えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
友だちのカップルが農業を始めた。リュックにジャージを入れて、ぼくは農作業の手伝いに行った。住んでいる市から借りている農地も就農という言葉にふさわしい広いところ。じゃが芋を収穫したり、種をまいたり、雑草を農具で引っかいて取ったり、鹿よけの網を張ったりする。ものを言わない植物や土を相手にした仕事なのだった。なんて静かな仕事なんだろう。
普段は都会で会社員をしている自分のその生活が違うのじゃないのかというのが頭に思い浮かび、さらに、自分がミレーの名画「晩鐘」や「種まく人」、「落葉拾い」の中の登場人物になったような気もするのだった。
畑の中のこの静かさはとても素敵だ。静かさの向こうに実りがもたらされる。瞑想すら来るような気がした。
このカップルに言葉ではない静かなエールを送りたいと思います。
普段は都会で会社員をしている自分のその生活が違うのじゃないのかというのが頭に思い浮かび、さらに、自分がミレーの名画「晩鐘」や「種まく人」、「落葉拾い」の中の登場人物になったような気もするのだった。
畑の中のこの静かさはとても素敵だ。静かさの向こうに実りがもたらされる。瞑想すら来るような気がした。
このカップルに言葉ではない静かなエールを送りたいと思います。
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
David Bowieのアルバムの中でなぜか、特別に好きなのがこのアルバム"LOW"。最近、中古CD屋さんで700円で買ってよく聴いています。アンログレコード盤は押入れの奥にあります。
アナログ盤、いわゆるレコードで発表されたのが1977年で、ロンドンやニューヨークでパンクムーブメントはなやかしきころではないか。そのころBowieは西ベルリンのハンザスタジオで、この"LOW"というアルバムを録音するのだけど、同時期、Iggy Popのプロデュースなどもしているのであった。音楽好き変化自在宇宙人、David Bowieの面目躍如であるかな。この"LOW"のA面はファンキーな黒っぽいソウルフルなロックンロール。ティーンエイジャーのころから、ぼくは黒っぽいリズムが好きであったのだろうか? B面は暗ったいアンビエント・ミュージック。この暗さもよし。プロデュースは麗人、Brian Eno。詞は一時期のJohn Lennonのように簡素な深みを持つ短歌や俳句のようであるよ。日本盤のCDの帯にはテクノと紹介されていたが、そんなことなない、打ち込みなしの傑作だと思います。
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
1973年にシカゴの救貧院にて天涯孤独であったある男の81年間の生涯が閉じられた。その前年に1972年にその男は、住んでいたアパートを引き払い、大家にあけわたしたのだが、その大家はそのアパートに残された多大な絵画と小説に驚愕した。その男の名はヘンリー・ダーガー。小説はタイプライターで清書されており、1万6千枚以上にもわたり、子供を奴隷として虐待する暴虐非道な男たちを相手に、壮絶な戦いを繰り広げる7人の美少女姉妹の物語であった。その物語の挿絵として300枚もの水彩画も残されていた。
ラフォーレミュージアム原宿に「ヘンリー・ダーガー展 アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く「非現実の王国で」」を見に行ったのです。そうかこのビビアン・ガールズという7人の少女たちは、ヘンリーが生き別れをして生涯会い見えることのなかった妹の影のようなものなのかと思った。もの狂いのイノセンス。ほとんど前知識なしに、ヘンリー・ダーガー、なんか聞いたことのあるような名前だなと思い、この展覧会に行って驚いたのだけど、この芸術家を発見した彼にアパートを貸していた写真家のネイサン・ラーナーはもっと驚いたことだろう。アパートを引き払う時、ヘンリーは部屋の中のものはすべて捨ててくれと言ったという。
彼の墓碑銘には「子供たちの守護神」とあるそうだ。そうか、21世紀は少女たちが世界を救うのかもしれないなどと思いながら、原宿の街を歩いていた。
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
その昔、沖縄を旅した時、沖縄本島の西に位置する小島、久高島を尋ねたことがある。御嶽(うたき)と呼ばれる聖地のたくさんある小島だと聞いていたが、本当には何も無いような島であった。そういえば、沖縄の聖地、御嶽は海の見える何も無いようなところであったように記憶しているけれど、そこは何もないから神様のような太陽や神様のような月や神様のような海を感じれるところなのかもしれない。
静岡県三島のクレマチスの丘にあるイズ・フォト・ミューゼアムに沖縄の久高島で行われた祭祀、イザイホーを1978年に写真に納めた写真家、比嘉康雄の展覧会「母たちの神 比嘉康雄展」に行ってきた。ちなみに12年に1回行われるイザイホーは1978年以来行われていない。ノロと呼ばれる沖縄の最高位の神官は女性で、男子禁制のこの祭りを写真に撮れたのは、比嘉が西銘シズさんあらたまって外間ノロさんから「あなたのように熱心にシマに通ってくる人はいなかった。久高島の祭祀も私たちの代で終わるかもしれないのでしっかり記録してほしい」との許しがある時出たからだという。沖縄のおばんのやわらかいやさしさを感じる話。
琉球弧と呼ばれる奄美大島から与那国までの沖縄諸島の女神官による祭祀を集めたこの展覧会には南の国の霊気がみなぎっていて、ぼくのマブイ(魂)にニライカナイ(魂の帰るところ)の夢を見させるみたいであった。
イズ・フォト・ミューゼアム
http://www.izuphoto-museum.jp/index.html
久高島ホームページ
http://www.kudakajima.jp/
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
こんな夢を見た。我が家の飼い犬のレオと住宅街を散歩していると、突然、富士山の裾野の緑と低木の花々も咲き乱れる美しい高原のようなところに出てしまう。レオが喜び、駆けまわり始めると、首輪につながった綱から手を放してしまう。自由に駆けまわるレオを追いかけていると気持ちがいい。なんて美しいいなだらかな高原なのだろう。レオを追いかける。
この夢はシンプルな短編だな。あの夢の高原にレオともう一度出かけたい。神様、夢をかなえてください。
この夢はシンプルな短編だな。あの夢の高原にレオともう一度出かけたい。神様、夢をかなえてください。
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
「オグリ昌也&ハニーボーイ 阿佐ヶ谷ジュークジョイント」というCDを聴き、その8曲目の失恋の歌が北原白秋のようだと思った。ぼくは白秋の「からたちの花」という詞が好きなのです。オグリくんの歌にもすごく深いセセンチメンタルなものがあって、このCD8曲目の「春風」という歌が、寂しい幸せを胸にじんわり感じさせてくれるのです。マイナスの空気の出まくりのこのジャケットはオグリくん自身が描いたものですが、ぼくは好きです。オグリきんとぼくは近々、ロバート・ジョンソンを歌う会を開催するのかもしれない。ブルース万歳を三唱して、大好きな北原白秋の「からたちの花」を載せます。おやすみZZZzzz.....
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。
からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。
からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![entry_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_top_w.png)
なんか、この前、本当に久しぶりに詞ができそうで、古淵駅のところのコメダ珈琲で、おおきなカップのコーヒーを飲みながら、書いてたらできた。曲にすることができたなら、今度の土曜日、2011年4月23日の夜のスクールオブロックでのライブで歌ってしまおう。
ということで小田急相模原の駅近くのバー、スクールオブロックで弾き語りをします。タイバンはオグリ昌也くん、山本慎太郎さん、高雄文さんです。オグリ昌也くんはぼくも大好きな心に染みるようなブルース好きのシンガーです。
今度のライブのテーマは「失われたものを求めて」かななんて、自分で勝手に決めてしまおう。SUNレーベル時代のLittle Junior Parkerを聞きながらこれを書いてます。今度のライブでは"Mystery Train"は歌おうかな。
bar School of Rockのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
ということで小田急相模原の駅近くのバー、スクールオブロックで弾き語りをします。タイバンはオグリ昌也くん、山本慎太郎さん、高雄文さんです。オグリ昌也くんはぼくも大好きな心に染みるようなブルース好きのシンガーです。
今度のライブのテーマは「失われたものを求めて」かななんて、自分で勝手に決めてしまおう。SUNレーベル時代のLittle Junior Parkerを聞きながらこれを書いてます。今度のライブでは"Mystery Train"は歌おうかな。
bar School of Rockのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
![entry_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/entry_bottom_w.png)
![plugin_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_top_w.png)
カテゴリー
![plugin_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_bottom_w.png)
![plugin_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_top_w.png)
最新コメント
![plugin_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_bottom_w.png)
![plugin_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_top_w.png)
最新記事
(02/11)
(02/11)
(02/08)
(02/07)
(02/05)
(02/05)
(02/03)
![plugin_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_bottom_w.png)
![plugin_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_top_w.png)
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
![plugin_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_bottom_w.png)
![plugin_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_top_w.png)
ブログ内検索
![plugin_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_bottom_w.png)
![plugin_top_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_top_w.png)
最新トラックバック
![plugin_bottom_w.png](https://bfile.shinobi.jp/5384/plugin_bottom_w.png)