えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
福島の旅をしました。
この旅は山内若菜さんの絵が見たくてという動機がはじめにあった。山内若菜さんの絵は、何年も開かれ全国を巡回していた「もやい展」を形に残すそうと作られた、南相馬の「おれたちの伝承館」に天井画として飾られているということだけれど、館長で写真家の中筋純のインタビュー記事での勧めもあり、その前にもうひとつの「伝承館」である双葉にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪ねた。
行く常磐道の高速道路で福島に入ったあたりから放射線量の電光掲示板があり、場所によっては決して低くない数字が表示されていて、車のエアコンが換気になっていないか、見てしまう。車で事故を起こし、外に出て、森の中に入ってしまえば、被爆してしまう数値。
東京電力は処理水を海に放出するというけれど、魚を食べるのが好きで、毎日、刺身を食べているぼくは、はっきりいって不安だが、老境にさしかかったぼくはもういいかという気もする。水俣の公害病の歴史を振り返れば、大企業や日本政府は取り返しのつかない嘘を何度もついてきた。
閑話休題、「東日本大震災・原子力災害伝承館」に戻り、故郷は一度は津波で失われ、すぐに再び原発で失われた。決して楽しい展示ではないけれど、日本人はこれを忘れないほうがいいと思う。
その後「おれたちの伝承館」に行く。天井画を見上げて見ていると、ここを訪れ、鑑賞していた女の人から、ここに敷かれた畳に寝そべって見るとよくわわかりますと教えてくれる。寝そべって見る山内若菜さんの描いた大きな天井画は過去からやって来て、未来へ向かう命の輝く曼荼羅のようだと思った。
車で宿泊のビジネスホテルのある会津若松に向かう。福島を横に山越えする道は長くやっと到着する。
夕食は居酒屋でと思い、会津若松駅近くの「いろはにほへと」という店に入る。入ったらチェーン店風のお店であった。もっと歩いて小さい個人店を探すべきだったと後悔するも、そこで飲んだ福島の銘酒「国権」の純米吟醸酒はとてもおいしかった。このお酒の切れ味は会津の武士の刀だろか?
なにか、もの足りなく、七日町の方まで歩き、ロック酒場らしい「Dog House」というキッチンバーに入る。若いバーテンとぼくと同じぐらいの年に見えるマスターがカウンタの中にいて、客席はぼくと同じぐらいの人で賑わい、音楽はモータウンがかかっている。ロックとか今の若い人は関心ないのかな? バーボンウイスキーの「Maker's Mark」に果物を漬け込み、それをソーダで割った不思議なカクテルを飲む。それから「Maker's Mark」のダブル。お店の雰囲気の含めて、くつろげて、なんか面白かった。
翌日はフライフィッシングをしに、奥会津の「たのせヤマメの里」に向かう。数軒の家しかなく、民家の玄関をノックし、釣券を買わなくていけないらしい。三軒目でおじいさんからやっと買えた。
釣りの支度をしていると、車の後ろで用意していると、隣に地元の漁協らしき人の乗った車が停まる。二日前、たくさん放流したとのこと。階段があり、簡単に入渓できたが、なかなか魚が見つからない。上流の方に毛鉤を投げつつ、歩いて行くと、やっとヤマメらしき魚を見つけ、そこでいろんな毛鉤をとっかえひっかえ投げるが、釣れなかった。後で気づいたのだけれど、放流したのはヤマメではなくイワナであったらしい。流れのゆるいすみっこのもっと違うところを探すべきだったのだ。しかし、始めていくところは、ぼくの場合、ボーズ(一匹も釣れないこと)が多いなー。
奥会津は「たのせヤマメの里」の舘岩川以外にもフライフィッシングによさそうな川も多くありそうで、また来たい。
たった一泊でしたが夏らしい楽しい旅でした。
この旅は山内若菜さんの絵が見たくてという動機がはじめにあった。山内若菜さんの絵は、何年も開かれ全国を巡回していた「もやい展」を形に残すそうと作られた、南相馬の「おれたちの伝承館」に天井画として飾られているということだけれど、館長で写真家の中筋純のインタビュー記事での勧めもあり、その前にもうひとつの「伝承館」である双葉にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪ねた。
行く常磐道の高速道路で福島に入ったあたりから放射線量の電光掲示板があり、場所によっては決して低くない数字が表示されていて、車のエアコンが換気になっていないか、見てしまう。車で事故を起こし、外に出て、森の中に入ってしまえば、被爆してしまう数値。
東京電力は処理水を海に放出するというけれど、魚を食べるのが好きで、毎日、刺身を食べているぼくは、はっきりいって不安だが、老境にさしかかったぼくはもういいかという気もする。水俣の公害病の歴史を振り返れば、大企業や日本政府は取り返しのつかない嘘を何度もついてきた。
閑話休題、「東日本大震災・原子力災害伝承館」に戻り、故郷は一度は津波で失われ、すぐに再び原発で失われた。決して楽しい展示ではないけれど、日本人はこれを忘れないほうがいいと思う。
その後「おれたちの伝承館」に行く。天井画を見上げて見ていると、ここを訪れ、鑑賞していた女の人から、ここに敷かれた畳に寝そべって見るとよくわわかりますと教えてくれる。寝そべって見る山内若菜さんの描いた大きな天井画は過去からやって来て、未来へ向かう命の輝く曼荼羅のようだと思った。
車で宿泊のビジネスホテルのある会津若松に向かう。福島を横に山越えする道は長くやっと到着する。
夕食は居酒屋でと思い、会津若松駅近くの「いろはにほへと」という店に入る。入ったらチェーン店風のお店であった。もっと歩いて小さい個人店を探すべきだったと後悔するも、そこで飲んだ福島の銘酒「国権」の純米吟醸酒はとてもおいしかった。このお酒の切れ味は会津の武士の刀だろか?
なにか、もの足りなく、七日町の方まで歩き、ロック酒場らしい「Dog House」というキッチンバーに入る。若いバーテンとぼくと同じぐらいの年に見えるマスターがカウンタの中にいて、客席はぼくと同じぐらいの人で賑わい、音楽はモータウンがかかっている。ロックとか今の若い人は関心ないのかな? バーボンウイスキーの「Maker's Mark」に果物を漬け込み、それをソーダで割った不思議なカクテルを飲む。それから「Maker's Mark」のダブル。お店の雰囲気の含めて、くつろげて、なんか面白かった。
翌日はフライフィッシングをしに、奥会津の「たのせヤマメの里」に向かう。数軒の家しかなく、民家の玄関をノックし、釣券を買わなくていけないらしい。三軒目でおじいさんからやっと買えた。
釣りの支度をしていると、車の後ろで用意していると、隣に地元の漁協らしき人の乗った車が停まる。二日前、たくさん放流したとのこと。階段があり、簡単に入渓できたが、なかなか魚が見つからない。上流の方に毛鉤を投げつつ、歩いて行くと、やっとヤマメらしき魚を見つけ、そこでいろんな毛鉤をとっかえひっかえ投げるが、釣れなかった。後で気づいたのだけれど、放流したのはヤマメではなくイワナであったらしい。流れのゆるいすみっこのもっと違うところを探すべきだったのだ。しかし、始めていくところは、ぼくの場合、ボーズ(一匹も釣れないこと)が多いなー。
奥会津は「たのせヤマメの里」の舘岩川以外にもフライフィッシングによさそうな川も多くありそうで、また来たい。
たった一泊でしたが夏らしい楽しい旅でした。
<< 末廣亭、スタジオМ
HOME
ミャンマー・ダイアリーズ >>
[2580] [2579] [2578] [2577] [2576] [2575] [2574] [2573] [2572] [2571] [2570]
[2580] [2579] [2578] [2577] [2576] [2575] [2574] [2573] [2572] [2571] [2570]
この記事にコメントする
カレンダー
えいちゃんのお奨め
カテゴリー
最新コメント
最新記事
(11/24)
(11/24)
(11/24)
(11/22)
(11/22)
(11/20)
(11/19)
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
ブログ内検索
最新トラックバック