えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。眠っていると、何か虫のようなものがとまっている。気になり、手でひきはがすと、それは黄色い小ぶりのアゲハ蝶が傷つけられ、死に絶えようとしている。その黄色い羽が美しい。

そこで目が覚めた。最近、なにやら怪しげな夢を見ます。
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マルジャン・サラトピ監督のフランス映画「チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~」を見ました。1950年代のイランの街を舞台にした美しい絵本の中のようなところで語られるのは、ちょっと神さまの企てた皮肉とすらも感じてしまう、あるバイオリン弾きの終りの時に回想される人生。背景には風格あるイランの古い町並み、エレガントは男たち、ベールをまとっていない美しい女たち。こなんところもこの映画の見どころに違いありません。

日本の森崎東監督の映画とか、フィンランドのアキ・カウリスマキ監督の映画を思い出しました。映画は夢と語ったのは日本の大林宣彦監督ですが、それはこの映画にもあてはまります。しかし、この映画の夢は、少々、苦悩に満ちた悲しい夢ではあります。

救われないラストにあくまでもペシミストたるような詩の心を感じ、胸にもやもやが残ります。ぼくは嫌いではありませんが、この物語のフィナーレはアベックではあまり見ない方がいいように思えました。叶えられないたくさんのものがありますが、それでも人の心は美しいとマルジャンさんは語っているように思いました。

http://chicken.gaga.ne.jp/top.html
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こんな夢を見た。とある海の入江にある一艘の船も停泊していない夜の海の黒い水の中に二人は飛び込む。水は黒いが、なぜかきれいな水の中を二人は泳ぎ始め、二人は自分たちが泳げるのを発見する。泳げるのがうれしく、泳げてよかった、と思う。二人は胸の奥で永遠を誓いあいました。

そこで、目が覚めた。いかにもフロイト的な恥ずかしい夢ですが、黒い海が美しかったです。
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クリストファー・ロイドさんの著した「137億年の物語」を読了した。カラー口絵のたくさんはさまった歴史図鑑のような本です。507頁で2段組のヴォリュームの本で最後の方はななめ読みになってしまいました。しかし、読み通させたこの本はぼくにとって、やはりとてもおもしろかったということ。

歴史の変動に気候の変化があり、その気候の変化はプレート・テクトニクスという大地の移動によるらしい。最後の方の章には解決されなくてはならないたくさんの問題、例えば、人口の爆発的増加、人類の活動による生態系の破壊、貧富の格差の拡大化、エトセトラが書かれてあって、どれも深刻です。

この地球が生きものの楽園となったのはティアという星が地球に衝突し、月が誕生し、そこから、太陽風からの磁気シールドが生まれ、四季を生み出す地軸の傾きと安定的な公転も生まれたということです。なんという偶然なのだろう。その137億年の歴史の中で人類の歴史は1分17秒にすぎず、有史は3秒をすぎない。人類は悪いことをしすぎだとも思うのだけど、歴史に残るとはそういうことなのだろう。ほとんどの人たちは善い心を持った善い人たちだとも思う。

本を閉じて想像するに、今、新しい世界が訪れつつあって、その鍵は、インドのシャカ族の王子が見つけ、アショカ王が広めた生きとし生けるものへの愛を説く教えにあるのではないか、と思いました。

http://hon.bunshun.jp/sp/137okunen










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こんな夢を見た。家の中に死んでしまったはずの犬であるレオがいる。ぼくは帰ってきたんだと思うと同時にまたいなくなってしまうのだろうかと思う。ぼくは四六時中レオと過ごすようにする。レオは普通に生きていて、いなくなってしまうことが信じられない。ある時、レオはぼくの部屋の布団の中にもぐりこむ。するとレオがいなくなってしまった。そして、その布団の中に狼やハスキーのようななりであったレオとは違う一匹のビーグル犬が残されている。胸に張り紙が貼られていて、それは、この犬は日本のビーグル犬です、と書かれている。確かにビーグル犬は西洋の犬だけれども、日本のビーグル犬とはどういうことだろう。そして、このビーグル犬が家にやってきた、あたかも贈られてきたのだから、飼おうと思うのだけれど、父と母をどうやって説得するかを思案し始める。

そこで目が覚めた。夢を見ている時、ひと時のハッピーさがありました。レオよ、ありがとう。
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園子温監督の「希望の国」を見ました。原発事故に生活と人生を翻弄された三組のカップルが主人公。

大矢直子の演じる智恵子がよかった。フェデリコ・フェリーニ監督の「道」に出てくるジュリエッタ・マシーナ演じるジェルソミーナを思い出した。この智恵子は高村光太郎の「智恵子抄」の智恵子なのかもしれない。智恵子の口癖は「うちにかえろうよ」。夏八木勲の演じる泰彦はいつもこう返す、「そうか、十分後にかえるよ」。

ラストの展開は中上健次の小説の物語世界を思い出した。

「希望の国」の希望だけれど、その希望は、たった一つの小さな遠くの星のようにほんの微かに光っているように思えたけれど、たしかに光っているのです。

http://www.kibounokuni.jp/
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町田のWest VoxでのセッションでDoorsの"Cars Hiss By My Window"を歌いました。Doorsのブルースです。Doorsには二人、作詞・作曲をする人がいて、一人はギタリストのRobby Kriegerで、も一人はボーカリストのJim Morrison。Jimの作った歌はどれもブルース臭くて、その白眉がこの今夜、歌った"Cars Hiss By My Window"。JimはUCLAの大学生のころ図書館に通い詰め、古いカントリー・ブルースばかりを聴いていたそうだ。

Jimは1971年に27歳の若さで逝ってしまう。JimはBob Dylanと並ぶロックの幻想的な詩人を呼ばれていた。最近のBobの素晴らしい音楽を聴くにつれ、Jimにも生きていて欲しかった、すばらしい詩を吟じ、Jimにしか歌えないブルースを歌っていただろうと思うのです。

(不道徳な)Jim MorrisonのブルースとDoorsの音楽はアメリカの自由の精髄だと思う。

The Doors - Cars Hiss By My Window

http://www.youtube.com/watch?v=QpPB6DRUIWo
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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