えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
こんな夢を見た。ぼくは高校の卒業式の日に午後、学校へ行く。もう卒業式は終わっていて、友だちが一人、教室に残っている。その友だちに目くばせし、卒業式に出られなかったぼくは、せめても、高校卒業時の通信簿を手にしたい、と思い、自分の机の引き出しの中を探してみる。何枚か、採点された答案用紙が出てくるだけで、通信簿はそこにはない。あぁ、そう言えば、明日も予備の卒業式があるらしいことをぼくは思い出す。明日も学校に来なくっちゃ、と思い、そこで目がさめた。

何か、意味ありそうで、なさそうで、ありそうな夢でした。もしもよければ、あなたの夢解釈を教えてください。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


忌野清志郎の著しわした「ネズミに捧ぐ詩」を読んでいる。清志郎の生々しいぶるぶる震える魂に触れたような本だ。これは26年前に書かれた発表するあてもなく作詞の創作ノートをそのまま本にした本で、その26年前とは、RCサクセションが「カバーズ」を発表しタイマーズへと突っ走るころに書かれたもの。

この前、NHKで清志郎についてのドキュメンタリーを放映していて、ぼくも見たのだけれど、泉谷しげるは、このころの清志郎を文化人みたくなってしまって、批判的に思っていたと語っていた。この発言には、泉谷さん、おまえこそ、いまだに、文化人で芸能人だろうが、とむかっときました。ぼくは、この時こそが、清志郎が、文化人や芸能人でなしに、本当にバンド・マン、ブルース・マンになった時だと思うのだけどね。

そもそも、歌なんてのは、たいしたものだけど、たいしたものでもなくて、その時その時、歌いたいときに歌いたいように歌う小唄でいいのよ。なんでも歌っていいのよ。不器用にでもいいさ。それがブルーズってもんじゃないかね。で、そんな小唄の心のつまったこの「ネズミに捧げる詩」って本、最高です。






entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


木果歩さんの著した「海うそ」を読了した。廃仏毀釈の記憶を持つ九州のとある小さな島の景色と人の心とすぎゆく時のお話。

こんな小説を読むと、故中上健次のまいた種が芽吹き、思いがけなく育ったようにも感じてしまう。ぼくもいつかは小説が書きたいな。中上健次の(精神の)非嫡出子としての物書きとしてのそれである、なんていうと、かっこよすぎてしまうね。

ぼくたちの時代とは、何か、とても大事なことを次々と忘れつつ、続いている、そんな時代なのかもしれない、とこの本を読んで思いました。







entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


大きなつくりばなしじゃなしに、小さなほんとうののものがたりをこの旅で少しだけ感じたようにも思います。そして、もちろん、乗り鉄の入っているぼくには、この小さな旅がいい鉄分補給となりました。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


仙台まで向かう駅舎で地元紙の河北新報を買って読む。最近は中央紙はへたれで読む気もしないけれど、東京新聞とか琉球新報とか、この河北新報など、地方紙は気を吐いているようなのです。一面が「変貌30年 六ヶ所村のいま」と題されたルポルタージュ。「宮城県、福島県内の主な放射線量」という欄がありそれを見て、へこむ。けれど、現実を冷静に見て、この数字はこの地域に押し付けるのではなく、どういう解決方法であるにしろ、日本人すべてが負担すべきことではないかしら、と思う。ちなみにぼくの住む相模原の放射量は原発事故以前は0.03から0.04で、今は0.07ぐらいです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


気仙沼漁港の町をふらふら歩いていると、どこからか、音楽が聞こえてくる。その音楽の方に向かって歩いていくと、復興商店街でお祭りみたいなことをしていました。ぼくに聞こえてきた音楽とは、昔のジャズで、軽く明るい「サテン・ドール」は花曇りの漁師の港町に甘くとけていきました。地元のテントのお店で買った生ビールを飲んで聴いていると、なんとも甘酸っぱい気分にひたってしまった。みんな、たくましくて、ぼくのほうが力をもらったようなのです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

気仙沼漁港を歩いていて、やたらと、その場作りの駐車所ばかりあって、そこが、すべて、津波に流された所だ、と気づきました。公民館のようなところに昔の街並みのジオラマが飾ってあって、そうか、すべて津波に飲み込まれたんだ、とため息をつきました。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[303]  [304]  [305]  [306]  [307]  [308]  [309]  [310]  [311]  [312]  [313
plugin_top_w.png
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
2 4 6
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ