えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
夜、NHKBSで黒澤明監督の「夢」が放映されていた。見始めたら、止められなく、最後まで見てしまった。8つのストーリーのオムニバス形式。すべてのお話は黒澤監督の見た夢だというが、この映画、何度か見ているのだが、昔見た印象と違い、一話目の「日照り雨」と二話目の「桃畑」がいいなぁ。「日照り雨」は天気雨の日、狐の嫁入りを見た少年の話。見てはいけない神聖なものを見てしまった少年が虹のふもとの狐の国に謝りに行く。そこは花畑にかかる虹の向こう。二話目の「桃畑」に出てくる切り倒された桃畑に残った一本の小さな桃の木が愛おしい。三話目以降、物語は陰鬱になり、終末観すら漂わす。八話目の「水車のある村」でちょっと救われる感じ。笠智衆の演じる老人のセリフ「夜は暗いもんじゃ」になるほどと思い、「生きることはおもしろい」にそうかな(?)と思った。
最近、ローリング・ストーンズの映画を撮った監督、マーチン・スコセッシがビンセント・ヴァン・ゴッホ役で出ている。彼にはこうセリフがある。「こんな景色を前にして描かずにはいられない」とゴッホは言う。それはそうだ。描かずにはいられないだろうし、歌わずにはいられないことだっておこるさ。耳に包帯を巻いているゴッホに主人公は聞いてみる。「その包帯はどうしたんですか? 大丈夫ですか?」と。ゴッホは答える。「うまく描けないので耳を切り取ったのだ」と。史実の中のゴッホはその耳を娼婦である恋人に贈ったのだ。
話が映画からそれてしまった。「桃畑」にもどそう。映画とは夢でもある。そしてこの映画は「夢」。きみが見知らぬ女の子に魅かれたなら、その娘は失われた桃畑の桃の精なんだ。きっと、きみだけに舞を踊ってくれるでしょう。
おやすみ。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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