えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
渋谷にあるCOZMO'S CAFE&BARに行ってみた。ここは毎木曜日にオープン・マイクが催されているという。噂通り外人ばかりなのだ。7割外人、3割日本人というような感じ。その3割の日本人も英語をよく話す。ちょっとは気後れもする。友だちの友だちであるElvisというアメリカ人に日本語で話しかけられた。今、富山にいて、冬のバカンスで東京に来ていると言う。どんなのを歌うんだいと訪ねられて、ブルースとかと答えると、Robert Johnsonとか好きだという。その後、Elvisは過激なオリジナルの詞をRichie Havensみたいなギターを弾いて歌っていた。うん、おもしろい。Richie Havensとは1969年のWoodstock Music and Art Festivalで"Freedom"としゃがれ声で絶叫していた弾き語りシンガーです。
ぼくの歌う番になり、ギターをチューニングする。1曲目は、英語を話す人も多いことなので、Little Junior ParkerからElvis Presleyに歌い継がれた"Mystery Train"を歌った。こういう曲をぼくごときが歌っていいのだろうかと、ふと思う。この曲は日本で言うとみそらひばりの「りんご追分」のような昔からの誰でも知っている演歌的定番で、ちと恥ずかしくもある。歌い終えるとお客さんから"train, train"とはやし声が聞こえる。受けているのか? まずいのか? 残りの2曲はオリジナルの日本語の歌を歌った。
歌い終えてカウンターに戻ると、ある人には"I like your song, man."と声をかけられた。また、ある人には親指を立てられた。これはグッドのサイン? よかったのかな? ぼくの歌った日本語がもしかして分かるのだろうか? その可能性は大いにあるなぁ。彼らは日本で暮らすアメリカ人だったりするのだから。それに、ぼくの書く詞は簡単だしね。ぼくも例えばBob Dylanの詞はよくわからないけれど、古いR&Bの詞ならすぐ聞き取れて、分かる。
夜も11時過ぎたころ、さっき"I like your song, man."と声をかけた人がマックのコンピューターに変な形のキーボードを付けて出てきた。ダークなHip Hopのバックトラックの音が鳴り響く。白人の人です。黒人のドレッド・ロックスの人が出てきて、ラップし始める。さっき、親指のサインをぼくにくれた人だ。かなりかっこいい。もう一人の黒人の人と、今夜のMC役の黒人の人も混じり、黒人の女の人がゴスペルのように歌い始めた。みんな、音を自由に楽しんでいる。いいねー。彼らの演奏が終わり、ラム酒のオン・ザ・ロックも飲み終わり、ぼくはあの若いころのBob Marleyのようなドレッドロックスの彼に"You're cool!"と声をかけ、"COOL"を日本語にすると「かっこいい」だよと教えてあげて、この店を出た。
楽しかったけど、写真は撮り忘れ。
COZMO'S CAFE&BARのページ
http://www.cozmoscafe.com/jp/shibuya/home/welcome
ぼくの歌う番になり、ギターをチューニングする。1曲目は、英語を話す人も多いことなので、Little Junior ParkerからElvis Presleyに歌い継がれた"Mystery Train"を歌った。こういう曲をぼくごときが歌っていいのだろうかと、ふと思う。この曲は日本で言うとみそらひばりの「りんご追分」のような昔からの誰でも知っている演歌的定番で、ちと恥ずかしくもある。歌い終えるとお客さんから"train, train"とはやし声が聞こえる。受けているのか? まずいのか? 残りの2曲はオリジナルの日本語の歌を歌った。
歌い終えてカウンターに戻ると、ある人には"I like your song, man."と声をかけられた。また、ある人には親指を立てられた。これはグッドのサイン? よかったのかな? ぼくの歌った日本語がもしかして分かるのだろうか? その可能性は大いにあるなぁ。彼らは日本で暮らすアメリカ人だったりするのだから。それに、ぼくの書く詞は簡単だしね。ぼくも例えばBob Dylanの詞はよくわからないけれど、古いR&Bの詞ならすぐ聞き取れて、分かる。
夜も11時過ぎたころ、さっき"I like your song, man."と声をかけた人がマックのコンピューターに変な形のキーボードを付けて出てきた。ダークなHip Hopのバックトラックの音が鳴り響く。白人の人です。黒人のドレッド・ロックスの人が出てきて、ラップし始める。さっき、親指のサインをぼくにくれた人だ。かなりかっこいい。もう一人の黒人の人と、今夜のMC役の黒人の人も混じり、黒人の女の人がゴスペルのように歌い始めた。みんな、音を自由に楽しんでいる。いいねー。彼らの演奏が終わり、ラム酒のオン・ザ・ロックも飲み終わり、ぼくはあの若いころのBob Marleyのようなドレッドロックスの彼に"You're cool!"と声をかけ、"COOL"を日本語にすると「かっこいい」だよと教えてあげて、この店を出た。
楽しかったけど、写真は撮り忘れ。
COZMO'S CAFE&BARのページ
http://www.cozmoscafe.com/jp/shibuya/home/welcome
最近マスコミで報道されたりインターネットで出まわっている地図がある。上の左の地図です。それは中華人民共和国の近い未来を表した地図だそうだ。日本は東海省と日本自治区となっている。この地図を見て、どっぷりと日本文化の中に育ち、まがりなりにも自分を日本人だと思ってきたぼくは、薄い愛国心しか持たないけれど、なんとも言えない寂しさと悲しさの混じったような暗澹たる思いを持つのだった。
もう一つの上右の地図ではユーラシア大陸のほとんどとその周りの島のほとんどが中華人民共和国になっているではないか? おびただしい血の流れと人の死を感じてしまって胸くそが悪くなる。
左上の地図に戻れば、朝鮮半島が統一されて、朝鮮省になっている。誇り高い朝鮮の人たちがこれでいいと思うのだろうか? と同時に、朝鮮半島は大陸と島の緩衝であったのだなとしみじみと思う。神風が吹く前にこの半島が常にあった。
この二つの地図が少しのリアリティを感じさせる理由すらある。中華人民共和国の経済の爆発的伸張と軍拡だ。人民万歳! 共産党万歳!
今の日本国の与党である民主党の幹事長は数百人もの議員やそのとりまきを連れて、中華人民共和国に何をしに行っているのだろうか? 小沢くん、やっぱ、数にものをいわせた密偵かい? それとも、復活した全方位外交? しばらくは見させてもらうよ。
チベットはどうなった? 奴隷として生きたい人間がどこにいるのか?
とんでも地図に見入られた妄想でした。
2012年が世間では話題になっているらしい。終末論であるらしい。太陽フレアがどうのこうの、フリーメーソンの陰謀とか、マヤ暦がどうのこうの、宇宙にあるフォトンとかいうものがどうのこうの、ニビル星だどうのこうの、爬虫類みたいな宇宙人の話しとか、本当だろうか? ここで思い出すのが、1999年のこと。ノストラダムスという人がこんな言葉を書き残したことによる。
「1999年7の月、空から恐怖の大王が舞い降りてアンゴルモアの大王を甦らせる。その前後マルスが幸福に世界を支配するだろう」
ぼくはその時、本当に何か起こるのかなと少しは思っていたのだが、空からは何も降っては来なかった。思い出すにこのノストラダムスの書き残した言葉によって、大儲けをした五島勉という人がいて、数年に一冊、シリーズもので「ノストラダムスの大予言」という本を書いて、ベストセラーとなっていた。なんだったんだろう?
だまされないぞ。だまされてもいいか? もしかして本当になるのか? ぼくにはよくわかりません。みんなの平和を祈り、ぼくの幸福を願い、今年も暮れまする・・・
「1999年7の月、空から恐怖の大王が舞い降りてアンゴルモアの大王を甦らせる。その前後マルスが幸福に世界を支配するだろう」
ぼくはその時、本当に何か起こるのかなと少しは思っていたのだが、空からは何も降っては来なかった。思い出すにこのノストラダムスの書き残した言葉によって、大儲けをした五島勉という人がいて、数年に一冊、シリーズもので「ノストラダムスの大予言」という本を書いて、ベストセラーとなっていた。なんだったんだろう?
だまされないぞ。だまされてもいいか? もしかして本当になるのか? ぼくにはよくわかりません。みんなの平和を祈り、ぼくの幸福を願い、今年も暮れまする・・・
こんな夢を見た。ぼくは山小屋にいる。蓼科の高原のようなところの小奇麗な丸太小屋の一軒家のようなところで、ぼくは道に迷ったので、そこで退避していて、そこで誰かの来るのを何日も待っていたのだが、大きなリュックを背負った見知らぬ数人が通りかかる。ぼくは彼らに声をかけるのだが、彼らは山小屋にも気付かず、山小屋どころかぼくにも全く気付かず、ぼくのこと自体が見えていないようなのだ。ぼくはも、しかして、見えない存在になっているのかもしれない。見えないぼくは、もう助からないというより、助かるとか助からないということを、そういうものごとを超えてしまった存在になっているのだろうか? 彼らはここを通り過ぎて行く。あせるといより、不思議に心穏やか。そこで目が覚めた。
なんか風邪を引いたらしい。昨日から鼻水が少し出て、微熱状態。暑い日と寒い日が交互にやってくるなぁ。
なんか風邪を引いたらしい。昨日から鼻水が少し出て、微熱状態。暑い日と寒い日が交互にやってくるなぁ。
おれは人から怒らない人かと思われているらしいかもしれないのだが、自分が怒っている夢をしばしば見る。
今朝も見た。おれは、前に務めていた会社で取引していたある営業マンに、おまえのところのシステムはなぜ、まともに動かないのかと、怒っていたのだった。夢の中で、売る時にはいいことばかり並べて言って、いざ導入すれば、異常停止してばかり、何度、夜中に会社に臨時で出社したことか、おまえの言っていたいいことはみんな嘘かと、怒っていた。あのころ、そんなことがあったけ? 今でもあの人の顔を思い出すとムカムカ腹が立ってくる、そんな人がいたかもしれないなぁ。誠実のかけらもなかった。おれはその時、平気で嘘を並べ立て、高い商品を売りつける、嘘つきの営業マンがいることを知った。おれはそういう人を軽蔑を込めて「モノウリ」と呼ばさせてもらうことにした。
ロックは怒りの音楽とも言われるけど、数年前、あの大御所のRolling Stonesがアルバム"A Bigger Bang"の中で"Sweet Neo Con"という曲を演奏していて、それは、おまえは自分のことをクリスチャンだと思っているが、おれに言わせれば、ただの偽善者、おまはは自分を愛国者と呼ぶが、おれにはおまえはクソみたく無能と、歌われるけれど、"Neo Con"とはまさしくネオコンのことで、ネオコンとは新保守主義と呼ばれる自由競争万歳、資本主義万歳みたいな連中のことで、彼らのことをMick Jaggerが怒りにかられて皮肉まじりに歌っているようなのだ。
今、イギリスのパンク・バンドTHE CLASHの"SANDINISTA!"を聴いていて、このアルバムのリリースされた1980年当時の時代や状況、社会に対しての怒りがぶちまけられ、それがラフにとっちらかったままのようなところが、生々しくてかっこいい。昔、見たドキュメンタリー映画の中でTHE CLASHのリーダーのJoe Strummerは、資本主義より社会主義の方がましだと答えていたけれど、Joeにはそう答える理由があり、彼のお兄さんは、ばりばりの右翼の活動家、ナオ・ナチだった。その兄ちゃんが自殺してしまい、その死に衝撃を受け、いろいろ考えるようになったと言う。このアルバムはニカラグアのサンディ二スタ革命に捧げられたもので、音の方はパンク・ロックというより、レゲエ・ロックという感じで、カリプソみたいな曲もあるし、ゆるい混沌としたスウィングに乗って、社会と個人の間をよろめき、地面に這いつくばってほふく前進するような詞が、その暗喩と象徴によって想像を羽ばたかせてくれる。その想像の羽ばたきによって、悪夢、nightmareは、夢、dreamに変わる。
一度聴いたら忘れられないような歌声があるものだけど、それがこのCandi Statonなのだ。マイクとかスピーカーのコーン紙が破れたような声なののだが、それがかっこいい。変声期の男子のようにも聞こえてしまう。濁った音が美しいではないか。破れた声が美しいではないか。アラバマからの風に乗って破れたハートの歌が聞こえるではないか。忘れられなくなっっちゃうのよ。
このアルバムでは、その彼女の歌声のバックであのアラバマ州マスクル・ショールズの白人と黒人の混成部隊のFameレーベルのサウンドが支えている。管楽器、ベース、ギター、キーボード、ストリングス、ドラムスが緻密に混ざり合い、そして、そこからもたらされる幾層にも重なったディープさと柔らかくはねるリズムが最高なんだ。このレーベルのオーナーのRick Hallってのも、凄いやつだと思うよ。メンフィスにStaxがあれば、マスクル・ショールズにはFameがあると言われ、Staxに並ぶ、南部の最も重要なインデペンデント・ソウル・レーベルだったのだな。
1960年代のアメリカ南部の産んだ奇跡の歌と音ですな。