えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
岩波書店から出された『私の戦後80年、そしてこれからのために』を読む。各界の著名な45人の方々が「私の戦後80年、そしてこれからのために」というテーマで文章を寄せられております。感想文の前に目次を記します。
はじめに
Ⅰ
干からびた「愛と平和」それこそが……………松重豊
「戦争」を知らずに育った……………村田喜代子
鍵穴から覗いた戦争……………酒井順子
一九四四年生まれの長男宏……………久米宏
残像と風化、そして未来図……………水野勝
聞き手のもとで……………滝口悠生
歴史を逆流させない……………堂本暁子
文化という血流を絶やさぬために……………松尾潔
私の体験的戦後文学……………北方謙三
Ⅱ
未来へ、平和を確固たるものにするために……………石破茂
躓くべき「石」……………朽木祥
「象徴」の八〇年――昭和・平成・令和……………原武史
優しい絵……………山内若菜
平和と介護……………鎌田實
八〇年を顧みて――あまりに個人的な……………村上陽一郎
コンセンサスが失われゆく世界で、なお――……………樋口陽一
一九四五年の言葉、二〇二五年の言葉……………角野栄子
在日朝鮮人三世として歴史を生きる……………尹琴淑
Ⅲ
六二三、八六八九八一五、五三に繫げ我ら今生く……………川平朝清/ジョン・カビラ
私たちは「戦後」を生きているか……………安田菜津紀
外交の失敗から戦争が起こる……………福田康夫
環境問題の変遷を受け止め続けて……………中西準子
戦争と世界の「後遺症」、そして「抵抗への招待」……………鵜飼哲
日本人の「戦後八〇年」と琉球人の八〇年……………親川志奈子
平和をめぐる日々の違和感……………安野美乃里
戦後五〇年と八〇年の間……………山口二郎
Ⅳ
個人の中の分裂を超えて……………赤坂真理
厭戦こそ大切……………辻真先
「戦後」の終わり――これまでとこれから……………宮本憲一
悲痛な転換点に思う……………寺尾紗穂
祖父と父、そして私の傷跡……………尾添椿
女たちの権利獲得の歩み……………内海愛子
戦後八〇年が準備した新しい道……………中村桂子
戦争のなかで生まれた私の責任……………加藤登紀子
シベリアの体験を次世代に伝えたい……………西倉勝
Ⅴ
常識を超え、遠くの世界を描く……………山岸凉子
八〇年前のきのうの日記と、八〇年後のきょうの日記……………小林エリカ
戦前社会と戦後社会をつなぐもの……………伊東光晴
映画で植え付ける「いいトラウマ」……………塚
本晋也歴史の裂け目に陥った人びと――シベリア民間人抑留者が突きつける戦後……………石村博子
祖母の毎年の涙……………乃南アサ
戦後八〇年に科学研究のあり方を問う……………本庶佑
『 cocoon 』と過ごした時間を振り返る……………今日マチ子
日本の復興・成長、そして埋没――戦後八〇年への沈思熟考……………寺島実郎
一番、印象に残った文章は意外なことに、前の日本の総理大臣だった石破茂さんの「未来へ、平和を確固たるものにするために」にでした。戦争での日本の加害について言及し、1955年に開催されたインドネシアのバンドン会議でのアジアの寛容と包摂について述べられております。ぼくは石破さんの言説のすべてに同意はしませんが、はやり総理大臣を早くに辞められたことを残念に思うのです。
漫画家の尾添椿さんの「祖父と父、そして私の傷跡」で述べられた祖父の戦争によるPTSDとそれが三代にわたって連鎖することの恐ろしさ。経済学者の伊東光晴さんは「戦前社会と戦後社会をつなぐもの」で庶民が一番右翼で天皇制はその庶民にささえられていたと述べられていて、それは今もつづいているようにぼくには思われます。作家の乃南アサさんが「祖母の毎年の涙」で述べられている戦後も癒えることなくつづく戦争の重さ。政治評論家であり多摩大学学長の寺島実郎さんの「日本の復興・成長、そして埋没――戦後八〇年への沈思熟考」での冷静な分析で述べられている1994年に世界GDPの18%を占めていた経済大国の日本は、今は3.6%まで下落した現実とそれを見つめた、これからの日本への提言に共感します。ほかにも刮目すべき文章ばかりでありました。
ぼくは、この本に文章を寄せられた人たちとともに「戦後100年」を目指したく存じます。
私の戦後80年、そしてこれからのために
謹賀新年、あけましておめでとうございます。みなさん、よい一年にしようじゃありませんか。
毎年、元旦は、初詣として、大沼神社、雨降山大山寺、大山阿夫利神社に参ります。これをすると気持ちが晴れやかにすっきりします。そして、それぞれのお社、お寺にて御神籤をひきました。
大沼神社
「おみくじ 第二十一番 小吉
晴れ渡る
月の光に
うれしくも
行く手の
道の
さやか
なりけり」
雨降山大山寺
「第九一番 おみくじ
第九一番 吉
一歩一歩、確実に前進している最中の運気です。ここで身につけた事はかならず役立ちます。将来を楽しみに、いまはひたすら努力の時。
こういう時期は、とくに人間関係を大切に。謙虚な態度で接すれば、よい友人、よい目上の人が現れます。何事にも自信をもって堅実に進むこと。」
大山阿夫利神社
「第四十七番
道
我が道を進みなさい
理想を忘れず必死に夢を追い求めなさい
道とは
思いたったその日から目の前に広がるありとあらゆる可能性のことである
運勢大吉」
ゆめゆめうたがふことなかれ
十二月三十日、浅草フランス座演芸場、東洋館に行きました。昔、ビートたけしさんら、そうそうたる人たちが修行したところであります。普段は漫才とかのイロモノ中心のところで、今日は落語中心の演しもので開催されました。
見た演目を書き記します。落語の演目で、新作となっていないものは古典落語でごさいます。前座の春風亭らいちくんの「金明竹」、前座の隅田川わたしくんの「堀の内」、ウクレレえいじさんのウクレレ漫談 、柳家わさび師匠の新作「独身皇帝」、春風亭百栄師匠の新作「ホームランの約束」で一回目の仲入りとなりました。ロケット団のお二人の漫才、蜃気楼龍玉師匠の「ぞろぞろ」、五明樓玉の輔師匠の「財前五郎」、林家たい平師匠の「禁酒番屋」で二回目の仲入りとなりました。林家種平師匠の新作「お忘れ物承り所」、三遊亭萬橘師匠の漫談、小梅さんのマジック、五街道雲助師匠の「身投げ屋」で三回目の仲入りとなりました。古今亭文菊師匠の「高砂や」、蝶花楼桃花師匠の「桃太郎」、桂小すみ師匠の三味線弾きの、唄いの音曲 、主任は柳家喬太郎師匠の新作「ウルトラのつる」でした。五街道雲助師匠の「身投げ屋」の渋いかわいた江戸の風情が気持ちいい。
とくに印象に残った演目であります。ウクレレえいじさんのウクレレ漫談 は志村喬とかの似てない微妙なものまねが面白い。柳家わさび師匠の新作「独身皇帝」のばかばかしさが最高です。春風亭百栄師匠の新作「ホームランの約束」もよかったな。五明樓玉の輔師匠の「財前五郎」と笑点の人気者、林家たい平師匠の「禁酒番屋」で大爆笑。林家たい平師匠の落語は初めて聞きました。三遊亭萬橘師匠の漫談で大爆笑。三遊亭萬橘師匠は円楽一門の落語家さんで、ぜひ一度、独演会を見たい人となりました。古今亭文菊師匠の「高砂や」の大爆笑。蝶花楼桃花師匠の「桃太郎」は古典落語を大胆に改作し、今の新作落語となっていて、大爆笑です。桂小すみ師匠の三味線弾きの、唄いの音曲の「オー・ソレ・ミオ」にはたまげた。 主任は柳家喬太郎師匠の新作「ウルトラのつる」で、柳家さん喬師匠の代演でしたが、柳家さん喬師匠とはまったく違うのりにのった新作落語の大爆笑でありました。今日は新作落語が多かったな。これもよし。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
VODで川島雄三監督の『洲崎パラダイス 赤信号』を見ました。1956年の映画です。東京都の台東区の赤線地帯、洲崎の入り口にある居酒屋「千草」やそば屋「だまされや」を舞台にした三橋達也と新珠三千代の演ずる一組の男女を中心とした喜劇と悲劇なのでした。
このかわいたタッチが川島監督の味です。時は売春防止法の施行の直前かと思われます。洲崎の入り口の「パラダイス」のネオンの門がなんともいえない郷愁です。21世紀の洲崎は今では記憶もとどめるところなく、変わってしまっています。脇役のそば屋で働く娘を演ずる芦川いづみが可憐でいいなぁ。だめ男の三橋達也と浮気女の新珠三千代が駆け出し、洲崎を去って、行く先もなくバスにのるラストシーンがかっこいい。川島雄三監督の自由がまぶしいのでした。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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