えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今月のぼくの歌う予定です。10月11日(日)は横浜の方で弾き語りで、なんと、10月12日(祝)は新橋あたりでバンド演奏します。

http://kysakai.lovemebaby.net
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トールモー・ハウゲンの著した「ヨアキム」を読む。読んで、子どもの頃もいろんな悩みや痛みがあって、そのころのそれをなんだか、感覚として思い出してしまい、それらが、夢とか悪夢とかろないまぜになって、うっすらと詩的に美しく光っているような、文章、文体、小説だと思った。この本は、この前、読んだ「夜の鳥」の続編で、北欧の文学の生んだもっともすぐれた深さの名編だとも思う。

ぼくも子どものころも悩んでいたようだし、今も悩みが尽きず、人生ってなんなのだろう、と思ったりして、そんな中で、少しでも美しい何かを感じたくて、人は本を読んだり、絵を見たり、映画を見たり、歌を歌ったり、はてまた、恋をしたりするのでしょうか? ぼくには本当のところは何にもわからないとため息をつき、今夜は本を閉じます。






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最近、"CHORO CLUB with VOCAKITAS TAKEMITSU SONGBOOK"というアルバムを本当に気に入ってしまって、よく聞いています。このアルバム、バンドリンの秋岡歌さん、ギターの笹子重治さん、コントラバスの沢田譲治さんからなるブラジル・音楽をもともと演奏するチーム、ショーロクラブが、七人のヴォーカリスト、アン・サリーさん、沢知恵さん、おおたか静流さん、おおはた雄一さん、松平敬さん、松田美緒さん、tamamixさんらとともに現代音楽の鬼才作曲家、武満徹の映画音楽などのために作曲した歌曲をとりあげたもの。

武満徹さんというと、もっとも海外のオーケストラで取り上げられることの多い国際的な作曲家であり、その音楽には難解という言葉がついてまわりもするけれど、こんなわかりやすい音楽もたくさん作っていたのですね。

このアルバムの6曲目に入っている谷川俊太郎さんが作詞し、武満徹さんが作曲した「恋のかくれんぼ」なんて歌を聴いて、ぼくの胸はちかごろ不思議の高まって、じーんとしてしまうのは、どうしてなんでしょう?

まあるい地球に朝がきて
だれかとだれかが
かくれんぼ
もおいいかい
まだだよ
かくれるだれかの耳朶(みみたぶ)に
みつけるだれかがキッスしてる

まあるい地球に夜がきて
わたしとあなたと
通りゃんせ
往きはよいよい
帰りはこわい
ここはどこの細道じゃ
ふたりの恋の細道じゃ







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秦野の駅から歩き始め、震災湖を抜け、渋沢丘陵を通り、渋沢の駅までのそんな散歩をしました。

震災湖はかの関東大震災に水がわきはじめ、水がたまりできたそうで、いまだに水は枯れずに。どこかしこから不思議に水はどこかの地下の水脈ちつながっていて、わいているらしいのです。

静かなたたずまいに子ども連れの家族やヘラブナ釣りの人がちらほら。とても素敵な癒しの小さな湖です。
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ハーモニカ奏者、居相毅さんのライブ「つなげや音舗presents ハーモニカ吹き居相毅バースデー企画ライブ「HARPDOG SHOWCASE! Come Back ~ハーモニカが吹きたいだけなんだ、みんなの音と一緒に~」」を見に行きました。

4組の歌うたいのいるバンドやら弾き語り、江崎掌さんとrinamameさんのOrquesta Gerbera、饗庭純さんの弾き語り、河野智行さんの弾き語り、引田香織さんをフィーチュアリングした居相毅さんのバンド、Comhaltas de Celtic Harmonica、それぞれに居相さん自身がハーモニカで絶妙なチャチャを入れるという催し。

そういえば、ぼくもずうずうしくも、居相毅さんハーモニカでバッキングしてもらったことがあるのだけど、とても歌いやすかったのは、居相さんの出す音に、ものすごく熱い歌心と音楽に対する愛情と造詣があるからなんだと、改めて思いました。

それぞれ、ジャンルを越境したような4組の演奏者の方々でしたが、居相さんが今の時代を「喪失感と不安」とMCしていたのとあいまって、Orquesta Gerberaの"Danny Boy"に始まり、アンコールを引田香織さんが歌いComhaltas de Celtic Harmonicaを付けた「赤とんぼ」でしめくくったその流れに、一つの物語を感じて、これこそ、この夜の音楽がもたらしたマジックだと思った次第。

居相毅さん、お誕生日、おめでとうございます。

http://ameblo.jp/harpdog/
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エヴァ・デュヴァネイ監督のの「グローリー -明日への行進-」を見た。マーチン・ルーサー・キングの人種差別撤廃と有色人種の公民権を確立を訴えるアラバマ州セルマからモントゴメリーへの大行進がどのようにして実現されたかを描いた映画であった。

ハリウッドの映画なので、エンターテイメント色の濃い軽い映画かと思っていたのだが、見終えた感想は、さすがに史実に忠実だけあって、重い。しかし、昨今の数年、黒人が警官に射殺される事件があいつでいて、これは今を語る映画にもなりえていて、そのようなアメリカに、どうしたのだろうという危惧を抱いてしまう。

昨今の日本の不穏な情勢やらなんやらで、この映画は日本の若い人が見た方がいい映画でもあると思った。過去のそうであったことに従い、大切な人生と命を反故にしてはいけない。世界ははやはり変えられるものだとたきつけることは、罪深いことなのだろうか。

ぼくは現代史に登場する人物で絶対的に尊敬に値すべき人がいると思っていて、それは、キング牧師、マハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデーラの三人なのです。この三人については自作でも歌っています。

ゴスペルが聴きたくなりました。

http://glory.gaga.ne.jp
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茅ヶ崎市美術館に「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」展を見に行きました。

数々の国際的な賞を受賞した棟方志功は絶対的に尊敬していた上の世代の画家がいて、それが萬鉄五郎とのこと。その棟方志功と萬鉄五郎の二人の展覧会でした。

あの有名な「釈迦十大弟子二菩薩」も見れました。そして、そのような日本人らしい版画の原点にもなった当時では前衛的でもあっただろう萬鉄五郎の絵をたくさん見れました。

この展覧会の解説にあった棟方志功自信の言う「日本人として生まれきる」とはどういうことなんだろう? しかも、この日本語、おかしくないか、などと思いながら、さまざまな絵や版画を見ながら、もっともぼくの惹かれた作品は、仏は神のような日本的なモチーフを採用していない巨大な「鷺畷の柵」なのでした。

日本的とはどういうことなのか、「茶の本」の岡倉天心、「民芸運動」の柳宋悦、横山大観の日本画、棟方志功と萬鉄五郎の二人の画業、それらと考えあわせると、深いテーマとなりそうです。しかし、今は、この日本を愛し、美に殉じた棟方志功と萬鉄五郎二人に敬意を表し、筆を置きます。

http://www.chigasaki-museum.jp/exhi/2015-0906-1103tenrankai/
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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