えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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長南パブリックという千葉のゴルフ場でゴルフをした。115のスコアです。チップインのを含めてパーが2つ取れたのがうれしかった。ゴルフは腕力じゃないんです。あくまでも下半身で打たなくてはいけない。上半身にちょっとでも変な力が入ってしまうと、ちゃんと、飛ばない、変な風に飛んでいく。まぐれで、かっ飛ぶことはあるけどね。
好きなプロ選手はTiger Woods選手と上田桃子選手。TigerはMicheal Jordan並みの深ぁいスターだし、すごく、かっこいい。深ぁいというのは、アメリカ合衆国の病気の部分をまた打ち破ったということ。オバマ大統領候補という人も、最近いるではないか。Tigerの泣き虫でなんともピュアなところも好きです。それと、上田桃子選手、彼女に九州女の気丈さと、やさしい情け深さを感じるのです。
自転車とゴルフって同じようなところの筋肉をもっとも使うらしい。腰のあたりね。それって、歌を歌うときとかなり通じる。上半身で力んじゃいけないとかも同じ。歌のレッスンで下半身でささえようと言われるアレです。

ゴルフは自然破壊の要因の一つと言われるが、そうとも言える。自分でははっきりとした結論はまだ出していません。うたは自然破壊ではなく、自然そのものって気もする。
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男ピアニストがバド・パウエルみたく、うんうんうなりながら、曲にのめりこんで、すごくかっこいいピアノを弾いたあと、女シンガーが一言・・・

「よっ、へんたいピアニスト」
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なんか、まじめなことばかり書くのもなんだかなぁと思い、人生の途上、なにげない日常で聞いた、おもろい会話を載せます。笑ってくれなくてもいいっす。

男:「この曲、"Blame It On Youth"って訳すと「わかげのいたり」っていう意味なんだよな」
女:「あたしも何度もいたった」
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高山文彦という人の著した「エレクトラ 中上健次の生涯」という本を読んで、憂鬱な気分になった。というのも、ぼくが中上健次の小説を熱中して読んでいた中学生の高学年から高校生までの思春期の鬱屈したやり場の無い反抗期の気分をまざまざと思い出したから。なんとも鬱陶しく気分が重くなりながら、読み進まずにはいられなかった。
ぼくにとっては、中上健次とDOORSは鬼門だ。いつでも気分は重く沈み、けれど引き込まれずにはいられない。そういうえば、思春期と言われるそのころ、勉強というのが嫌になった。というのも、中学のある時期、激しい腹痛に襲われ、医者に行くと、これは神経性胃炎だと言われ、無理して嫌いな勉強をしすぎだと自分で思い込み、ぱったりと勉強というのをやめた。それまでの蓄積で、そこそこ進学高に進めたが、成績は下がり続け、高校を卒業するころはクラス内でほぼビリだった。そのころ、表立って不良になるわけでなく、音楽を聴いて、たまにバンドで演奏して、本ばかり読んでいた。聴く音楽はSex Pistols、Clash、Suisie And Banshees、Buzzcocksなどのパンクロック、Bob Marley、Burning Spear、Aswadなどのレゲエ、Charlie MingusやJohn Coltran、Albert Ayler、Bilie Holidayのジャズ、古いロック、Roling StonesやThem、Janis Joplin、Jimi Hendrix、Mothers Of Invation、そして、DOORSは一日に一回は聞いた。。Rolling Stonesからたどっていった、古いブルーズやリズム・アンド・ブルーズ、Muddy WatersやRobert Johnson、Solomon Burk。そんなのを爆音で響かせて、親にうるさいろと叱られつつ、難しい本ばかり読んでいた。新潮文庫で出ていたドストエフスキーや三島由紀夫、川端康成、深沢七郎などはほぼ全冊読んでしまっていた。そして、中上健次らを読みまくっていた。なんて嫌なませたガキだったんだろうか。
「エレクトラ 中上健次の生涯」を読んで、暴力と性と地と血にまみれた中上健次の小説に、なぜ、あんなに惹きつけられたんどろうと思い、それが、その血なまぐさいなにかに隠された、限りないやさしさ、愛だったのかと気づいた。こんなに泣き虫で純情な人間であったことに、あらためて驚いた。また、彼が被差別部落出身であるのは今は周知のことだけど、彼の人生の立ち会った事件(兄の自殺は彼の小説の中に何度も取り上げられている)を知ると、あの誰にも描けないようなどろどろした愛憎の小説すら、その人生の上澄みのようにも思えた。
中上健次の小説だが、やはりとても難解だ。「紀州:木の国・根の国物語」あたりのエッセイから読み始めるのが良いのではなかろうか。
こんな、小説家、二度と出てこない。
この本には出てこないが、上機嫌に酔っ払って、中上健次がよく言っていた言葉。

「おれはここにいない。そして、路地はいたるところにある」

そして、死の二年前に中上健次の主催する熊野大学での「真の人間主義」と題された言葉。

「世界は危機に遭遇している。私たちの総てが破滅に向かっている。地球が壊滅しかかっている。この危機や破滅や壊滅の中に私たち、人間、共に生きてきた愛する動物、植物、この風、この空、土、水、光が永久に閉ざされ続けるのか。何かが大きく間違っていたのだ。近代と共に蔓延した科学盲信、貨幣盲信、いや近代そのものの盲信がこの大きな錯誤を導いたのだ。
私たちはここに霊地熊野から真の人間主義を提唱する。人間は裸で母の体内から生れた。純正の空気と水と、母の乳で育てられた。今一度戻ろう、母の元へ。生れたままの無垢な姿で。人間は自由であり、平等であり、愛の器である。 霊地熊野は真の人間を生み、育て、慈しみを与えてくれる所である。熊野の光。熊野の水。熊野の風。岩に耳よせ声を聞こう。たぶの木のそよぎの語る往古の物語を聞こう。
そこに熊野大学が誕生する」

昔、NHKの教育テレビで、いろんな著名人が生涯出会った本の中でもっとも好きな書物を紹介する番組があり、中上健次が番組の司会者役だったのだけど、そのテレビの最終回で中上自身が選んだ本は、サン・デグ・ジュペリの「星の王子さま」だった。テレビのスクリーンの枠の中で、はみかんだような笑みで、こういうのがやっぱ基本だと思う、と言っていたことを思い出す。
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会社帰りにルーズボックスに寄ってしまった。会社が横浜の黄金町なので、聖蹟桜ヶ丘はとっても遠い。このまえのライブで歌った時の詞とか書いたノートの忘れものをしたので、取りに来たということもあるのだ。ちゃんと受け取ったよん。あんがとちゃん、マスター。
ドゥービー・ブラザーズとかドナルド・フェイゲンとか、かかっている。懐かしのロック・バーの雰囲気の火曜日のルーズボックス。曜日によってバーテンダが替わり、かかる音楽も変わりまする。
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最近、遠藤周作の小説をよく読む。「イエスの生涯」を読み終えた。この小説で描かれる世界が昨今のチベットをめぐる状況とだぶるように感じ、決して古びないテーマなんだと思った。非暴力を貫くインド解放運動のガンジーやアメリカ公民権運動のマーチン・ルサー・キング牧師の考え方はイエスはいなければ、出てこなかった考え方なのかもしれない。そのイエスとは旧約聖書のイザヤ書にあるようなこんな人である。

「その人には見るべき姿も、威厳も、慕うべき美しさもなかった。
侮られ、棄てられた。
その人は哀しみの人だった。病を知っていた。
忌み嫌われるもののように蔑まれた。
誰も彼を尊ばなかった
まことにその人は我々の病を負い
我々の哀しみを担った・・・・・・」

ダライラマ14世は自分が最後のダライラマかもしれないと言い、けれど、非暴力を訴える。どういうことだ。それが世界に通じない。2000年前にイエスは愛とはこういうことだよと教えてくれたのかもしれないのに。
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朝、起きたらいい天気。自転車で散歩することを思い立つ。そうだ厚木の西のはし、飯山まで行ってみよう。自転車を走らせた。いたるところ、桜が満開。毎年、この季節、この時期、繰り返しということを思う。昔、曲を作って、詞を書いた。題して"Bad Boy"。

「この暗い暗い夜を昼間に
胸につもった 悲しい気分を
ぶっとばすには どうしたらいい
着飾って 街をあるいたもんだぜ
毎晩 パーティーをひらいたもんだぜ
Oh Baby君はしってるかい

胸につもったBad Bad Blues
ぶっとばせると 思ってたさ
いつでも どこでも 何度もMakin' Trouble
頭のいかれた不良なだっただけさ
I'm a crazy lazy bad boy
Oh Baby僕は知りたいのさ

人生は風に負けないPine Trees
一杯花咲くCherry Trees」

次のCHAIRSの4月29日(祝)の高円寺ROOTSでのGIGには歌いたいと思いますと、ちゃっかり宣伝。けれどあのBad Boyはもういない。花を咲かせて去っていったのか?
飯山に話をもどそう。温泉、長谷寺(チョウコクジと読む)、龍の伝説、桜などで有名ですな、けれど、色気より食い気。もう一つ、ビールってのを、付け加えたい。というのも、飯山の当地の地ビール「丹沢のしずく」がとてもおいしかったのです。このビール、ベルギーの修道院ビールに負けないぐらいの上品な喉越し、香り、余韻を残す。お奨めです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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