えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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登戸駅近くのNAMNAM Spaceというところで開催されている『パレスチナ あたたかい家』と題された展覧会に行ってみました。一部屋のスペースに新進の作家のパレスチナ支援のためのいろんな絵や作品が並んでいます。このような展覧会を見に来るのは、ぼくのような、かわりもの、はぐれものの老人ばかりで、閑散としていると思いきや、それなりの人の入りで、ぼく以外は若い人ばかりであるのを、ぼくは希望と感じたのです。きっと、みんなの思いは一つ、虐殺がやむことを願うばかり。

この展覧会は、満州国という植民のイスラエルと同じような過ちを犯し、敗戦し、敗戦の前にはガザのようの爆撃にあい、二発の原爆を落とされ、平和を謳う憲法を持つにいたった、戦災の後も、何度も災害からの復興をした、そのようの日本人らしいインデペンデントな素晴らしい展覧会であるし、戦争に抗する多様な表現であると思うのです。一昨日は憲法記念日でありましたが、そう、平和を謳う憲法こそ今や深い部分で日本らしく、日本人の美しい心のようであります。この停戦を願う小さな展覧会は、灯された希望そのものだ思ったのです。

Palestine,Our Warm House
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夏井いつきさんの著した『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』を読みました。この本を読んで、俳句とは文学や文芸であると同時に、工芸であるように感じたのは、俳句が五七五の型や季語を有するからかもしれません。それはアメリカの黒人たちが育んだブルースが明瞭な型を持ちながら、とても自由であることに似ているような気もするのです。森羅万象のさまざまなこと、小さなことの美しい気付きをこのように表現できてしまう俳句は何て素晴らしいのでしょう。

夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業
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法事のために九州に向かった。神奈川県の新横浜から小倉まで新幹線で四時間半かかり、小倉でホテルにチェックインし、そこからまた日田彦山線で池尻に向かう。二両連結のローカル線は六角精児さんのNHK のテレビ番組「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」の趣で、コージー大内さんに「おんぼろトレイン」で歌われた。

田川市の法事の会場に着けば、親戚の人たちが、はるばるやって来たぼくを喜んでくれて、こそばゆい感じ。喪主はぼくのいとこでバツイチの独り者のはずだが、はてどうしたことか、女の人と二人で挨拶している。会場を出るとき、挨拶をする喪主に結婚をしたのかと尋ねれば、まだしておらず、これからして、籍を入れるという。なんだが、しんみりする会が喜ばしい会でもあり、喪主の天国に行く御母堂も喜んでおられれるような気がしながら、喪主とは別のいとこの車に乗せてもらい、小倉に戻ったのだった。

このようなことがあり、いささか、賞味期限切れ、使用期限切れのぼくだけれど、その方面でいとこのように頑張ってみようかとなんだか少しは思いもした。縁は異なもの味なもの。ならぬようにしかならぬのだけれども。詠んだ句、一句。

 出逢いあり春の田川の古鉄道

(写真は撮っておらず、帰りの新幹線に乗る前に小倉駅で撮りました。)
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新宿の末廣亭の令和六年四月下席昼の部に行きました。見た演目を書き出してみます。二つ目の春風亭㐂いちくんの「牛ほめ」、柳家花いち師匠の「結婚記念日」、ホンキートンクの漫才、古今亭駒子師匠の「阿武松緑之助」、春風亭三朝師匠の「たらちね」、林家ペーさんの漫談、古今亭菊之丞師匠の「町内の若い衆」、桂扇生師匠の「宗論」、柳家小菊師匠の粋曲、吉原朝馬師匠の「源平盛衰記」、柳家小里ん師匠の「へっつい幽霊」でお中入りとなりました。春風亭一花師匠「権助提灯」、笑組の漫才、春風亭正朝師匠の「蜘蛛駕籠」、金原亭馬の助師匠の「権兵衛狸」、鏡味仙志郎師匠と仙成師匠の曲芸、主任は春風亭一之輔師匠で「天狗裁き」。

印象に残った噺は古今亭菊之丞師匠の「町内の若い衆」や桂扇生師匠の「宗論」でした。「権兵衛狸」は金原亭馬の助師匠のためにあるような噺ですな。春風亭一之輔師匠で「天狗裁き」は大爆笑。満員御礼の末廣亭は、パラダイスのような寄席です。
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濱口竜介監督の『悪は存在しない』を見る。初めの方は少し眠たくなったけれど、ストーリーが展開し始めると、目がはなせなくなっていました。

今は亡き青山真治監督を映画をなんだか思い出してもいました。ストーリーは単純なんだけれども、モンタージュの手法を使ったシーンほ饒舌である気がした。これには濱口監督の尊敬する小津安二郎を思い出す。昔、鎌倉の大きな市民会館みたいのところで、小津安二郎の『東京物語』を見たことがあるのだけれど、映画の後、濱口竜介監督が登壇し、いろいろなシーンの紐解き、謎解きのような解説をしていて、映画を作る側では、このような見方をするのかと、感心したことがあったのです。

この『悪は存在しない』は、ラストのシークエンスに、どう受けとめていいのか、ぼくは当惑してしまう。映画の背景となる寒村は、ぼくが近頃、渓流釣りをしに行くところのようだ。その光の美しさ。ともあれ、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)受賞、おめでとうございます。

映画『悪は存在しない』公式サイト - EVIL DOES NOT EXIST

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お墓参りをし、その帰路でいつものように亀ヶ池八幡宮でもお参りをし、御神籤をひくと大吉でございました。

「第三十四番 御神籤

 かき曇る空さえ晴れて
 さしのぼる日かげ
 のどけき我こころかな

 こころをすなおにし
 身もちを正しくすれば
 ますます運よろしく
 何事もおもうままになるでしょう
 欲を離れて人のためにつくしなさい
 大吉

 運勢 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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とあるライブバーにて…

アメリカ人A:エイゴしゃべれますか?
日本人B:I can't speak English.
日本人C:何だ、英語しゃべれるんじゃねーか。

(すべて、実話です)
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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