えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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この前、会社の研修ということで講演会を聴きに行った田坂広志さんの「仕事の思想」を読了した。その講演会で田坂さんが語り、ぼくが最も興味を引かれた提出しなかった宿題が追ってくるという話は、この本には書かれていなかった。それと、人との出会いの不思議な一致、多分、シンクロナイズみたいなことだと思うのだが、そのような話も書かれていない。この本が書かれたのは1999年で、それから10年以上も経ているからこその話だったのかな、と思った。

ぼくは、田坂氏が東京電力社員からキャリアを出発し、内閣官房参与として、幻となった「『脱原発依存』に向けた12の政策パッケージの宣言」を書いた人であることは、講演会の聴取後に知ったのだけど、一貫してモラリストとしての発言を日本社会に向けてし続けてきた田坂氏の震災後の今の考えも知りたいと思った。ネットを検索したらありました。

田坂氏が起案した「幻の原発ゼロ案」
1.「原発ゼロ社会」を目指す
2.「40年」で必ず廃炉にする
3. 原発の「新増設」は認めない
4. 核燃料サイクルを廃止する
5.「もんじゅ」を廃炉にする
6. 各電力会社の原発を「脱原発公社」の下で一元管理する
7. 青森、福島両県に「脱原発技術開発センター」(仮称)を設置する
8. 原子力環境安全産業と環境エネルギー産業を創出する
9. 電源三法交付金に代えて「脱原発交付金」を交付する
10. 省エネと自然エネルギーを推進する国民運動を始める
11.「脱原発基本法」を成立させる
12. 近い将来「脱原発国民投票」を実施する

さらに興味のある方は以下のページをご覧ください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120203/226826/
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ニール・ブロムカンプ監督の「エリジウム」を見た。監督は南アフリカ出身のニール・ブロムカンプであの大ヒットした「第9地区」の監督でもあって、近未来の逆ユートピアの描き方にリアルな迫力があるのは、実際のヨハネスブルクの黒人ゲットーを知っているからだろう。

ここで描かれた逆ユートピアは映画の創成期の怪作にして名作のフリッツ・ラング監督の「メトロポリス」を用意に思い出させるけれど、やはり、もたざるものともつものの熾烈なドラマが繰り広げられる。それは、SF的未来というよりは、今を照射し、描いてもいるようなのだ。

細かいストーリーを述べるのはよすが、ラストの大演団は苦さを感じつつ、快い。

http://www.elysium-movie.jp/
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歴史探偵を自称する半藤一利さんの著した「あの戦争と日本人」を読了した。この本はインタビューによる書きおろし、別のもうすこし堅い言葉で言うと口述筆記らしいのだが、半藤さん日本の近代史に対するめくるめく博学と知見にぼくは驚きを隠せない。半藤さんの本を読むのはこれが三冊目で一冊目が「幕末史」、二冊目が「ノモンハンの夏」、そして今回の「あの戦争と日本人」なのだが、どれも面白かったし、やはり温故知新というのは大切だ、と思う。

安藤さんが感服した二人の日本人の小説家、夏目漱石と坂口安吾のことを思い出し、その透徹した目について考えもする。いつのまにやら、戦後から戦前になってしまったように感じる日本なのだが、今だからこそ、たくさんの日本人に読んで欲しい本です。






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相模原市立博物館に「舘野鴻(たての ひろし)絵本原画展「ぎふちょう」」を見に行く。

舘野さんに初めて会ったのは、秦野のヨガの先生、きららさんの家の桜畑のお花見会でアルバート・アイラーを日本の土着の地に根付かせたようなフリーなテナー・サックスを吹いていた。

その後、何回か、お会いする機会に恵まれて、そのきららさん主催のパーティーで小さな虫や森の植物を精緻に描いた絵を見せていただき、驚いた。この博物館での展覧会でも、やはり感じたのだけど、小さい生きものたちへの愛のこもった畏怖のようなものすら感じてしまう。今日も舘野さんはどこかの森や山の中を歩きまわっていて、小さな生きものたちの大きな命に目を輝かせて驚いているのだろう。

最新刊の二作目の絵本「ぎふちょう」は一作目の傑作「しでむし」を更にしのぐほどの大傑作だとも思った。

さて、またどこかでお会いするのが楽しみです。








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世田谷美術館の「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーズの世界」展を見に行く。専門の美術教育を受けないまま、ただ「描きたい」という強い衝動を持って描かれた市井の人たちの作品を素朴派とかアウトサイダー・アートと呼ばれるらしく、実は、世田谷美術館はその収集に努め、膨大なコレクションを持っており、今回の展覧会はその集大成のようなものらしい。絵画のブルーズ・マンのブルーズのようなものなのかな、と思い、見に行った。

意外に楽しい絵が多い。そうか、ブルーズも悲惨を歌って、最後は、どうにかなるよ、大丈夫、大丈夫、と歌って、楽しいものだ、というのを思い出した。けれど、あまりの悲惨さで救いのないような久本強の「シベリア・シリーズ」に圧倒されてしまう。グランマ・モーゼスやグランマ・フランの絵は楽しくて好きです。マックス・ラフラーの心優しきキリスト教の神様や聖人の絵に笑みをもらしてしまう。

いろんな人たちの絵が飾られ、絵が描いた人の普通であったり波瀾万丈であったりする生活や人生を語りかけてくれるようだ。

ぼくの歌は素朴派です。

世田谷美術館
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鈴木啓志さんの著した「ゴースト・ミュージシャン ソウルの黄金時代、アメリカ南部の真実」を読む。

アラバマ州マスル・ショールズというとある田舎町にあるレコーディング・スタジオ「フェーム」を舞台にした、さまざまなミュージシャンが出入りする本当にあった物語。主人公はそのフェーム・レコーデイング・スタジオのオーナーであるリック・ホール。そこに、世紀の天才ドラマー、フリーマン・ブラウンがヒーローよろしく登場し、そして、ニューヨークの名門レーベル「アトランティック」のオーナー、ジェリー・ウェクスラーが思惑ありげに絡んでくる。ぞくぞくときらめくようなシンガーたちが、この片田舎のスタジオに訪れ、セッションをし、名録音を残していく。さまざまな人間ドラマと変遷を経て、アメリカ南部と北部、黒人と白人に横たわるなんともセンシティブな問題も語られ、キング牧師の暗殺された1968年にフリーマン・ブラウンらを中心にしたアメリカ音楽史上、最強で最高なリズム・アンド・ブルース・バンド"Fame Gang"に結実する。

さて「ゴースト・ミュージシャン」とは誰か? ジェリー・ウェクスラーによって、クレジットから消され、いなかったことになってしまったさまざまなミュージシャンがいたということ。音をたどって明かされる真実は、リック・ホールという、プロデューサーと呼ばれる楽器を持たないミュージシャンにスポットを当て、この南部白人の、音楽家としての、人間としての偉大さを浮き彫りにする。

あぁ、"Fame Gang"の強靭なグルーヴはキャンディ・ステイトンやローラ・リーの1960年代のアルバムで聴くことができます。






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有馬頼義の著した「遺書配達人」を読了した。有馬頼義は「兵隊やくざ」を書いた戦記小説の大家で、この「遺書配達人」のストーリーは、戦時に負傷を負い、戦列から離れ内地に帰国する主人公・西山民治が属する小隊の兵士から手紙を託され、戦後、宛名の人たちを探し何年もかけて配達するというもの。兵士たちは死を覚悟して手紙を書いた。畢竟、それは遺書となり、この本の題へと由来する。戦争の影を負った戦後の日本の風景と人たちが生々しく目の前に広がるかのような名作だった。







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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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