えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

イスラエルの歴史学者、イラン・パペ博士が2007年の来日時の講演と議事応答を記した『イラン・パペ、パレスチナを語る 「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ』を読む。
イラン・パペさんは、シオニズムに疑義、反対意見を提示し、1947年のイスラエルの建国の際にパレスチナ人に行われたことは、民族浄化などによる追放だとし、イスラエルのすべての大学から任官拒否され、殺害予告され、イスラエルを出国せざるえず、今はイギリスのエクセター大学で教鞭を取っている。「共に生きることを望むなら彼らを二つの国に分けることはできない」のメッセージとともに、イスラエルとパレスチナは正式に二国家共存により解決されるのではなく、ユダヤ人とアラブ人のどちらが主導権を持つわけでもない一つの民族共生国家による平和をパペさんは主張している。
この本で主張されている「橋渡しのナラティヴ」は、まだ完成されていない概念のようだけれども、その困難さこそ未来に寄与され、何か明るいものを照射するかのようなのです。ぼく自身のことに話をたぐりよせれば、残った人生で「橋渡しのナラティヴ」に何かを寄与するような歌が作れ、歌えれば本望のような気もしてくるのです。そして、ガザの本当の平和を祈らずにはいられません。
イラン・パペ、パレスチナを語る

<< ほとけの国の美術
HOME
狂言「ニ九十八」、能「嵐山」 >>
[2781] [2780] [2779] [2778] [2777] [2776] [2775] [2774] [2773] [2772] [2771]
[2781] [2780] [2779] [2778] [2777] [2776] [2775] [2774] [2773] [2772] [2771]
この記事にコメントする

カレンダー
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |


カテゴリー


最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]


最新記事
(06/02)
(06/01)
(06/01)
(05/31)
(05/30)
(05/29)
(05/27)


プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


ブログ内検索


最新トラックバック
