えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぼくは、近所の公民館らしきところに何かの届け出をしに出かける。公民館の前は大きな広場になっていて、そこにすでに数十人の人が並んでいて、ぼくもそこに並ぶ。ぼくの後ろ、左に並んでいる女子に、今日は届け出にきたのですかと声をかけられる。ぼくは、そですよと答え、どこかでお会いしましたっけ、とその女子に質問ををする。女子は、何度も会っていますよ、名前はまだ知りませんけれどと答える。あー、そうですか、携帯のメールアドレスの交換をしまませんかと尋ねる。女子はいいですよと答える。ぼくはリュックの中に入っているはずのスマート・フォンを取り出そうとするが、入っていなし。探しても見つからない。あっ、家にスマフォを忘れてきたみたいだと、取りに帰って、また戻って来ますねと言い、家に戻る道を歩き始める。

そこで目が覚めた。目が覚めてスマート・フォンはどうしたんだろうと思案し、夢だったんだと思った。ぼくは、これからはいい夢ならばもう決して目覚めることはない、目覚めてはいけないと思うのでした。
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こんな夢を見た。ぼくは自分の家の居間にいる。隣の部屋で何かの気配がするので、覗きに行くと、そこにわが家で飼っていた今はもう天国に逝ってしまった犬のレオがいる。居間にいる母にレオが帰って来ているよと声をかけようとするやいなや、レオはぼくに飛びついてきて、すると、みるみるうちにレオの背丈はぼくの背丈ほどに伸びて、ぼくにキスをして、離れようとしない。ふと、部屋の片隅に目を移すと黒っぽい柴犬の子犬が六匹いて、ぼくはレオの子どもかなと思う。レオはいつまでもぼくに抱きついて離れようとしない。

そこで目が覚めた。レオ、いつだってきみはぼくに会いに来てくれる心の友だち。
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マーティン・スコセッシ監督の「沈黙‐サイレンス‐」を見た。遠藤周作の小説「沈黙」の映画化です。エンドロールを見ながら、まだ気づいてもいないぼくにとってものすごくやくさんの大切な何かがこの映画には隠されているような気がして、この二時間をゆうに超える重たい超大作をまた見ようかなと思いました。

日本人の俳優が多く出演していて、彼らの名演、力演の連続です。とくにキチジロウ役の窪塚洋介くんがすばらしい。アカデミー賞の最有力候補のこの映画「沈黙‐サイレンス‐」ですから、もしかして、窪塚洋介くは最優秀助演男優賞を取るかもしれません。

さて、ぼくはクリスチャンではないけれども、神様を信じてもいます。なんというか、それは、世界を越えて、この宇宙を統べる慈悲とか慈愛の意志みたいなもの。そして、やはり、ぼくにもその声は聞こえているようで、聞いたことはなく、沈黙しているようなのです。わかりません。ぼくはまったく生かされているだけのような気もするのです。

映画を見ながら、ふと、オリヴィエ・メシアンという現代音楽の作曲家のことを思い出しました。彼は敬虔なカソリック教徒で、ナチスの捕虜収容所の中で名曲「時の終わりのための四重奏曲」を作曲しました。その収容所について、メシアンは何者も私の自由を奪えはしなかったと後に述懐しています。そのような心の自由についての真摯な問いかけが、この映画「沈黙‐サイレンス‐」にあるようで、ラストのシーンには打ちのめされたような気にもなったのです。

こんなことも思い出しました。昔、どこかの博物館で踏絵に使われたキリスト像を見たことがあります。たくさんの人に踏まれ、キリストの姿もあいまいになったそれをぼくはなぜか美しいと思った。

映画『沈黙‐サイレンス‐』公式サイト
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津島佑子さんの「狩りの時代」を読みました。津島佑子さんの遺作になってしまった「狩りの時代」。ヒットラー・ユーゲントが第二次世界大戦中の日本に来日した思い出が繰り返し、思い出され、「フテキカクシャ」という言葉、それは「不適格者」ということなのだろうけれど、それがリフレインされます。相模原での事件もありましたね。もっと、みんなにこのような小説を読んでみて、何かを感じて欲しい。

ラストの方では、やっぱ胸がジーンとしてしまった。

津島裕子さん、今頃、向こうの方では朋輩の中上健次と再会していうのかな。ふと想像するに、津島裕子さんは中上健次に、ずいぶん早く逝ってしまって、ずるいじゃないのと、抗議しているのではないかしら。そんなことより、おれの歌を聞けと、中上健次はジャズを歌いだす。それは"You'd Be So Nice To Come Home "。(わがやに帰る時は楽しかったよね)

「差別の話になったわ。」

と、一人で育てた娘さんにこの小説について津島裕子さんが語ったというは、この本のあとがきにも書いておりました。もっと、津島裕子さんの小説を読みたくもなりました。すばらしい小説家を失いましたけれど、ぼくの読んでいない言葉もたくさん、あるのです。





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ボブ・ディランの「ナッシュビル・スカイライン(Nashville Skyline)」って不思議なアルバムだけど、これはいいなぁ。例えば、東京ボブはこの前のノーベル文学賞の受賞に寄せて週刊金曜日にすべてのボブ・ディランのスタジオアルバムに俊逸な一口解説を載せていて「ナッシュビル・スカイライン」についてこんなことを述べている。

「笑顔のジャケットにツルツルの澄んだ声、セルフカバー、異例の出来事に困惑する。だが楽曲は素晴らしく良質なカントリーロックアルバム」

このアルバムで聞くことのできる澄んだ歌声とフェイクやメリスマをできるかぎり抑制した歌い方を聞き、これが本当のディランの声で、本当はこのようにメロディーをはっきりとコントロールして歌うこともできるのかと驚いてしまう。もしかして、あのダミ声とぐにゃぐにゃした歌い方こそ、ディラン自身が声色とかを作ったものかもしれないと思ったこともあったのだけど、衛星放送のラジオの彼のDJを聴いて、ディランの生のしゃべり声は確かなダミ声であった。きっと、天才はなんにでもなれると考えることにしておきます。

このアルバムのシンプルさとストレートさもぼくのお気に入りで、バックは腕利きのナッシュビルのカントリー・ミュージシャン。一曲目は"Girl From The North Country"をジョニー・キャッシュとデュエットしている。

ぼくはここでこのアルバムのラストの飾るぼくの大好きな愛の歌"Tonight I'll Be Staying Here With You"を先達の中川五郎さんや片桐ユズルさんい敬意を表してから意訳してみたのだった。

♪♪♪
窓から切符を捨てちまって
スーツケースも放り投げ
悩みもドアから追い払う
そんなものはもういらないんだよ
だって、今夜はきみといっしょなんだ

この町を出て行こうって朝から思っていた
けれど、そんなことはぼくにはできない
きみの愛がこんなに強いとは
一日中待っていて
今夜はきみといっしょなんだ

本当に素敵なことさ
こんなおかしな流れ者に愛をくれるのなんて
きみはぼくに呪文をかけ、ぼくはきみのなすがまま
もう逃げ出すなんてできっこない

列車の汽笛が聞こえてるよ
駅員だって駅にいる
あわれな坊やを通りで見かけたなら
ぼくはこの列車の切符をゆずってしまう
だって、今夜はきみといっしょなんだから

窓から切符を捨てちまって
スーツケースも放り投げ
悩みもドアから追い払う
そんなものはもういらないんだよ
だって、今夜はきみといっしょなんだ♪♪♪

Tonight I'll Be Staying Here With You - Bob Dylan on Vimeo

このアルバムでのディランってぼくと歌い方とか歌声とか、ちょっと自分と似ている気がすると言ってしまうと、度を越えた自画自賛でしょう。

なんか、お茶でも飲んでほっとひと息したい時、そんな時ってありますよね、そんな時にディランの音楽の歴史の中で、一枚だけぽっと浮いてしまっているかのような異色のこのアルバム"Nashville Skyline"を、ジャケット写真に写るボブの向こうに広がる青い空へ思いをはせ、聴いてしまう。





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レンタルDVDでクリスティアン・チューベルト監督の「君がくれたグッドライフ」を見た。ドイツ映画で、ロードムーヴィー。ドイツのフランクフルトからベルギーまで自転車で旅をする映画。そんな映画を見ながら、人生って自転車で旅をするようなものなのかなと思いました。それから、ぼくもそうありたいとふと映画を見ながら思ったのだけど、自分で決めるってどういうことなんだろう? 美しい映画でした。

映画『君がくれたグッドライフ』公式サイト
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こんな夢を見た。とある知っているようで知らないどこにもないバーがあり、ぼくはそこに何度か夢の中で出入りしているらしい。ぼくはそこで昼間、ビールを飲み、ソーセージのサンドイッチを食べている。気が付くと、あるぼくのことを殺すとか、死ねとか言う人がそのバーのカウンターにいて、ぼくに挨拶をする。ぼくは当惑と恐怖をを感じ、、急いでサンドイッチを食べ、店の外に出る。そこにはその店のマスターがいて、たくさんの人と会話をしていて、楽しそうに、電車に乗って、ハイキングに行く話をしている。ぼくはハイキングはいいな、楽しいなと思う。

そこで目が覚めた。また、明日、山を歩きに行こうかな。あっ、そうだ、今日の午後三時から小田急相模原のエルトピートで新年会だから、そこで山の歌を歌おう。お酒より山歩きってことかな。山を歩いたあと飲んでしまうのだけど。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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