えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
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つたやから借りていたレンタルDVDを見た。李相日監督の「フラガール」です。
ぼくも無知なもんで、福島県のいわき市にあるスパ・リゾート・ハワイアンがその昔、常磐ハワイアン・センターという名前であったことは知っていたのだけど、そこが、時代の波、変化によって閉山しようとする常磐炭鉱であった、炭鉱の会社が働く人たちの働く場をなくしてはいけないと起死回生に起業したところであったことまでは、知らなかった。
時代の波に立ち向かうというと硬い表現で、この映画にはそぐわなくて、あくまでも少しだけ宙に浮いて軽やかにダンスしているかのよう。感動しました。
そう、蒼井優らの演じるフラガールズたちの笑顔がまぶしかったです。
しかし、もっと昔に見た映画「スウィングガールズ」とつづき、東北の女の子たちの中にあるらしいピュアな何か、それは素敵な映画になるなぁ。
スパ・リゾート・ハワイアンに行きたくなりました。誰か行こ。
http://www.hawaiians.co.jp/guide/hulagirl/
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この前、見た映画「バンクーバーの朝日」の原作本でもあるらしいテッド・Y・フルモトさんの著した「バンクーバー朝日」を読了した。
映画の方はなんとも抑制の効いた描かれ方がされてあったのだけど、この原作本の方が、ドラマチックな物語の展開がされていた。何せ、冒頭のシーンがカナダの各地で吹き荒れたカナダ白人による排日暴動、異国人排除のシーンに始まり、我らがバンクーバー朝日のエースの一人となるミッキー北山は利き腕に生涯に負傷を負ってしまうのだ。
さて、事実の基づくフィクションと謳われた「バンクーバー朝日」によれば、この野球チームは何回もチャンピオン・シップに輝くカナダでも有数の強豪であったらしい。日系人ばかりを集めたチームにいつしか、白人たちも合流し、そのフェアープレイ精神こそ、武士道の精髄だとも敬意を払われていたたのだけど、太平洋戦争を挟んだ日米の開戦とともにチームは廃され、すべての日系人は強制収容所に送られてしまう。
二度とバンクーバー朝日は再結成されることはなかったのだけど、トム・バックル理事長の言った「我々には借りがある・・・・・・」という言葉とともに二十一世紀になりカナダの野球殿堂入りとなるのだった。
そして、改めて、戦争反対!
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アメリカの有名な脳神経外科の医師であるエベン・アレグザンダーさんの著した「プルーフ・オブ・ヘヴン」を読了した。
この本の副題を「脳神経外科医が見た死後の世界」と付けられ、こういう本を読むと、まだかの地では、ニュー・エイジというムーブメントが続いているかもしれないことに驚いてしまう。しかし、この本はそこから少しか、大きくか逸脱しつつ、徹頭徹尾科学者の視点で書かれてもいて、全米で200万部以上のベストセラーになっているのだけど、伝統的なクリスチャンや科学的思考一辺倒の唯物主義者には相当に反発されてもいるという。
さて、ぼくがこれを読んで、それが本当なのか、どうか、明確に決めつけられないのだけど、むしろ、科学の目ではなく、詩人の目で綴られたもう一つの外編の「プルーフ・オブ・ヘヴン」をエベン・アレグザンダーさんは書いてはくれまいか、などと思いました。
エベン・アレグザンダーさんのような人の話には静かに耳をかたむけますが、けれども、けれども、ぼくは、人もどんな生き物もいつかは死ぬと思って、自分にもたくさんのぼく以外の何ものに対しても、大切に生きたいとも思っているのです。
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はっぴいえんどの「風街ろまん」を聴いているのですが、去年のBSNHKで放映していた「名盤ドキュメント3 はっぴいえんど『風街ろまん』(1971)~“日本語ロックの金字塔”はどう生まれたのか?~」の中でメンバー、確か松本隆さんか細野晴臣さんによる裏話の、このアルバムはオリンピック以前の東京をイメージして作ったということを知って、ますます好きになってしまいました。
2020年に第二回の東京オリンピックが開催されるのですが、松本隆さんは、無難に、これでまた東京の風景はいろいろ変わると思うよ、というのとは対照的に、細野晴臣さんは、前回の反省もなく、こんなことしていいのかという気持ちがある、と懐疑の言葉を言っていたのが印象でもありました。細野さん曰く、東京オリンピック以前の東京は、たくさんの路面電車が走っている季節の移り変わりを本当に風に香りに感じるような街であったそうです。それでこのアルバムの名が「風街ろまん」と付けたそう。それが名曲「風をあつめて」の詞の中の「起きぬけの路面電車」もあって、ということなのだそう。そして、松本隆さんの六本木の生家は強制移転で追われたようなものだったそうです。今年で中野サンプラザもなくなるそうですよ。こういうのっていいことなのだろうか。
「風をあつめて」はソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」の中での挿入歌として使用され、この曲は海外でも有名なのだそう。ぼくは未見です。このアカデミー脚本賞の映画を見てみたい。
はっぴいえんどが活躍していた当時、日本語のロックは外国でも通用するのかという議論があって、はっぴいえんどの面々は、通用しないこともない、などと思っていたそう。今、このBSNHKの番組で細野さんは、日本語にこだわっていたからこそ、これだけのクオリティーのものができた、と述懐していました。
あっ、すみません、ぼくは神奈川住まいのよそ者なのに東京について言い過ぎたかもしれません。内ジャケットも素敵すぎる「風街ろまん」が傑作であるということでお許しを。
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つたやから借りてあったDVDで小林正樹監督の「がんばっぺ フラガール」を見る。2011年3月11日の東日本大震災以降のスパ・リゾート・ハワイアンのフラ・ダンサーを追ったドキュメンタリーです。すばらしい映画でした。感動しました。
震災後、新しくできたホテル棟を「モノリスタワー」というらしい。キューブリックの映画「2001年 宇宙の旅」に出てくるあのモノリスで、ビルの外観がモノリスなのです。そのセンスもいいと思う。
スパ・リゾート・ハワイアンに行ってみたくなりました。誰か行こ。都内から無料の長距離送迎バスが出ているらしいです。
http://ganbappe.j-cqn.co.jp
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初詣とは年が明けてから始めて神社や寺院に参拝する行事をいうらしいのですが、そうならば、今年の初詣は大山寺ということになりました。二番目の詣が阿夫利神社で、今日、三番目に家から一番近い神社に詣でたのでした。そこで、またもや、おめでたきことかな、神さまからのありがたきご託宣を承ったのです。良きことは人と分け合えなどと浮かび、みなさまに披露したく存じます。
「思ふ事
思うが
まゝに
なしとげて
思ふ事なき
家の内哉」
ゆめゆめうたがうことなかれ。
「思ふ事
思うが
まゝに
なしとげて
思ふ事なき
家の内哉」
ゆめゆめうたがうことなかれ。
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渋谷にある小さな小さな映画館アップリンクに1966年の沖縄久高島の生活と宗教儀式を記録したドキュメンタリー映画「イザイホウ」を見に行く。小さな劇場といえども、驚いたことに満席の盛況でした。
この映画に取り上げられている12年に一度開かれていたこの「イザイホウ」という祭り、神事は1978年を最後に後継者不足ということもあり、開かれなくなってしまっている。モノクロの画面から濃密で物質的ではない別の豊かさな時が流れ、あたりを漂っていたようなのだ。なんとあれ、昨年で3回連続のイザイホウの中止だったもよう。
1966年の久高島はなんとも貧しいのだけど、女たちに何ものか、神聖な何かが憑依しているかのようなその儀式にぼくは眩暈のようなものも感じ、その後のおおよそ半世紀で失われたものも小さくはないと、ぼくは深くため息をついてしまう。
http://www.kaiensha.jp
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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