えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
細野晴臣さんの新しいアルバム『Yours Sincerely』を聴きました。このアルバムの中に入っていたライナーノートを見ると、テーマは英語の「Compassion」であるらしい。日本語に訳せば一般的には「思い遣り」となるのだげど、本当の意味は「共に苦しむこと」ということだと細野さんは書いている。それでアルバムタイトルは手紙の敬具につかわれる「Sincerely」(心から)を使い、『Yours Sincerely』となったそうなのです。
すっかり好々爺のような細野さんだけれども、鬱な空気が広がるこのアルバムも、またしても素晴らしく、想像力豊かに新しい音の探求をしているみたいなのです。楽曲を聴き進めていけば、そこには「祈り」と「癒し」の響きに満ちていて、またしても惹かれてしまい、ぼくは嬉しさのあまり、涙ぐんでもしまいます。アルバム『Yours Sincerely』を何度でも繰り返し、ぼくは聴かずにはおれません。
23枚目の新作アルバム『Yours Sincerely』を9月11日(金)に全世界リリースが決定!
町田市立国際版画美術館で『うき世のたわむれ:笑いつづける浮世絵と幕末明治の渦』展と『ミロとタピエス―戦後スペインの渦 1945-1980』展を見ました。
『うき世のたわむれ』展を見ながら、ぼくも江戸の人びとのようにどんな世の中になっても軽やかに遊び、楽しむ、自由の人でありたいなどと思いました。
『ミロとタピエス』展ではジョアン・ミロという芸術家の人生と芸術に興味がふつふつとわいてきます。この展覧会の解説によりますと、ミロという人は、フランシスコ・フランコの独裁国家でありながら、ピカソがフランスに亡命した後も、あくまでもスペインに留まり、その片田舎で星や鳥をモチーフとした作品を作りつづけ、抵抗する「国内亡命者」の道を選んだということなのです。
ぼくは、今、日本が悪い方に行きつつあるような気がして、ぼく自身が「国内亡命者」となるのを妄想してしまいます。釣竿とギターをたずさえて、抵抗をつづける隠遁蟄居はどこでいとなもうか、などと考えるとわれながら愚かにも何だか楽しい。で、それは江戸の人びとの自由に通ずるような気もしてきているのです。
九月十六日、新宿末廣亭にて令和八年九月中席です。今日は昼前の11時45分から夜の8時30分まで末廣亭にいてしまった。見た演目です。昼の部では前座の隅田川わたしくんの「金明竹」、二ツ目の柳家あおくんの馬「だくだく」、柳家さん花師匠の「時そば」、マギー隆司さんの奇術、古今亭志ん陽師匠の「ぞろぞろ」、三遊亭丈二師匠の「普段の袴」、林家ペーさんの漫談、三遊亭吉窓師匠の「都々逸親子」、林家種平師匠の「お忘れ物承所」、ホンキートンクのお二人の漫才、古今亭志ん輔師匠の「風情屋」、柳家小満ん師匠「あちたりこちたり」でお仲入りです。林家つる子師匠の「反対俥」、ストレート松浦さんのジャグリング、橘家文蔵師匠の「穴子でからぬけ」、林家木久扇師匠の「昭和芸能史」、金原亭馬の助師匠の百面相、立花家橘之助師匠の三味線弾きの唄いの浮世節、主任は柳家小せん師匠の「蒟蒻問答」でした。
それから夜の部です。前座の三遊亭歌きちくんの「元犬」、二ツ目の三遊亭青森くんの漫談、ウクレレえいじさんのウクレレ漫談、三遊亭律歌師匠の「宗論」、金原亭小馬生師匠の「子ほめ」、ニックスのお二人の漫才、古今亭菊太楼師匠の「たいこ腹」、古今亭はん治師匠の「妻の旅行」、三増紋之助さんの曲ごま、橘家圓太郎師匠の「浮世床」でお仲入りです。二ツ目の三遊亭ごはんつぶくんの「駅傘泥」、天草ヤスミさんの漫談、三遊亭 円丈師匠の「気まぐれ飲み会」、古今亭駒治 師匠の「鉄道落語」のひとつの終電で居眠りして車庫まで行ってしまったサラリーマンと、車庫まで行ってしまうのが常連のノリテツの話噺、伊藤夢葉さんの奇術、主任は三遊亭天どん師匠の「こわい建物」でした。
特に印象に残った演目です。林家ペーさんの漫談が楽しい。とくにラストに歌った石川さゆりさんの名曲「津軽海峡冬景色」の替え歌「ホルムズ海峡冬景色。林家つる子師匠の「反対俥」で大爆笑。林家木久扇師匠の「昭和芸能史」を聴いて、昔の時代劇映画が見たくなります。金原亭馬の助師匠の百面相のばかばかしさに笑ってしまいます。立花家橘之助 師匠の浮世節の「両国風景」に江戸の粋のよさが気持ちいいです。昼の部の主任の柳家小せん師匠は「蒟蒻問答」を熱い情熱で語ってくれました。
三増紋之助さんの 曲ごまは楽しいねー。橘家圓太郎師匠の「浮世床」は来よ日一番の爆笑でした。二ツ目の三遊亭ごはんつぶくんの「駅傘泥」の文明批評も含んだクールな笑いになるほどと思います。古今亭駒治師匠 「鉄道落語」は好きこそももの上手なれですな。伊藤夢葉さんの奇術のとぼけた味わいの奇術にほっとします。夜の部の主任の三遊亭天どん師匠の「こわい建物」は昭和の会社のブラック企業のお化け屋敷のごとくの怖さを笑い飛ばします。面白かったです。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
国立能楽堂にて能楽を観賞しました。狂言は和泉流「箕被(みかずき)」、能は宝生流「融(とおる)酌之舞(しゃくのまい)」でした。
狂言の「箕被」は連歌遊びに御執心の夫が連歌の会を催すと妻に言う。そのような夫に呆れ、夫にわたされた箕をかぶり妻は家を出てしまおうとする。さて、どうなるか…。滑稽な夫婦間の愛情の話でありました。シテは人間国宝の野村万作さんで、きりっとひきしまった凛とした空気が漂いつつも、ほのぼのとした情け深い何かを感じさせてくれます。
能の「融」は旅の僧の前に塩を汲む老人が現れる。老人は、ここは源融が栄華をほこり、人口の塩田と塩窯を作らせ、その景色を楽しんだところだという。老人は月影をいとおしみ、塩を汲み、姿を消す。老人は霊であった。そして、僧の夢に源融が現れ、塩を汲み舞い、日の出とともに月に帰っていきます。時の流れを感じさせ、なんとも余情のある世阿弥の名作であります。ぼくは小津安二郎の映画「早春」のバーテンダーの山村聰が一人語りする、あるシーンを思い出しました。小津安二郎の能が好きだったことは有名ですが、昔から今も日本人か感じる何かは変わらないのかもしれません。
日下部尚徳さんの著した『自分ゴトとして考える難民問題 SDGs時代の向き合い方』を読みました。ロヒンギャの人たちの苦難を知るために読んでみました。『自分ゴトとして考える難民問題』は若い人たちにむけた1冊です。この本の「7章 難民を通して世界とつながる」の「特別編 先輩インタビュー」に出てくる若い人たちが大いなる希望です。と同時に自分でもできることをしたいな。近所にある外国の人の営むエスニック・レストランに行って、美味しいものを食べようかな、などとも思います。まずは小さいことからも大切です。
自分ゴトとして考える難民問題/日下部 尚徳
塚本晋也監督の『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』を見ました。舞台はニューヨーク、ベトナムでの兵役を終えたアレン・ネルソンは戦場での経験からのPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苛められる。
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』を見て、ベトナム戦争を描いた映画を思い出す。フランシス・フォード・コッポラの『地獄の黙示録』もスタンリー・キューブリックの『フリメタルジャケット』も、『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』にくらべて、ぬるいと感じます。
加害の当事者の一人称で語られる反戦映画。戦争体験を講演で語っていくネルソンの後半の人生には光もある。ネルソンのいつも歌う歌は「This Little Light of Mine」。こんな歌詞です。
This little light of mine, I'm gonna let it shine
Let it shine, let it shine, let it shine
Everywhere I go, I'm gonna let it shine
Let it shine, let it shine, let it shine
On down the road, I'm gonna let it shine
Let it shine, let it shine, let it shine
世界で戦争のつづく、いま見るべき傑作であります。ヴェネツィア国際映画祭でスタンディング・オベーションの拍手がなりやまなかったそうです。ぼくは世界中で公開されることも願います。
映画『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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