えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

先日、町田のVOXのセッションで"Love In Vain"を歌ってしまった。いわずもがな、最も偉大で素敵なブルーズマン、Robert Johnsonの名曲です。
Robert Johnson生誕100周年だそうだ。まずは、Bob、100歳のお誕日、おめでとう。
20世紀に音として残っている最高の芸術がRobert Johnsonの弾き語りブルーズだと信じるぼくは、再び、毎晩の夜のしじまにBobの100周年のCD、"Robert Johnson The Cential Collection"をターンテーブルにのせるのです。ところで、ブルース&レコード誌の100号記念はRobert Johnson特集号には発見された3枚目のBobの写真が掲載されています。驚きです。Bobの細くて長い指はブルーズを弾くためにあるかのよう。そして、毎晩、Bobの歌を聴いて感じたことは、最高の歌手だということ。しかも、ブルースというジャンルなんて越えてしまっていて、最高のギター弾きで、詩人(そうだ、歌詞カードを読みながらBobの歌を初めて聞いた高校生の時の衝撃を思い出しすもする)でもあって、メロディーメイカー、ブギマン、ストンパーであり、ロックンローラー。そして、やっぱブルーズマン。
Bobは、ぼくにとって、アルファでありオメガでもあるのです。


茂木健一郎さん編集の「わたしの3・11 あの日から始まる日」という本を読み終わった。各界の有名人が書き下ろした震災の起こった3月11日についての文章が集められた本。雨宮処凛さんの文章にはぼくとつながる感じ方みたいなのがあって共感を覚えたもした。今でも「3・11」と言われ始めた2011年3月11日の震災は続いているような気がするし、実際そうなんだとぼくは言いたい。ふと、ぼくの死んだ後に生まれたり生きて行ったりする人たち、子供たちのことを思って、今を生きていかなきゃいけないような気がしてきました。そんな意味があるのかも知れず、この本に納められた高橋源一郎さんの「レッツゴー、いいことあるさ」は小さな傑作かもしれません。おやずみZZZzzz.....


近代とか現代とかいうことによっていろんなものを無くしたものだと思う。今日、脱原発デモに参加してみた。参加した五割近くか、五割を超える人たちが女性たちであった。子どもたちの命が放射能の危険にさらされてることを肌身で感じているということだろうか? 長い、長い、長いデモの行列が新宿の街につづく。誰かが言い始め、何度でもぼくもいった言葉、福島をかえせ。胸に刺さった。ぼくの生まれたところは九州なのだけど、故郷ということを思い浮かべる。福島をかえせ。


今度の日曜の夜、小田急相模原のバー、スクール・オブ・ロックのイベント「おださがサマーミュージックフェスティバル2011」で弾き語っています。
6月11日土曜日12日日曜日
17時オープン、18時スタート
入場料1000円(ワンドリンク付き)、2杯目からワンドリンク500円
場所 バースクールオブロック
出演順
6月11日土曜日
18:00 mahaera
18:30 the peers
19:00 志甫一成
19:30 生活便利Goods
20:00 オグリ昌也
20:30 熱きリョウ
21:00 Cocoon
21:30 ツカモト美保
22:00 TUYU
22:30 THE NAOKI
6月12日日曜日
18:00 ザ♂ゴージャシックス
18:30 はたやともしげ
19:00 高雄文
19:30 七條春道
20:00 山本慎太郎
20:30 えいちゃん
21:00 B.D.Badge
21:30 ZUITEN
22:00 トンネルぬけたいとぉ
スクール・オブ・ロック
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
そして、7月23日(土)では数年ぶりのCHAIRSのライブで歌います。場所は高円寺の次郎吉で「宮マス祭2011」というイベントに出ます。高円寺のロック居酒屋「宮川」のイベントなのです。バンドで歌うのは数年ぶりです。この夜はディープになりそうだ。
出演
ザ★ダンス天国
大矢郁史
葉落土
チェアーズ
楽らんだ
& more
次郎吉
http://www.jirokichi.net/
(次郎吉のホームページのスケジュールではレンタル・ホールとなっていますが、誰でもは入れますよ)
あそぼー


東京国立近代美術館に「パウル・クレー展」を見に行きました。パウル・クレーの絵を見ながら、あの人の物語の挿絵にぴったりだなどと思ってしまう。あの人とは東北の岩手県花巻の詩人にして童話作家の宮沢賢治なのです。
クレーの絵には特に具象から抽象に行くはざかい期のような作品に惹かれます。クレーの絵を見ながら、自分でも絵を描いてみたい、自分でも絵を描けるのではないかかしらと思ってしまった。けれども、クレーの描く形や色の微妙な均衡は真似できないのかもしれない。その形と色はぼくの中の眠ってしまったような子どもを刺激するようなのです。
ショップで売っていた絵葉書から気に入ったものを買って帰りました。左から「山のカーニバル(1924年)」、「円の中の魚たち(1926年)」、「ぼろきれお化け(1933年)」です。「ぼろきれお化け」、友だちになれそう。おやすみZZZzzz.....


音楽について書いた本を読むのが好きである。雑誌とかも好きなのだが、このところ読み応えのある雑誌がなくなってしまった。
昔、ティーン・エイジャーのころミュージック・マガジンの前身であるニュー・ミュージック・マガジンのフィル・オクスに関する記事など、貪るように読んで刺激を受けた。フィル・オクスとは、アメリカに希望があるとするならば、エルヴィスがチェ・ゲバラになれるかどうかにかかっているんだ、というような歌を歌っていて、エルヴィスが死んだ、その年に自殺したフォーク・シンガーで、もう一人の日のあたらないボブ・ディランをも呼ばれた人であった。
ロックについて書かれたグリル・マーカスの名著「ミステリー・トレイン―ロック音楽にみるアメリカ像」は反逆や放浪こそがアメリカ的であるとしてスライ・アンド・ファミリーストーンやザ・バンド、ロバート・ジョンソンを取り上げ、ロック・ミュージックにこそそれが表れていると刺激的に書かれていたのだけど、その本はわがバンド、チェーズの最も初期のギタリスト、イノウエくんの病気見舞いに、昔、あげてしまった。もう一回読んでみたいなぁ。
雑誌に関して言えば、今はもう何もおもしろいものは無いと思っていたのだけど、近所の中古CD・レーコド屋さん、ディスク・ユニオンでおもしろそうな雑誌があって、買ってしまって、読んでみて、とてもおもしろかったのが、「音盤時代」という雑誌の創刊準備号。音楽好きの喜びは音楽を自由に語ることにもあるというような内容を追求した雑誌であった。ぼくがファンである物書き、湯浅学さんの「抵抗の音楽史~レコード倫理とな何か」に登場するミュージシャンはボブ・ディラン、ザ・バンド、フランク・ザッパ、じゃがたの江戸アケミ。妹沢奈美さんの「ロックとワーキングクラスとの蜜月の、断絶と復縁」では労働者階級に再び戻りつつある反抗のロックン・ロールが語られて興味深い。ローリング・ストーンズやクラッシュのジョー・ストラマーは違うのだけど、ビートルズもセックス・ピストルズもポール・ウェラーもポーグスも大英帝国の階級社会の中でワーキング・クラスなのであるのだよ。
久々におもしろい雑誌だったのでこんな文章を書いてしまったのです。


今日(2011年5月28日(土))の夜、小田急相模原のスクール・オブ・ロックで弾き語りをしています。タイバンはB.D.Badgeさん、オグリ昌也くんです。お酒飲んで、踊りましょう。
スクール・オブ・ロックのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
B.D.Badgeさんのページ
http://members.jcom.home.ne.jp/eiko-go/
オグリ昌也くんのマイ・スペース
http://www.myspace.com/oggy6954
スクール・オブ・ロックのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
B.D.Badgeさんのページ
http://members.jcom.home.ne.jp/eiko-go/
オグリ昌也くんのマイ・スペース
http://www.myspace.com/oggy6954


カテゴリー


最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]


最新記事
(06/26)
(06/25)
(06/20)
(06/20)
(06/20)
(06/19)
(06/17)


プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


ブログ内検索


最新トラックバック
