えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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Tiger Woodsがまた凄いことをやらかした。今日のPGAトーナメント、足の不調をおして、最終ホールでスネークラインを決めて、イーグル、トップに躍り出た。近所のゴルフ練習場の支配人謙レッスンコーチ(昔、この人もゴルフの賞金稼げだった凄い人)は、Tigerを神だなと言った。
神と言うとNBAのMichael Jordanも神と呼ばれていた。二人とも奇跡みたいなことを起こすんだね。
ぼくも奇跡みたいなことを起こしたい。小さくてもいいからさ。そして、きみにも起こせるよ。
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最強です。このニューオーリンズのソウルシンガー、R&Bシンガー、Johnny Adams。人は彼をTan Canary、褐色のカナリアとも呼ぶ。ニューオーリンズのクラブで声真似の競い合いであのBobby Mcferrinを負かしてしまったという伝説(?)もある。この声と歌いまわしは最高です。どちらかというと、ヒット曲にもあまり恵まれず、知る人ぞ知るシンガーであったJohnnyのキャリア前期の歌が一望で楽しめるのがこのアルバム。オーセンティックなアメリカ南部のソウルミュージックを正統なソウルマナーで歌っています。すげー声だ。すげー歌だ。彼の初期のヒット曲、"Recosinder Me"では「仲直りしよう ぼくは翼のもげたヒバリのように歌う きみなしではやっていけない」と歌っているけど、その地上におりてきた歌う小鳥であるJohnnyは1998年の秋、再び、はばたいて、知らない空へ行ってしまった。ニューオーリンズの人はJohnnyを忘れないだろうけど、ぼくも確かにこんなソウル・ミュージックがないとやっていけないよ。


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人生の中で出会えてよかった、同じ時代を生きていてよかたったと思えるミュージシャンがいる。その一人が伊藤耕。高校のころ、レコード屋でちらしを見て、おっかなびっくり見にいったっら、耕のバンドのサイズがゲイバーを借り切って演奏していた。途中で演奏中止、マッポが来たからとか言っていたなぁ。そのあと組んだフールズは良く見た。ギターの川田良はお客とよくけんかしていた。お客なんか、みんあ、ライブハウスのステージに上がってきちゃって、SlyやParliamentみたいなファンクにあわせて、踊りまくっていた。自由なおまえが最高さ baby なんて歌って。頭の中でけちな駆け引きするのは、これで、おしまいにしようぜっていうフレーズはかっこよかった。若いころはMick JaggerとIggy Popを掛け算したみたく、めちゃ、かっこよかった。メジャー・デビュー直前にパクられて、その話はおじゃん。運命だね。歌っていることはいつも自由と愛だった。
時は流れ、おお、今でもこんなリアルなラブソングを歌っているではないか。愛はファンタジーなんかじゃないと歌うけど、そうだ!


http://jp.youtube.com/watch?v=I_Jm_O2XSmg
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音楽の真髄ってのは、愛を知らないいじけた魂(ぼくのことか?)に愛をふれさせることではあるまいか? 歌というのは何でも、どんなことでも歌われていいと思うけど、ラブ・ソングが基本とか根底ではあるまいか?

(寝不足の頭で思いついた)
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オーストラリアの先住民アボリジニの画家、エミリー・ウングワレー展を見に、国立新美術館に行ってきた。抽象画というより、つづれおりのような地平線の向こうまでつづきそうな中心のない絵を見ながら、私の描くのは世界のすべてであるという画家の言葉を聞いたような気がした。アボリジニたちのいうドリーミングとは何だろう? 永遠の夢の中に、虫、動物、草、木、石、岩、生きるものすべて、死んだものたちも、ぼくたちすべてはいるのだろうか? 絵が光っている。Dreaming???
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Miles Davisってよくわからなかった。唯一好きだったのはGil Evansの編曲の"Birth of Cool"だった。"Birth of Cool"はMilseのアルバムではなく、実質、Gilのアルバムではないかなどと不遜な考えもしていた。この"Bags' Groove"ってアルバム、ジャズがコード進行のくびきから解放される、その革命前夜の晩餐という感じでもあるなぁ。凛とした異様な緊張感は、譲らぬ4人のということなのか? Miles Davis、Sonny Rollins、Milt Jackson、そして、Thelonius Monk。Monkの演奏が聴けるのは1曲目と2曲目の"Bags' Groove"だけだが、このセッションの最中、Monkはグループの演奏中にスタジオを出てどこかに行ってしまい、また戻ってきてピアノを弾いたという。1954年のクリスマス・イブのセッションに事件は起こったらしい。譲らぬミュージシャン、2人の喧嘩セッションとも言われ、のちにジャズ・ファンはMonk派とMiles派の2派に分かれるという説まで飛び出した。このセッション、Bud PowellとFats Navarroが1回だけ協演して奇跡の名演奏を残しているのに通じるのかも。ぼくはどちらかと言うと、Monk派だが、この"Bags' Groove"でもMonkらしい、弾かない、間合いの独特な、こんな風に言っていいのかわからないけど、吃音のような名ピアノであると思う。MilesとMonk、帝王と高僧などと日本で呼ばれる2人だが、お互い、認め合っていなかったってことなないと思う。
もう1枚、このセッションをとらえた"Miles Davis and the Modern Jazz Giants"というアルバムがあるのだが、未聴。聴いてみたいです。
こういうのを聴くと、1人ではなく、2人なんだと思う。そのケミストリー、科学反応は音楽を別次元に上昇させる。John ColtraneとMcCoy Tyner、Charlie ParkerとDizzy Gillespie、Billie HolidayとLester Young、Mick JaggerとKeith Richards、John LennonとPaul McCartney、Don DrummondとRoland Alphonso、Buddy GuyとJunior Wells、Joao GilbertoとAnrtonio Carlos Jobim・・・ジャンルに関係なくペアーの星たちが輝いていますね。


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最近、毎夜、聞いてしまうジャズのアルバムがこの"All Kinds of Weather"。Red Garlandのシンプルなピアノトリオ。2曲目の"Summertime"から"Stormy Weather"につづき、さらに"Spring Will Be a Little Late This Year"となる流れにはっとする。静かな哀しみの"Summertime"から諦めのような"Stormy Weather"、荒れ模様、嵐を前にして、何ができるだろうと淡々と美しさのみを響かせ、"Spring Will Be a Little Late This Year"、今年の春は少しだけ遅いみたいだと、うっすらと希望の光りがさす。胸の奥に美しさ、静けさ、やさしさが、ふと触れます。

おやすみなさい・・・


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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