪いことばかりしてるじゃないか。世界は球形をしていて、どこにも片隅も中心もないのではないか? けれど、SHITと吐き棄てて、オバマを大統領に選ぶアメリカ人は好きだなぁ。
日本人のライターが、深く重いチェ・ゲバラについての本を書いている。恵谷治さんの著した「1967年10月8日―チェ・ゲバラ 死の残照」。読後感に深い余韻が残る。ゲバラの切り取られた二本の腕をめぐる冒険小説のようなドキュメンタリーから始まり、抑制した文章でチェ・ゲバラの人に迫る。大げさな書き方は一切無く、そこに破れた革命家への深い敬意と愛を感じた。その愛は著者の世界への危機意識や愛と同じようでもあるようなのだ。
チェ・ゲバラの映画が公開中だ。どんなものだろう? ぼくがチェ・ゲバラに興味を持った理由は簡単だ。ジョン・レノンが世界で一番かっこいい男と言っていたから。本でジョン・レノンがユニセフ支援の慈善コンサートで演奏しているコンサートの写真を見てから、ユニセフに寄付するようになったのだ。ぼくはバカバカ人間です。
CNNのニュースを見ながらこの文章を書いています。ぼくはアフリカン・アメリカン由来の音楽が大好きだ。ジャズやR&B、ブルーズ。CNNはオバマ大統領誕生一色。オバマ氏当選を聞いたあるアメリカ市民(白人)が言っていた。「ブッシュはおれたちから仕事を奪い、おれんちを借金だらけにし、アメリカを世界中の嫌われ者にした、SHIT!」。ウピー、北のアメリカ人、がんばってくれよ。オバマはリンカーンの生まれ変わりというのは、頭のいかれたぼくの霊視。ぼくはアメリカって国は大嫌いなんだ。第二次世界大戦が終わってから、丸い地球で富と金を欲しがって、悪いことばかりしてるじゃないか。世界は球形をしていて、どこにも片隅も中心もないのではないか? けれど、SHITと吐き棄てて、オバマを大統領に選ぶアメリカ人は好きだなぁ。