えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
リリー・キーバー監督の『ジェイムズ・ブッカー 愛すべきピアノ・ジャンキー』を見ました。ニューオーリンズが生んだピアニスト、シンガーの伝記をたどるドキュメンタリー映画です。
ジェームズ・ブッカーは若いころのから麻薬中毒、アルコール中毒でありました。その若い晩年は躁鬱病、統合失調症でもありました。偏見による苛烈な差別もあっただろう。けれども、ピアノは天才をも越える存在で、歌はめちゃくちゃかっこいい。
映画の間中、ひっきりなしジェームズ・ブッカーの歌とピアノが流れ、それはとても素晴らしい。もう少し遅れて生まれてくれば、幸せな別の人生があったかもしれないのが口惜しい。ジェームズ・ブッカーよ、永遠なれ。
映画『ジェイムズ・ブッカー 愛すべきピアノ・ジャンキー』
奈良国立博物館で自分へのお土産として買ってきた、金峰山寺修験本宗の宗務総長と執行長であられる五條永教さんの著した『金峯山寺の365日』を読了しました。映像作家の保山耕一さんの制作したDVDも付いております。口絵の写真も美しいこの本は吉野のお山への旅を誘うかのような本でありました。その旅に誘うかのような本は、祈りを誘うかのような本でもあります。
金峯山寺の山伏さんや東大寺の僧侶の方々は「とも祈り」ということをされているそうなのです。宗派、宗教を超えて、「みんな、ようなれ」を合言葉に疫病退散や世界平和を祈念することだそうです。少しこの本から離れて、金峯山修験本宗の管長をされている五條良知さんの言葉です。
「新型コロナウイルス以降、奈良の東大寺様をはじめ多くの方々とともに毎日正午に「とも祈り」をしてきました。場所は違えども、時を同じくして、気持ちを同じくして祈るものです。どなたでもいつからでもご一緒しましょう。南無阿弥陀仏でもアーメンでもかまいません。ごちそうさま、ありがとう、おやすみ、おはよう。こうした挨拶で、随分と日々の生き方が変わってくるもの。分断ではなく、一緒に続けること。蔵王権現様は「過去現在未来を救うてやる」と言っておられます。思い煩っていることをお預けしていいんですよ。それで心身がちょっと軽くなったら、自分が今できることを頑張ってみる。今頑張れたら過去のことが報われます。今頑張れたら未来の道が開け、次世代の子供たちの世界が少し良くなるのです。人が人のために祈る。そういうことが大事だとお伝えしているところです」
とても美しい「信」があるように思えました。金峯山寺では今日も山伏修行の利他行が続けられ、別け隔てなく人びとを救うために祈りが続けられておるようなのです。
金峯山寺の365日
国立能楽堂で能楽を観賞しました。狂言は大蔵流の「呂蓮(ろれん)」、能は金春流の「氷室(ひむろ)」でした。
狂言の「呂蓮」は旅の僧侶の説教に感化され、僧名得て、剃髪してしまった男が、僧侶もろとも妻に叱られる話。昔の日本のおおらかな笑いです。
能の「氷室」は氷室明神の夏も涼しき神威の話。夏の初めに天女が舞い、氷室明神が雪をも降らす霊験を示す脇能です。冬の氷が夏まで融けずに残る、という現象を、天皇の徳が高く平和な世の中であることの瑞兆として讃えております。このような能を見るにつけ思うのは、天皇を政治利用することなどはもっての他なことはもちろん、皇室典範の改変を討議する人たちは、本当の伝統を心に留めんがために、このような脇能の「氷室」や「高砂」、「国栖」などを是非とも見てほしいものです。
六月ニ日、新宿末廣亭にて令和八年六月上席です。今日は昼から夜まで末廣亭にいて、昼の部も夜の部も見てしまいました。
昼の部の演目です。前座の春風亭らいちくんの「転失気」、二ツ目の春風亭㐂いちくんの「鶴」、壽二ツ目昇進ということで二ツ目の柳亭市遼くんの「饅頭怖い」、ジキジキのお二人の音曲漫才、入船亭扇好師匠の「小間物屋政談」、古今亭志ん彌師匠の「替り目」、寒空はだかさんの漫談 、柳家さん八 師匠の年金のことをぼやく漫談、吉原朝馬師匠の「六尺棒」、アサダ二世さんの奇術 、林家正雀師匠の「松山鏡」、柳亭市馬師匠の「唐茄子屋政談」でお仲入りです。古今亭駒治師匠の「地下鉄戦国絵巻」、ロケット団のお二人の漫才、三遊亭歌奴師匠の「鼓が滝」、柳家三三師匠の「高砂屋」、柳家小菊師匠の三味線弾いて唄いの粋曲、主任は春風亭一之輔師匠の「ちりとてちん」でした。古今亭駒治師匠の新作「地下鉄戦国絵巻」のばかばかしさに大笑いしてしまいました。
昼の部での特に印象に残った演目です。寒空はだかさんの漫談とアサダ二世さんの奇術のゆるさが好きです。三遊亭歌奴師匠の「鼓が滝」と柳家三三師匠の「高砂屋」の定番の古典落語の美しさに感じ入りました。春風亭一之輔師匠の「ちりとてちん」に大爆笑しました。古典落語でこれほど客席席を笑いでわかせるのなんてさすがです。
夜の部の演目です。前座の三遊亭歌坊くんの「垂乳根」、二ツ目の林家あんこさんの「北斎の娘」遠峰あこさんのアコーディオン漫謡、壽二ツ目昇進ということで二ツ目 柳家しろ八くんの「元犬」、林家はな平師匠の「洒落番頭」、天草ヤスミさんの漫談、古今亭菊寿師匠の「小言念仏」、柳家小ゑん師匠の「江戸会話教室」、ダーク広和さんの奇術、五街道雲助師匠の「粗忽の釘」でお仲入りとなりました。林家たけ平師匠の「てれすこ」、すず風にゃん子さんとすず風金魚さんのお二人の漫才、柳家はん治師匠の「ぼやき居酒屋」、林家鉄平師匠の「権助魚」、翁家社中のお三方の太神楽曲芸、主任は林家つる子師匠の「スライダー課長」でした。
夜の部のとくに印象に残った演目です。遠峰あこさんのアコーディオン漫謡にほっとしました。オリジナルの歌もなかなかよかったです。柳家しろ八くんの「元犬」はなかなかうまくて笑わせますな。将来の大器を予感させます。柳家小ゑん師匠の「江戸会話教室」はいかにも小ゑん師匠らしい新作で楽しいなぁ。五街道雲助師匠の「粗忽の釘」も直球の江戸の古典落語で気持ちのいい涼しい風が吹くようでした。柳家はん治師匠の新作「ぼやき居酒屋」もいかにもはん治師匠らしくて楽しい。林家つる子師匠の「スライダー課長」の大爆笑の新作をひさしぶりに聞きました。楽しかった。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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