えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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相模原から多摩の聖蹟桜ヶ丘まで、自転車で1時間20分で来れた。ワッショイという居酒屋で飲んどるのだ。運動のあとのビールは格別にうまい。



今日のお目当てはルーズボックスでのロンサム杉山さんのライブだ。ブルージーでむちゃくちゃかっこいいオリジナル曲をまとめて8曲も聴いてしまった。大満足。
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フィンランドの今では巨匠、アキ・カウリスマキの映画を見に、早稲田松竹に行く。1本目に見たのは「コントラクト・キラー」。ある失業したロンドンで生活しているフランス人の男が殺し屋を雇うという物語。もう18年前の映画になってしまったのかぁ。この映画、大好きなのです。不思議なユーモアの中に、人生を生きていく上でとても大切なものかもしれない深い孤独感をにじませる。全編1950年代の獄中で夭折した黒人リズム・アンド・ブルーズ歌手、Little Willie Johnのムーディでブルーな歌が流れ、生前のJoe Strummerがパブで歌うシーンもかっこいい。
次に見た映画が「街のあかり」。ヘルシンキでの物語。2005年の作品。「コントラクト・キラー」にもあった根底のテーマ、孤独は更に深まり、隔絶なものとなった。
この映画監督、ずっと同じテーマで同じような映画を撮りつづけているのかもしれない。ある種のすぐれた天才的な芸術家にそういうタイプの人がいるものだ。この前、国立西洋美術館で展覧会の開催されていたノルウェーのムンクのような人。夏目漱石もその人生の晩年には同じテーマの不倫小説ばかり書いていたではないか。ぼくはそういう芸術家が好きです。螺旋を描きながら少しづつ高みを目指すみたいな。

早稲田松竹は昔の映画館みたいでかなり気にいりました。
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再結成されたポリスを見に、東京ドームに行った。
スティング、変わらずかっこいいねぇ。アンディ・サマーズはギター、白人のハード・ロックみたく弾きすぎ。あっ、アンディは白人か? スティアート・コープランドはばかみたくテクニシャン。
ドームと言う会場のせいもあるけれどとワールド・ワイドな人気とともに、ポリスはロンドンの場末の空気を忘れてしまったのかな? そんな演奏だった。ちと、さびしいのぅ。
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イリヤ・カバコフというロシア出身の現代美術家(今はニューヨーク在住で現代の最先端を行くインスタレーション作品を発表しつづけている)がソビエト連邦時代に描いた絵本とその原画を一同に集めた展覧会に世田谷美術館に行ってきた。
100冊分もの絵本の原画を見ながら、昔、このような科学と空想の夢物語があったなぁと思う。当時はソビエトの社会主義の完全な言論の統制下にあり、すべてにおいて、厳密な検閲のもとに置かれたこれらの作品をカバコフ自身は、自分で描いたものではでありながら、自分で描いたものではなく、彼ら(ソビエトの当局)が描いたものであると、今は述懐しているし、これらを「紙クズ」とも呼んでもいるそうだ。しかし、この懐かしさは何だろう。科学の技術の進歩と勤勉な労働がもたらす明るい未来と教訓。作品のとことどころに白く塗りつぶされた跡や作品に紙が貼られ、あるものはそのまま白い紙のままであったり、更に描き加えられたあとは、多分、その検閲の跡であるだろう。その塗りつぶされた何かとは何だったんだろう? 想像力がふくらむ。もう一つの今はない社会の中で、これらの絵は、ぼくたちの社会の中での、商品を売らんが為の大量の広告物のもののようなものであったりするのかもしれない。それらの背景とは別に、たくさんの水彩画は不思議なかわいらしさ、美しさに満ちていて、ぼくを惹きつけもしたのだ。
これらの公開された、当局の意のまま作品とは別に、過酷な抑圧下にありながらも、密かに描かれつづけられた作品があるのだが、今回の展覧会では見ることはできなかった。ぜひ、それらをこの今回見れた、平凡で穏やかで明るく美しく、なぜか懐かしい絵本作品と並べて見てみたい。
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ショッキングなタイトルだけど、相模女子大の演劇部の芝居を見にいって、そういう重たい題だった。コメディじたてのこの芝居を見終わって、ぼくはある真摯なメッセージを受け取ったと思う。自殺ということに関わらず、もっとおくせず、話しかけていれば良かった、電話してれば良かった、メールしてれば良かった。シャイならば、せめて歌いかけることなら、できたかもしれない。それは以外にとても難しいことかもしれないけれど。
演じてくれたみなさん、ありがとう。
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イヴォンヌ・シュイナードという人の著した「社員をサーフィンに行かせよう」を読んだ。このイヴォンヌさん、最も先端的な環境配慮のなされたアウトドアのスポーツウェアの会社「パタゴニア(patagonia)」の創業者にして、オーナー。この「パタゴニア」、100%ペットボトルから再生された繊維を使ってのフリースとか商品として有名です。いつでも、社員は自由にサーフィンに行って良いとか、服装は完全自由とか、自由なアメリカの中でも「パタゴニア」はユニークな会社であるという。
人類はこの地球上でその役割を終えつつあるのではと刺さる言葉の一方、次世代のためにこの地球の環境を残すために、あきらめずに小さなことでもできることから取り組んでいくべきだという根底には、彼自身の永続している1960年代的、カリフォルニア的、カウンターカルチャー的反骨精神とアウトドア、自然好きの人となりがあるのだ。そして、自然保護論者のデイヴィド・ブラウワーの言葉「死んだ地球からはビジネスは生まれない」という言葉を引用しつつ、ビジネスは継続するほどの少しづつの成長でよい、「パタゴニア」の商品は長く使って欲しい、流行に左右されないデザインと品質がそこにはあると言い、「(株主のためではなく、社員のためでもなく、顧客のためでもなく)地球環境のために「パタゴニア」はある!」という結論に達する。新しい時代の到来を少しだけ感じた。

パタゴニア・ホームページ
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Jackieは1950'をブギのリズムで駆け抜けて、Rockn' Rollの扉を開けたのだな。最大のヒット曲は"Rocket "88""! ごきげんに飛ばして、どこまでも飛んでいったんだ。
ぼくもロケットに乗って、ぶっとばすよ。きみもあの素敵なポスターみたく、しがみついてきな。おお、なんてきれいな星は地球なんだろうって思ったとたん、1951年製の当時の最新のFord Mustangのスポーツカーにいる、きみとぼくに気づいて、ChicagoからL.A.に向かうRout 66だったりするんだね。スピードは何マイル出ているのか? やっぱ、Jackieみたく、アクセルをもっと踏み込むさ。こわくなんかないさ。あのごきげんなRockn' Rollなら・・・


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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