えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

大岡昇平の「野火」を読んだら、武田泰淳の「ひかりごけ」を再び読みたくなった。これを読んだのは十代のころで、何度か読み返している。初めて読んだ時は、意味とか今でもよくわからないのだけど、あんて奇怪な小説だろうと、驚愕した。何度目かの今、読むと、序破急の恐るべきラストが、何か救いのようにも感じられて、しーんと胸が静まりかえるような感動をおぼえた。
ところで、武田泰淳は愛する中国で戦時中に兵士として何を見て、何を経験したのだろうか。それは作家に胸に永遠にしまわれてしまった。
ところで、武田泰淳は愛する中国で戦時中に兵士として何を見て、何を経験したのだろうか。それは作家に胸に永遠にしまわれてしまった。

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