えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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横浜美術館で『いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年』という展覧会を見ました。戦後の1945年から今までの日本と韓国のそれぞれの現代美術とその関係を見つめ、何かを新たに発見しよう、という展覧会です。

高校生のころ、韓国の伝統楽器のグループ、サムルノリのコンサートを見て、抵抗の詩人、金芝河の詩に触れて以来、ぼくにとって韓国の芸術や文学はとても気になる存在でもあるのです。

今回の『いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年』はとても充実した内容でとても面白く、日本にとっての敗戦、韓国・朝鮮にとっての解放直後の何やら重くもある在日の人たちの絵から始まり、隣り合った武蔵美術大学と朝鮮大学校の学生たちの分断に抗した交流などの明るさに至るそれに、大きな持続する交流の物語を感じたのであります。坂本龍一のもっとも尊敬する芸術家である李禹煥(リ・ウファン)のピンク色を塗りたくった大きな絵画の鮮烈さ。日本と韓国で同時開催された展覧会での若き村上隆の時代と世界を深く引っ掻くかのような作品などに驚く。

民族のとは何か、祖国とは何か、それを越えていくものとは何か、越えられないものがあるとすれば、それは何か、どうしてなのか。ぼくはそれぞれの民族がそれぞれの民族を愛することを肯いつつも、世界市民と世界でだれもが同胞であることを、心貧しくも信じたいのです。

『いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年』の充実した内容に、すべてを丹念に見きれず、買い求めた図録を家でゆっくり見るのも楽しみであります。会場には若い女子の姿も多い。今という時代も感じた展覧会でもあります。
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イタリア出身の研究者で、国連人権理事会に任命されたフランチェスカ・アルバネーゼさんの著した『ガザへの集団犯罪 私たちはいかにジェノサイドに加担しているか』を読む。この本によって、イスラエルによるパレスチナ人への残虐な殺戮はアメリカ合衆国を中心としたさまざまな国家、国際社会、企業によるイスラエルの無法の容認と支援があることが、明らかにされております。ふと、自分の手にも、殺された子どもの血がべったりとついているようで、最悪の気分にもなりますが、声を発しつづけなくてなるまい、と自分に言い聞かせる。

心貧しくも、ぼくは、パレスチナとガザについては、インターネットのさまざまなところに何度も意見を書いてきました。そして、今、アメリカ合衆国に入国の際は、ネット上に公開してきた文章の提出が求められるという。ぼくなどは、さしづめ名誉の入国拒否だろうか? 自由の国だったアメリカ合衆国は堕ちた。もともとは黒人を殺しても何の咎めもない南部をかかえたアパルトヘイトの国であった。イスラエルの今は、パレスチナ人を殺しても何の咎めもないアパルトヘイトの恐ろしい国である。イスラエル産のレモンの入った缶チューハイを飲むと、血の味がしないか? イスラエルはジェノサイドをやめろ。世界はジェノサイドをするイスラエルへの加担をやめろ。

【2月発売】ガザへの集団犯罪――私たちはいかにジェノサイドに加担しているか | 地平社
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国立能楽堂で能楽鑑賞です。狂言は大蔵流の「泣尼(なきあま)」、能は観世流「松浦佐用姫 (まつらさよひめ)」でした。

狂言「泣尼」は法事で説法を頼まれたなりたての僧侶がお布施の半額の約束で泣くことのうまい年寄りの尼を雇ったが、その尼は法事の時に、うつらうつらと眠ってしまう、という滑稽話でございました。

能の「松浦佐用姫」は、博多の松浦という湊町で、旅の僧が漁師の娘と出会い、その娘に袈裟を授ける。漁師の娘は実は松浦佐用姫で、僧が契を結んだ遣唐使の大伴狭手彦が唐へ旅立つ時に狂乱に陥り、自死をしていたことが明かさる、という話。長らく途絶えていた能を観世流が近年、復元させたものだそうです。世阿弥の夢幻能。感動しました。世阿弥は天才です。

近ごろの昭和の敗戦前の軍国主義に回帰をさせようとする政治の動きに嫌悪感はつのるばかりですが、こういう能を見ると日本人に生まれて本当によかったと思います。

ところで、戦争をして成り上がるヒーローとか興味を持てなくて、大河ドラマを見なくなりました。いつか、世阿弥を主人公にした大河ドラマを見たく存じます。NHKさま、お願いいたします。
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二月十六日、上野鈴本演芸場にて令和八年二月中席昼の部です。見た演目を記します。前座の春風亭一呂久くんの「道灌」、二ツ目の三遊亭歌彦くんの「やかん」、伊藤夢葉さんの奇術、林家はな平師匠の「権兵衛狸」、柳家甚語郎師匠の「猫と金魚」、米粒写経 のお二人の漫才、五街道雲助師匠の「子ほめ」、柳家さん喬師匠の「替り目」、林家八楽師匠の紙切り、林家正蔵師匠の「一眼国」でお仲入りとなりました。柳家小菊師匠の三味線弾きの、唄いの粋曲、柳家小ゑん師匠の「鉄の男」、春風亭一之輔師匠の「浮世床」、江戸家猫八師匠の動物ものまね、主任は三遊亭司師匠の「錦木検校」でした。

特に印象に残った演目です。五街道雲助師匠の「子ほめ」と柳家さん喬師匠の「替り目」の滑稽噺の連続に笑いをたたみかけられたように思えました。林家正蔵師匠の「一眼国」。正蔵師匠はこういう不思議な噺が好きですね。正蔵師匠のよくやる「茄子娘」も不思議な噺です。一つ目の国に行ったら、二つ目がおかしいといわれる落ちに、何ともいえない、今の世界への批評眼をぼくは感じます。柳家小ゑん師匠の新作「鉄の男」に大爆笑。三遊亭司師匠の噺も初めてながら、「錦木検校」も初めてでした。場内、静まりかえる人情噺に心洗われました。

寄席を出てから、たる松で日本酒を2杯。上野の街を歩きながら、上野動物園にはもうパンダはいないと思うと、泣けてきた。そんな、暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
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相模大野の「アコパ」に歌いに行った、その前に寄った鳥料理の居酒屋「とりいちず」に入ってレモンチューハイを2杯とトマトとつくねを飲み、食べて、お金を払う時に、若い料理をしていた店員さんにギターケースに付けていた缶バッジに、「その缶バッジ、いいですね。それ何ですか?」と声をかけられました。ぼくは「これは奈良美智という人のグッズなんだよ」と答えました。20歳をいくつか越えたぐらいの若い店員さんは「やっぱ、そうですか、ぼくも奈良美智さんは大好きです」とおっしゃっておられました。

若い人との以外な接点に嬉しくなりました。奈良美智さんはぼくより4歳年上の世界的な画家、彫刻家、美術家であります。老いに足を踏み入れつつあるぼくが、思想ということではなしに、芸術という、まず感覚ありきのことで、若い人と何かつながっているような気もして、心も明るくなり、希望のような何かを感じた次第であります。

この缶バッジは、ウクライナでの戦争が始まった時に反戦を意味を込めて作られた「Love & Peace チャリティ缶バッジ」と称するもので、経費や原材料費以外のその売り上げは国連UNHCR、国連WFP、日本赤十字社、国境なき医師団に寄附されております。政治的であるか、政治的でないかということではなしに、そういう人となりの奈良美智さんの芸術がぼくは好きなのです。
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五木寛之さんの著した『大河の一滴 最終章』が面白くて、一気に読みました。病を患い、自らの終焉を意識したエッセイです。総合病院での医師との生々しいやりとりから、五木寛之さんの、93年の人生の感想が述べられます。そして、他力についてや、ポルトガルの「サウダージ」、アメリカの「ブルース」、韓国の「恨」、ロシアの「トスカ」、中国の「悒」、それらに通ずる日本の明治の人たちの「暗愁」への共感ということなどが語られます。日本の外地で経験した敗戦の悲惨の中、母の死、内地への帰国後の父の死、五木さんの中では、戦後はついに生涯、終わらなかったようなのです。考えさせられる、二度とない読書となりました。

五木さんは自らがこの世界にいなくなる日まで、原稿用紙に文字を書いていたいと言います。もう一冊、というのは、ぼくの五木さんへの励ましの言葉ともなるでしょう。無精な読者のぼくですが、この昭和、平成、令和を生きた大作家の新しいもう一冊を読みたく存じます。

『大河の一滴 最終章』五木寛之
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江島神社の辺津宮に参拝しました。元旦に阿夫利神社を参拝しております。大山詣と江の島詣の二つ揃えば、何事も幸がまいくるという。これで今年も完璧だ。これで膝の痛いのも治るじゃろ。

ゆめゆめうたがふことなかれ
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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