えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今日はレオの命日です。写真を見ていたら胸がズキズキしてきた。
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明後日の土曜日はこの前の水曜日に続いて、定期健診で血液検査なんで、明日は万象房に行ってもアルコールはビール一杯だと、宣言でもしておかなくては、だめ人間なぼくは誘惑に負けてしまうかもしれません。

そんなばかなやつの話より、そんな万象房で来月の11月21日(土)に開催される、ぼくが企画したライブ"Searching For Irish Soul Breath"の一カ月以上も前の宣伝がしたいのです。出演者はスミアヤコさん、らんぶりんまっくさん、スズキミカコさん、ぼくの4人で、一人一曲、演奏する楽曲の中にあのアイルランドの名曲を入れなければいけないというもの。こうご期待です。おぼえておいて、ぜひ遊びに来てね。

万象房のページ
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/open_cafebanshowboh.htm

スミアヤコさんのページ
http://mainitisumi.com

スズキミカコさんのページ
http://pocopana-lyrics.seesaa.net

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会社の健康診断で半日人間ドックというのを、赤坂のホテルニューオータニの中にある病院で、受けてきた。

患者の待合室のところにアンディー・ウォーホールの版画「ビーナス」の手書きのシリアル番号とサインも書かれた本ものが飾れていた。待っている長い間、混雑するそこでその一枚をずっと見ていた。ぼく以外は誰も気づかないというより、知りもしない風だったけれど、その版画はぼくにはとても美しかった。
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杉浦日向子さんの漫画「合葬」を読む。

明治維新にこのような物語があるとは知らなかった。あくまでも負け散っていくものの視線で描かれたもう一つの幕末から維新までの話を、あくまでも一人ひとりの大切な詩として漫画で描かれていた。

文庫本ではなく大きな単行本で読みたかったかな。あの伝説のマイナー漫画雑誌「ガロ」に連載されていた杉浦日向子さんのもっと初期の傑作。ちかごろ映画にもなっていて、それはまだ見ていないけれど、漫画には漫画でしかできない表現があるとこの本を読みながら感じた。

負けざるえない十代の少年たちを至純に描いた今は亡き女流漫画家、杉浦日向子さんはきっと素敵な人だったのだなと思い、本を閉じた。





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今夜もどうせよく眠れないんだ。食欲もないし、ビールと枝豆と泡盛とウィスキーだけがおいしい素敵な秋で、そんな秋のちかごろによく聴いているアルバムRambling Steve Gardnerさんの"Hesitation Blues"を紹介します。古いブルースとかゴスペルとかの伝承歌がたくさん聞けて、ほんとうに知らないミシシッピの地をさまようとはこんなことなのかと、かのあこがれの地を思いうかべる。

ぼくは白人には本当のブルーズは歌えないとある時は思っていたのだけど、それはまったくの偏見だと恥じ入りもします。最高です、Rambling Steve Gardner!

そこでこのアルバムでも聴けるHesitation Bluesを自分なりに意訳してみました。このブルーズ、大好きになってしまった。1916年からはある誰が作ったともいえない伝承歌だそうです。けれど、下品な歌はあの娘から嫌われるなぁ。眠れない今夜だけは許してください。

十円は十円、百円は百円
あの娘はちっとも気にしない、さぁ、話してよ
どのぐらい、どのぐらい待っていたらいいのかい
きみがぼくのものになれば、はにかみ屋ともおさらばさ

アメリカ紙幣には神を信じると書いてある
ぼくは今夜ものんだくれで電車もない、さぁ、話してよ
どのぐらい、どのぐらい待っていたらいいのかい
きみがぼくのものになれば、はにかみ屋ともおさらばさ

川がウィスキーならば、ぼくはアヒル
底まで泳いでのぼってこない、さぁ、話してよ
どのぐらい、どのぐらい待っていたらいいのかい
きみがぼくのものになれば、はにかみ屋ともおさらばさ

広い海では石は眠り、魚が泳いでいるものさ
きみはぼくに意地悪するけれど、さぁ、話してよ
どのぐらい、どのぐらい待っていたらいいのかい
きみがぼくのものになれば、はにかみ屋ともおさらばさ

はにかみ屋のストッキングも持っているし、はにかみ屋の靴も履いている
おまけにはにかみ屋のブルースを歌う、さぁ、話してよ
どのぐらい、どのぐらい待っていたらいいのかい
きみがぼくのものになれば、はにかみ屋ともおさらばさ






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今月のぼくの歌う予定です。10月11日(日)は横浜の方で弾き語りで、なんと、10月12日(祝)は新橋あたりでバンド演奏します。

http://kysakai.lovemebaby.net
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トールモー・ハウゲンの著した「ヨアキム」を読む。読んで、子どもの頃もいろんな悩みや痛みがあって、そのころのそれをなんだか、感覚として思い出してしまい、それらが、夢とか悪夢とかろないまぜになって、うっすらと詩的に美しく光っているような、文章、文体、小説だと思った。この本は、この前、読んだ「夜の鳥」の続編で、北欧の文学の生んだもっともすぐれた深さの名編だとも思う。

ぼくも子どものころも悩んでいたようだし、今も悩みが尽きず、人生ってなんなのだろう、と思ったりして、そんな中で、少しでも美しい何かを感じたくて、人は本を読んだり、絵を見たり、映画を見たり、歌を歌ったり、はてまた、恋をしたりするのでしょうか? ぼくには本当のところは何にもわからないとため息をつき、今夜は本を閉じます。






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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