えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

うらたんざわ渓流釣場に行って、毛鉤釣りをしました。今日は、日本古来の毛鉤釣りであるテンカラ釣りで、自然のままの流れの「ヤマメクラシックⅡ」というフライフィッシングとテンカラ釣りの専用のエリアに向かいます。ここに来ると、いきなり魚影が薄くなるのだけれど、テンカラ釣りは、竿に糸を付け、その先に毛鉤を結び、流すだけです。そして、釣れた魚は、みんな放してしまいます。
どうして、毛鉤釣りがぼくにとって楽しいのだろう? 数釣りも大物狙いもせず、楽しいのは、ただ、魚を探しつつ、山の渓谷の中の渓流にそって歩いて、釣り糸をたれて、時おり釣れてしまうのが、楽しいのです。四季折々、同じ川でも、行くたびに、魚も川の流れも、何か違います。ふと足下を見ると、野生動物の足跡があって、ぼくは見とれてしまいます。


洗車場で洗車をして、その帰りに亀ヶ池八幡宮でお詣りをしました。令和七年の初めての亀ヶ池八幡宮です。亀ヶ池八幡宮の大きな銀杏の木にぼくは吉祥を感じます。吉祥を感じるということは吉祥なのだと思います。御神籤をひくと「大吉」です。
「第二十番 御神籤
いそしみし
しるしは
みえて
ゆたかにも
黄金
なみよる
小山田の
さと
する事なすこと幸(さいわい)の種(たね)となって、
心配事(しんぱいごと)なく嬉(うれ)しい運ですから
わき目ふらず
一心に自分の仕事大事(しごとだいじ)とはげみなさい
少しでも我儘(わがまま)の気を起して色(いろ)や酒(さけ)に溺(おぼ)れるな
運勢 大吉」
ゆめゆめうたがふことなかれ


一月七日、浅草演芸ホール 寿で当ル令和七年初席三部を見ました。見た演目を書き出してみます。桂扇生師匠の「たけのこ」、ホームランたにしさんの漫談、林家まめ師匠の小咄、林家はな平師匠の漫談、林家二楽師匠の紙切り、林家しん平師匠の「狛犬の神様」と狛犬のかぶりものの芸、柳家小せん師匠の「黄金の大黒」、柳亭市馬師匠の「かつぎや」、青空一風・千風のお二人の漫才、柳家小里ん師匠の「長者番付」、林家三平師匠の漫談の後、仲入りです。おしどりのお二人の漫才、春風亭三朝師匠の「寄合酒」、柳家小満ん師匠の「馬のす」のホンキートンクのお二人の漫才、三遊亭わん丈師匠のお母さんのことの漫談、古今亭菊丸師匠の「子ほめ」、林家ペーさんの漫談、春風亭一之輔師匠の「手紙無筆」、林家つる子師匠の「片棒」、立花家橘之助・あまねのお二人の三味線弾きの、唄いの音曲、主任は林家正蔵師匠の「新聞記事」でした。
今日はお正月の顔見せ興行で演者が次々と交代していきます。もっともお正月らしいお目出度さで、林家しん平師匠の「狛犬の神様」と狛犬のかぶりものの芸がよかったです。
寄席の前に浅草寺にお参りし、叶屋で天ぷらとうどんを食べたりもしました。浅草寺で御神籤をひくと「吉」。
「浅草寺観音籤
第九十二 吉
自幼常為旅
逢春駿馬驕
前程宜進歩
得箭降青霄
幼ない頃からの旅立ちとは心の落ち着かない、苦労の多いことです。
春になれば馬も勇み走り回るように、ようやく運が向いてきましょう。
心のままにどこへ行っても、自分の思うままになるでしょう。
矢はまっすぐ進む時は、獲物がかかるものです。天より幸運があなたの方へやってくるでしょう。」
ゆめゆめうたがふことなかれ


一月四日、新宿末廣亭で令和七年寿正月初席第一部を見ました。見た演目を書き出してみます。前座の浪曲師の玉川き太くんの「鶴」、二つ目の春風亭昇市くんの「ん回し」、おせつときょうたのお二人の漫才、笑福亭和光師匠の「指南書」、D51のお二人のコント、柳亭芝楽師匠の「バスガール」、春風亭鯉枝師匠の漫談、ナオユキさんのスタンダップコメディー、滝川鯉昇師匠の「粗忽の釘」、三遊亭圓遊師匠の「のんちゃん」で仲入りとなりました。桂翔丸師匠の漫談、神田紅師匠の講談「母里太兵衛(黒田節の由来)」、林家今丸師匠の紙切り、春風亭昇乃進師匠の「取り調べ中」、三遊亭円馬師匠の「浮世床」、東京ボーイズのお二人のボーイズものともいわれる音曲漫才、柳家蝠丸師匠の「弥次郎」、笑福亭鶴光師匠の「松鶴物語」、ボンボンブラザースのお二人のジャグリング、主任は春風亭昇太師匠の「鷺とり」でした。
印象に残った演目です。D51のお二人のコントはいつもながらの大爆笑。ナオユキさんのスタンダップコメディーのダークなくすくす笑い。滝川鯉昇師匠の「粗忽の釘」や三遊亭圓遊師匠の「のんちゃん」の可笑しみ。笑福亭鶴光師匠は古典落語を一度、聞いてみたくなります。枕も面白い春風亭昇太師匠の「鷺とり」の奇想天外な大爆笑。寄席はパラダイスですな。




東京文化会館でジョージア国立バレーによるバレー『くるみ割り人形』を見ました。観客席には子どもがいっぱいいて、というのも、この公演はたくさんの子どもたちが抽選により、無料で招待されていたからです。楽しいクリスマスの前夜を舞台にした二幕ものでした。
ジョージア国立バレーのジョージアはロシアと国境を接する国で、『くるみ割り人形』の作曲はロシア人のチャイコフスキー。チャイコフスキー、偉大なり。ぼくにも耳なじみのメロディーもたくさん出てきます。ストーリーの中にくるみ割り人形の兵士たちとねずみの軍隊との戦争も描かれ、その戦争は子どもが投げた靴だかスリッパで終わるということもあるのです。子どものクララが、あんたたち何やってんんのよ、といったとか、いわなかったとか。今の時代になんと意味深なことでしょう。
バレー『くるみ割り人形』では、その後、傷ついたくるみ割り人形が変身し、王様となり、子どものクララは女王様となり、楽しいお菓子の国に旅をするのだけれど、今、ヨーロッパや中東で暗い雲がおおい、子どもたちが殺されていくことに、涙せざるえないぼくたちもいて、実際の戦争が一刻も早く終わることを祈るばかりなのです。ぼくは感動し、カーテンコールに何度も何度も、拍手をしていました。そして、繰り返すも、世界よ、平和なれ。


国立能楽堂で能楽を鑑賞しました。見た狂言は「川上」で、能は「正尊 起請文 翔入」。
「川上」は狂言にしては珍しく滑稽話でなはく、夫婦の愛とそれにまつわる悲劇的な成り行きを描いたもので、真の幸福とは何かを問う名作でございます。シテの夫が人間国宝であらせられる野村万作さんで、アドの妻が万作さんの息子の野村萬斎さん。圧巻の狂言でございました。演者が舞台から引くと、後ろの方から、何やら、女の人のひそひそ声が聞こえます。すごいねぇ、野村万作は人間国宝だよ、ずっと見てきているけれど、九十を越えた今が一番いいよ、八十代はまだひよっこだよ、などと囁いておられます。芸の道は限りなしです。みんな、どうか長生きしてくださいませ。
能の「正尊」で初めて能面をかぶらない能を見ました。剣の舞いがダイナミックで素晴らしい。シテの土佐坊正尊の起請文の日本の神々を称える起請文も素晴らしく、それに応える子方の静御前の真っすぐな哀切さが心に残ります。武蔵坊弁慶の悪いもの退治の二幕ものに心がすーっとしました。


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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