えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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山崎泰廣さんの著した『真言密教阿字観瞑想入門』を読みました。この真言宗の大僧侶の著した本を読めば、阿字観と月相観の瞑想の哲学としての拝啓から、個人や社会に与えたもう深い意義と意味、実践までよく理解できるというもの。

実はぼくは阿字観のための小さな掛け軸と月輪観のための小さな掛け軸を二幅、買ってしまっておりますが、この前、お寺に阿字観を僧侶の指導のもと経験してから、このようなことはお寺ですべきものではないかというような気がして、家で行なわずにいる。しかし、いつか、小さな清浄な茶室、六角堂のようなところを見つけ、もしくはこさえて、この『真言密教阿字観瞑想入門』や僧侶の指導を思い出し思い出ししつつ、瞑想をしてみたいなどと妄想してもいるのです。

古い書物『菩提心論』にはこうあるという。

「我れ、自信を見るに形、月輪の如し。何か故にか月輪を以って喩とするならば、満月円妙の体は、則ち菩提心と相類せり」

そして、『阿字観用心口決』にはこうあるという。

「阿字は月輪の種子・月輪は阿字の光なり。月輪と阿字は全く一なり。胸中にこれを観ずれば、自身即ち阿字と成る。阿字は即ち自心なり」

ゆめゆめうたがふことなかれ






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こんな夢を見た。会社の最後の出社日にぼくは会社の集会用の小さな講堂にいる。そこでは、ぼくのしてきた業務が、引き継ぎのためスクリーンに流されてある。会社関係以外の人もなにやら来ているt。みんな、ぼくの高校時代の体操着であったえんじ色のジャージを来ている。そこにぼく宛の荷物が届くのだか、総務の人からこのような個人のものを会社宛に送ってもらっては困るというお叱りを受け、渡せませんと言われる。さて、困った、確かにこれはぼく宛の荷物なのだ。ふと書かれていた送り主の人のことを思い出し、彼がぼくの会社の住所など知るはずもないことを思いつき、これは夢なんだと了解する。

そこで目が覚めた。明晰夢だろうか? たまにこんな風に目が覚めます。体操着のえんじ色は日本古来から伝わる吉祥に違いない。

ゆめゆめうたがふことなかれ
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新宿末廣亭に「寿正月初席」の第一部を見に行きました。

主席は春風亭昇太師匠。春風亭昇太師匠の咄に寄席は大爆笑の渦となっていて、ぼくもその大爆笑の中におりました。楽しかった。あー、この人の十年後の人情咄も聴きたいと、ぼくは思っておりました。

寄席は楽しい。
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「博物館に初もうで」ということで東京国立博物館に行きました。干支の兎にちなんだものも陳列してありました。日本画家の中では一番好きだと坂本龍一さんがおっしゃておられました長谷川等伯の「松林図屛風」が素晴らしい。禅の感覚、思考を極限まで進め、切り落とし、切り落としして、松林と遠くの富士が残ったかのような図に風情に感嘆の溜息。あー、でも、雪舟の絵は展示されていなかった。受付のの人に雪舟の絵はどこですかと尋ねると、今は展示されておりませんとの答えでありました。また、来なくてはなるまいぞ。

「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」という展示には少しの衝撃がありました。ゴジラやセブンイレブンの赤電話は懐かしくも楽しいのだけれども、やはり、ぼくは150年後は展示する今のものは何もないようにも思え、博物館という施設、仕掛けが極めて20世紀的なものだとも思えてしまうのでした。

博物館は楽しい。
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今年はにぎやかで楽しい年がいいなと思い、「鎌倉江の島七福神」を巡りました。

一日目、江島神社(弁財天)、長谷寺(大黒天)御霊神社(福禄寿)、本覚寺(夷神)、妙隆寺(寿老人)、宝戒寺(毘沙門天)、鶴岡八幡宮旗上弁財天社(弁財天)と巡ったところで時間切れとなりました。









朝と夕の霊験あらたかな富士の霊峰が江ノ島から遠く見えたり、鶴岡八幡宮は俗界そのものでもあるようで、その向こうに鎌倉をお守りする武運長久な神のお社とその脇の池の水の中に佇む弁天様、ありがたき幸せをもたらす古くからのさまざまな神社・仏閣をめぐりました。ああ、それさえも見ている、すべてを見ている長谷寺の観音様の慈悲の目も感じました。

二日目、朝の爽やかな時に、浄智寺(布袋尊)に参りました。




すがすがしい。

そして、できあがった「鎌倉江の島七福神」の御朱印の色紙が楽しい。



ゆめゆめうたがふことなかれ

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毎年、元旦は同じところに初詣に出かけます。いつものように、大沼神社、雨降山大山寺、阿夫利神社と巡りました。






いい天気。

あけましておめでとうございます。
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山梨県の早川町に向けてドライブしながら旅をしました。





ところどころで富士山の写真を撮ります。富士さんは偉大だ。この俗世に忽然と現れたかのような霊気もあらたかな巨大な美しい威容にいつも圧倒されてしまいます。

ところで、早川町などのそこらで、大きな土塁をぼくは見た。リニアモーターカーの新幹線の工事なのであろうが、それは早川町を通り過ぎるだけ。通り過ぎれよ。今、たくさんのローカル線は廃線寸前だという。地球は一部の人間だけのためではないんだよ。

けれど、ぼくの泊まった早川町のヘルシー美里は静かでもありました。食堂で給仕をしている人と泊り客の人が話をしていて、なんでも、この宿のもとももとの廃校となった早川中学校の卒業生だったそうで、ロビーに掲げられた卒業写真にものっているという。この町に足りないのは、超特急で通り過ぎる新しい新幹線ではなく、子どもの姿や遊ぶ子どもの笑い声ではなかろうか。

近くに野鳥の楽園でもある南アルプス邑野鳥公園もあるのです。ここから数キロ北に行けば川ではたくさんのヤマメやイワナが泳いでいて、本当に大切なことはなんだろう? 夕方にクマダカが校庭の上を飛んでいるらしいのをぼくは見た。旅人のわがままかもしれなことを承知で、ここは鳥や魚が安心して暮らせるところでであってほしい。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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