えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぽくは古い友だちと自分の部屋でくつろいでいる。そこに細野晴臣さんが訪ねて来る。三人はレコードやCDを聞きながら、部屋にしかれたカーペットの座り、寝そべったりして、たわいもない雑談をしている。細野さんはこんなの好きじゃないかなと思い、ぼくは、古いジャマイカのロックステディのレコードをかけたりする。そこにぼくの母が現れる。母はぼくに「気づいているの」と聞く。ぼくは、細野さんはプロのミュージシャンになれて、ぼくはなれなかったと思い、「気づいているよ」と答える。母は「これのことよ」と言い、古い壊れたマイクを見せてくれる。それは古い1960年代にジェームズ・ブラウンが使っていたかのようなガイコツ型のシュアのマイクで、ぼくは、それを修理をしなくては、と思う。

そこで目が覚めた。憂歌団の「出直しブルース」を思い出し、ぼくの胸に鳴り始めました。

♪♪♪
ここでまた一から出直し やり直し
何があろうとへっちゃらさ
苦労の種がつきはてた♪♪♪


夢の中の壊れたマイクは直るよね。
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パン・ナリン監督の『エンドロールのつづき』を見ました。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『ニュー・シネマ・パラダイス』やロブ・ライナー監督の『スタンド・バイ・ミー』みたいな内容のインド映画でした。もちろんこの『エンドロールのつづき』も『ニュー・シネマ・パラダイス』のように映画への愛にあふれた名作だと思いました。

見ながら、ぼくが小学生のころ、相模原市の市民会館で三百円で毎月、少し古い映画の上映会をしていえて、大人は入らず、子どもだけで十人ぐらいでバスに乗って映画を見に行っていたことを思い出しました。なんか楽しかったな。ジョージ・ロイ・ヒル監督の『明日に向かって撃て』や『スティング』、ジョン・ギラーミン監督の『タワーリング・インフェルノ』とか、その時、見た記憶があります。

さて、『エンドロールのつづき』のつづきにもどり、映画の中でお母さんの作るお弁当のカレーがとてもおいしそうです。そして、このお弁当も伏線として映画のフィナーレにはまっていきます。映画の舞台の時はフィルムの映画からデジタルへのはざかい期、古きに敬意を表したのか、『エンドロールのつづき』をこの若い映画監督はフィルムで撮ったとのこと。ほろ苦くも美しいエンディングにぼくの胸はじーんとしていました。

映画『エンドロールのつづき』公式サイト
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中野サンプラザホールにCoccoのライブを見に行きました。

一曲目、バンドのでかい音の中、彼女が歌い始めると、そのかっこよさとオーラのようなものを感じて、ぼくは鳥肌がそう毛立っていた。

去年から今年にかけてCoccoはデビュー25周年のライブツアーを行っていて、最近、発売されてアルバム「プロム」も素晴らしかった。すごいやっちゃ。

実物のCoccoは背が高く、ほっそりとしていて、手足が長く、ステージに本当に映える。いつも、全身で何かを表現するかのように全身を揺らせて歌っている。Coccoはシンガーとしてのデビュー前はヴァレリーナで沖縄のコンテストで優勝したこともあるそうだけれど、その歌う姿はヴァレリーナというより、沖縄のユタ(シャーマン)のようなのだ。

ぼくの友だちはコンサートの後、バンドの音が大きすぎて詞が聞き取りづらかったと言っていたけれど、確かにそれに半分は同意する。けれどもCoccoにはこのバンドの音のこのどでかさが相応しい。世界のありとあらゆる悪を振り払うかのように、ハードロックバンドの騒音、轟音の中、身悶えするかのように歌う彼女をぼくは美しいとも思っていたのです。
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京都へ小さな旅に行きました。








京都京セラ美術館で『アンディ・ウォホール・キョート』展を見たかったのです。フールズの耕が歌うみたく、ピンときたらゴーなのです。今まで、これじゃなかったから、損をしていたのかもしれません。『ウォホール』展を見ながら、ぼくは、ウォホールって虚無を体現しようといたアーティストだどばかり思っていたのどけれど、それとはまったく違うヒューマニティそのもののようなウォホールを見つけてしまったようで、とても素晴らしかった。そういえば、あの夭逝したジャン=ミシェル・バスキアとウォホールの短い邂逅をえがいたミュージカルはブロードウェイとロングヒットという。そのようなウォホールを見つけて、ぼくにはとても新鮮で、感動しておりました。

美術館は平安神宮の参道にも面していて、お参りしました。広々としていて清々しい平安神宮です。

さて、夜は、ネットで検索して見つけた吾妻光良さんんのライブに日本で最古のライブハウスだとの誉れも高い「拾得」に遊びに行きました。このお店、倉作りで、音も最高で、吾妻さんたちの演奏もいつもどおり素晴らしい。楽しく夜はふけていくのです。

次の日、銀閣寺こと慈照寺を参りました。岡本太郎が絶賛し感動し、たこのお寺をぼくもやっと観ることができましたよ。その昔、ぼくがずっと若かったころ、京都に旅して、銀閣寺近くの駐車場の入口てタクシーと小さな事故を起こし、気落ちして銀閣寺には参らずにいて、やっと来れたのです。その後、別格の古刹、南禅寺にも参ります。

京都駅にもどりました。「味味香」というお店のカレーうどんが絶品の美味しさでした。

平安神宮でひいた御御籤が「第一番大吉」だったのです。さすが「第一番大吉」、いいことばかり書いてあった。

「常磐なる松のみどりも春くれば今ひとしほの色まさりけり」

ゆめゆめうたがふことなかりけり
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ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『エンニオ・モリコーネ 映画が恋した音楽家』を見ました。

エンニオ・モリコーネというと、ぼくの中ではイタリアのニノ・ロータに並ぶ偉大な映画の音楽家の作曲家で、大好きな音楽家なのです。ニノ・ロータがフェデリコ・フェリーニ監督のサウンドトラックならば、エンニオ・モリコーネはセルジオ・レオーネ監督のサウンドトラックで、二人の巨匠と二人の音楽家は第二次世界大戦後の映画と芸術を高みに引き上げました。

この『エンニオ・モリコーネ』では、モリコーネ自身が自身の音楽にまさしく捧げたといってもいい人生とその音楽、数えきれない映画『荒野の用心棒』や『ニュー・シネマ・パラダイス』などの自身のサウンドトラック、そして、妻への愛についても饒舌に語りつづけていて、とても面白くて二時間以上があっという間に過ぎていきました。

あー、音楽をジャンル分けするなんてつまらない。映画の中で、モリコーネ自身の映像以外にも、クエンティン・タランティーノからブルース・スプリングスティーンまでモリコーネへの賛を語ってもいます。ぼくもモリコーネの音楽は小学生のころ、頻繁にテレビで再放送されていたマカロニウェスタンの中で聴き、ぼくの音楽への嗜好とそれへの愛の根っこのところにあるのを再発見した次第です。

映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』公式サイト
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胃痛が一週間続き、医者の強い勧めもあり、胃カメラで検査しました。ここ数年間、長い間、不調たったので、思いっきり悪い方のことを予想し、あれこれと頭の中では悪いことばかり思い浮かべ、算段をしていましたが、いくつか悪いところが見つかりつつも、手術や入院はしなくていいということ。

最近は、次々と少し年上のぼくの好きなミュージシャンの訃報が入り、他人事ではないとも感じてもいます。

その昔、文筆家でありビジネスコンサルタントでもある田坂広志さんの本の中で読んだ、田坂さんが進行性のガンになって、禅宗の寺に参って僧侶に教えを請うて授けられた言葉を思い出したりしました。

「それでも今、あなたは生きているじゃないですか」

生きてる、生きてる、生きてるよ!

ぼくの人生はそれほどこれから長くもないかもしれず、自分の作った曲で何曲か、いい音源を残したい、などとも考えます。そう、歌いたい、あー、フライフィッシングもしたい、旅もしたい、映画も見たい、観劇もしたい、絵も見たい。

まずなにより、これからは、いやなことはしない、無理はしない、これが一番です。
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初台にある新国立劇場のオペラパレスにリヒャルト・ワーグナーの三幕ものの歌劇『タンホイザー』を見に行きました。これで二度目のワーグナーの歌劇の観劇で、これでぼくもいっぱしのワグネリアンだろうか?

Wikipediaを見ると、ワーグナーって矛盾のかたまりの人っだったんだなぁ。

けれど、ワーグナーの歌劇を見ると、ぼくの中で感動を押しとどめることができなく、それぞれの幕のおしまいにはいつも涙ぐんでしまうのです。

いつか『トリスタンとイゾルデ』を見るぞ。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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