えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

伊豆の松崎に小さな旅をしました。
一日目は松崎に流れる那珂川でフライフィッシングをしました。里の川に、小さな魚がいっぱい泳いでいるのも見えます。この川で初めて一匹、釣れたのはちび山女魚。リリースしました。初めての一匹で目標を達した気持ちにもなりました。遊びの釣りに強欲はいけないように、ぼくには思われます。歩いていると、知らない人から、つれますか、と声をかけられました。その人は今年は魚影が薄いとのこと。水温が低くはないか、とたずねられ、ぼくは、低くはないですよ、と答えます。大きい魚はさっきいた白鷺に食べられたのかな? 魚の天敵は釣人ではなく、鳥だ、と最近は思います。けれども、ぼくの見た小さな魚たちが大きくなれば素晴らしい。
泊まったところは、いつもの伊豆まつざき荘で、窓から見える静かな海の景色が好きです。地魚をたくさん使った懐石料理が美味しい。
次の日もフライフィッシングをしました。那珂川の上流の池代川まで行きました。結果はボーズ(一匹も釣れないこと)でした。二回ほど魚が水の中を走るのを見て、一回、ブッキングに失敗しました。
帰りに道の駅の「伊豆月ヶ瀬」に寄りました。そこの裏は狩野川が流れていて、川に降りてはいけません、という看板が立てられています。この前、来たときとは違う鳥よけのキラキラ光るテープが張られた川を遠くから見ていると、いくつかのライズ(魚が水面付近でエサを食べる際に起こる波紋や水しぶきのこと)を発見。いるんだ、とぼくはひとりごちる。今度、狩野川のこのあたりから上流の方に釣りをする旅をすることを妄想します。
車で家路に向かいました。
一日目は松崎に流れる那珂川でフライフィッシングをしました。里の川に、小さな魚がいっぱい泳いでいるのも見えます。この川で初めて一匹、釣れたのはちび山女魚。リリースしました。初めての一匹で目標を達した気持ちにもなりました。遊びの釣りに強欲はいけないように、ぼくには思われます。歩いていると、知らない人から、つれますか、と声をかけられました。その人は今年は魚影が薄いとのこと。水温が低くはないか、とたずねられ、ぼくは、低くはないですよ、と答えます。大きい魚はさっきいた白鷺に食べられたのかな? 魚の天敵は釣人ではなく、鳥だ、と最近は思います。けれども、ぼくの見た小さな魚たちが大きくなれば素晴らしい。
泊まったところは、いつもの伊豆まつざき荘で、窓から見える静かな海の景色が好きです。地魚をたくさん使った懐石料理が美味しい。
次の日もフライフィッシングをしました。那珂川の上流の池代川まで行きました。結果はボーズ(一匹も釣れないこと)でした。二回ほど魚が水の中を走るのを見て、一回、ブッキングに失敗しました。
帰りに道の駅の「伊豆月ヶ瀬」に寄りました。そこの裏は狩野川が流れていて、川に降りてはいけません、という看板が立てられています。この前、来たときとは違う鳥よけのキラキラ光るテープが張られた川を遠くから見ていると、いくつかのライズ(魚が水面付近でエサを食べる際に起こる波紋や水しぶきのこと)を発見。いるんだ、とぼくはひとりごちる。今度、狩野川のこのあたりから上流の方に釣りをする旅をすることを妄想します。
車で家路に向かいました。


鎌倉能舞台で能楽を見ました。見た狂言は『伯母ヶ酒』、能は『熊野(ゆや)』です。見に来た足で長谷寺て長谷観音にお参りもし、高徳院の大仏にも参りました。
さて、能楽です。狂言の『伯母ヶ酒』はお酒飲みの話で落語の原型を思わせる滑稽さです。能の『熊野』は平家の公達に仕える遊女が故郷に残してきた病気がちの老いた母をおもんばかる話。桜咲く酒宴で舞う遊女にやっと許された母のもとへの帰郷で幕のめでたし、めでたし。こういう能を「夢幻能」に対しての「現在能」というらしいです。『熊野』は定番の名曲。
人間国保の能楽士の中森貫太さんの解説もありました。江戸時代、日本の芸能、歌舞音曲は、朝廷の雅楽、武士の能楽、町民の歌舞伎や文楽というように棲み分けていたらしいです。その中でもっとも豪勢な富を得ていたのが、歌舞伎役者だったそう。一年に千両とか。すげー。で、千両役者なんだそうです。現在のお金に換算すると千両は一億三千万円だそう。
ここらへんでお金の話はやめて、鎌倉能舞台の話をします。舞台と客席がすごく近い。囃子方の大鼓、小鼓の音と掛け声の迫力が驚くほどすごいのです。びっくり。
人がいっぱいの鎌倉の町でありました。




ひまわりヨガ道場のきららさんの主催するさくら畑まつりに行ってきました。20年まの間、つづいたさくら畑まつり、気がつけば、ぼくは参加する人の最古参の一人にもなっていました。時は流れ、人はまた去る、思い出だけを残して、とはじゃがたらの江戸アケミの歌った歌詞の一節だけれど、時は流れ、人はまた去る。それでいい、ときららさんもおっしゃておりました。
このさくら畑まつりでは、いつもギターを持って出かけ、数曲、歌わせてもらいます。今日、歌った「飛べ、車椅子」はたいそううけていて、それなりにいい曲なのかな、などと思います。ここで、歌詞を披露。
扉を開けた
歩道を通りぬけ
子どもたちの遊ぶ
森の公園に行った
ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす
どこかに行きたけりゃ
どこにでも行くさ
ぼくが押してゆくと
きみが笑っているよ
ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす
空飛ぶ教室
それとも体育館
旅するピアノ
日曜日のグラウンド
ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす
ときたまうまく行かないこともあるさ
誰かがぼくらを傷つけたとしても
きみとぼくがいるよ ずっと友だちだよ
広い空を駆けて、どこまでも行こう
ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす
飛べ、車いす
飛べ、車いす
大団円のきららさんの舞踏が始まると、曇っていた空が、いつの間にか晴れていました。吉祥なり。




ずっと行ってみたいと思っていた上野の国立科学博物館に行ってまいりました。
本館での企画展は『古代DNA―日本人のきた道―』。縄文人や弥生人の近年のDNAのゲノム解析により、かなり詳細に日本人の昔のことが解ってきて、日本人の混淆性が明らかになってきたという。そんな展示を見ながら、ぼくは血というものは、けっして引かれることはなく、人類が存続する限り、常に足されていくものなのだと思う。これは希望のようなものでもあります。人類はアフリカで発生し、長い間、混じりながら、旅をしてきたといえる。
地球館や日本館の常設展も、ざっと見ていくように見学しました。多分、じっくりとキャプションの解説を読みながら回ると、一日では回りきれません。親に連れられ、先生に引率され、小学生がたくさん来ていて、ほほ笑ましくも、展示物の巨大な恐竜の化石などを見て、興奮して、ワーワー言っております。楽しくて、面白い国立科学博物館、ぼくはまた来たいと思っておりました。
その後に、鈴本演芸場に足をのばしました。上野公園の桜もきれいです。
鈴本演芸場では三月二十七日の寿真打昇進襲名披露興行が行われておりました。見た演目を書き出してみます。前座の林家十八くんの「鶴」、二つ目の鈴々舎美馬さんの「金明竹」、ダーク広和さんの奇術。柳家勧之輔師匠の時はぐっすり眠っておりました。すみません。林家菊之丞師匠の「親子酒」、風藤柳原のお二人の漫才、春風亭一朝師匠の「壺算」、林家木久扇師匠の「昭和芸能史」、鏡味仙志郎師匠と鏡味仙成師匠のお二人の太神楽曲芸、柳家さん喬師匠の「天狗裁き」で仲入りでした。林家けい木改め林家菊久彦くんの真打昇進襲名披露口上、林家楽一師匠の紙切り、柳家三三師匠の「高津の富」、柳家緑太師匠の「締め込み」、立花家橘之助師匠ほ三味線弾きの、唄いの浮世節、主任は真打になったばかりの林家菊久彦師匠の「明烏」。
鈴々舎美馬さんのほんわかした感じがいいねー。林家菊之丞師匠の「親子酒」は安定の面白さです。テレビ番組『笑点』を辞めた人気者、林家木久扇師匠の「昭和芸能史」で大爆笑。柳家さん喬師匠の「天狗裁き」は前回の鈴本演芸場でも見たのだけれど、何度、見ても楽しいねー。主任の林家菊久彦師匠の「明烏」は枕の後、眠ってしまって、途中で起きました。前途洋々たる新しい真打の林家菊久彦くんにショックを与え、無作法であったかもしれず、すみません。枕でのたくさんの回りの人が落語家を辞めていった話に少し驚く。林家木久扇師匠って厳しい人なのか。芸の道は厳しいねー。「明烏」って、吉原を舞台にしつつも、のんびりしたいい噺なんだよね。半分、聞きそびれて損をした感じ。
寄席も博物館もパラダイスですな。


山梨県都留郡忍野村に、毛鉤釣りをしに旅をしました。西洋毛鉤、またの名をフライフィッシングと称します。彼岸の入りの寒戻りで、前日の雪の雪溶け水で大濁りは、解禁日から二日目です。解禁日に釣りに行ったことはありません。ふと金子みすゞの「大漁」という詩を思い出してしまいます。
朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮の
大漁だ。
浜はまつりの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮のとむらい
するだろう。
魚をリリースとかってしちゃって、どこまでもへなちょこ、中途半端な偽善者のわたくしでございます。
泊まったのはいつもの定宿で、昭和の1970年代の雰囲気がぷんぷんでございます。今夜の泊り客はぼく一人。何度も泊まっていて、気安い友人関係みたいにもなっている一人で切り盛りをしている女将さんと世間話をします。今、やっている朝ドラはつまらない、にぼくは首肯する。ニュースがテレビでやっていて、石破首相の10万円問題はどうか、と聞くと、10万円ぐらいどうでもいいんじゃない、との応え。石破首相はアメリカから国防費をGDPの3パーセントにしろ、とアメリカからの要求があるが、どう考えるか、と野党から国会で質問され、むっと怒りをこらえるかのように、国防費のような安全保障に関わることは、外国からいわれて、どうのこうのというのではなく、日本が主体性を持って決めるべきことだ、と応えた。その発言を聞いて、石破首相の改憲への姿勢は好きではないが、この人をもう少し長く首相としてやってもらってもいい、とぼくは思ったのだった。今、アメリカのさしがねでの石破降ろしがされているのかもしれないぞ、とぼくは思ってしまう。
閑話休題、雪の跡の残る、忍野の桂川の川辺をさまよい、ボーズではなく、数匹釣れたし、楽しい旅でした。


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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