えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
国立新美術館に「草間彌生展「わが永遠の魂」」を見に行った。
草間彌生さんの展覧会があると必ず行ってしまうのだけど、昔、竹橋の国立近代美術館で初めて見た草間彌生さんの絵、インスタレーション、彫刻などのアート作品は驚きと鮮烈であった。その国立近代美樹幹の草間彌生展で1960年代の彼女の所謂「ハプニング」と呼ばれる芸主活動の記録フィルムが映されていた。若い彼女は全裸に水玉のペインティングをほどこし、ニューヨークの郊外を、ヒッピーたちにとりかこまれて笑いながら走っていた。美しくてかっこいいとぼくは思いモノクロのフィルムの中の彼女に恋をしてしまったのかもしれません。
国立新美術館でちかごろの草間彌生さんの何枚もの大きな絵を見て、ぼくは、ムンクの生涯のラストに描いた一等明るい日が昇る絵を思い浮かべてしまう。今の草間彌生さんの絵は、魂が自由に遊んでいて、ついにここまで来たという感慨すらもおぼえてしまう。
Princess of Polka Dots, Love Forever.
草間彌生展「わが永遠の魂」国立新美術館
草間彌生さんの展覧会があると必ず行ってしまうのだけど、昔、竹橋の国立近代美術館で初めて見た草間彌生さんの絵、インスタレーション、彫刻などのアート作品は驚きと鮮烈であった。その国立近代美樹幹の草間彌生展で1960年代の彼女の所謂「ハプニング」と呼ばれる芸主活動の記録フィルムが映されていた。若い彼女は全裸に水玉のペインティングをほどこし、ニューヨークの郊外を、ヒッピーたちにとりかこまれて笑いながら走っていた。美しくてかっこいいとぼくは思いモノクロのフィルムの中の彼女に恋をしてしまったのかもしれません。
国立新美術館でちかごろの草間彌生さんの何枚もの大きな絵を見て、ぼくは、ムンクの生涯のラストに描いた一等明るい日が昇る絵を思い浮かべてしまう。今の草間彌生さんの絵は、魂が自由に遊んでいて、ついにここまで来たという感慨すらもおぼえてしまう。
Princess of Polka Dots, Love Forever.
草間彌生展「わが永遠の魂」国立新美術館
ぼくはRoy Orbisonの歌と歌声がたまらなく大好きだ。このライブ・アルバム"BLACK & WHITE NIGHT"が収録された1988年9月30日の夜は、多分、Royの人生の中でもっとも華やかなハイライトだったのだろうと思う。1960年代の前半に数々のヒットを連発し、その後、人生の大きな悲劇に見舞われ、沈潜していたRoy。そして、この復活コンサートでまったくの健在ぶりを示し、それから、George Harrisonからの誘いでTraveling Wilburysを結成し、そのアルバムはグラミー賞も受賞する。その音楽人生の中で、つかの間の二度目の春を迎え、あっさりと、手を振り、空の向こうに旅立ってしまった。まるで、Roy自身の歌のように。
この"BLACK & WHITE NIGHT"、いっしょに演奏しているメンバーもすごい。Jackson Browne、Elvis Costello、T-Bone Burnett、J.D. Souther、Jennifer Warnes、k.d. lang、Bonnie Raitt、Bruce Springsteen、Tom Waits。残さたムービーを見ると、みんな、とても楽しそう。つづいていく失恋の歌の中で、その時間がなぜか至福のひと時になるのです。
相模大野のアコパで歌って、だべっていたら、昔の自分を思い出したのです。ニ十歳前後の自分のことで、あのころは夏でも冬でも革ジャンを着て、靴は安全靴(喧嘩になったら蹴ると強い)で、とてもとても、ささくれだっていた。そのころの自分を知っている人に会うと少しばかり恥ずかしくなる、会う人間には議論とか、喧嘩みたいなことをいつもふっかけていた。
けれども、音楽が好きで、聴く音楽はラブ・ソングばかりで、それが好きだった。ブルースのラブ・ソング、リズム・アンド・ブルースのラブ・ソング、ソウルのラブ・ソング、レゲエのラブソング、ジャズのラブ・ソング、ポップスのタブ・ソング。今でも同じだけど、そんなラブ・ソングの好きだったことを思うと泣けてくるぜ。
今夜のアコパでぼくもへたなラブ・ソングを歌いました。そんなファッツ・ドミノの名曲をマジック・サムが歌った"Every Night About This Time"をご紹介します。
そして、究極のラブ・ソングはガーシュイン兄弟が作ったこの曲"Our Love is Here to Stay"ではなかろうか? ダイナ・ワシントンの歌唱でお送りします。
おやすみ、ベイビー、ZZZzzz.....
けれども、音楽が好きで、聴く音楽はラブ・ソングばかりで、それが好きだった。ブルースのラブ・ソング、リズム・アンド・ブルースのラブ・ソング、ソウルのラブ・ソング、レゲエのラブソング、ジャズのラブ・ソング、ポップスのタブ・ソング。今でも同じだけど、そんなラブ・ソングの好きだったことを思うと泣けてくるぜ。
今夜のアコパでぼくもへたなラブ・ソングを歌いました。そんなファッツ・ドミノの名曲をマジック・サムが歌った"Every Night About This Time"をご紹介します。
そして、究極のラブ・ソングはガーシュイン兄弟が作ったこの曲"Our Love is Here to Stay"ではなかろうか? ダイナ・ワシントンの歌唱でお送りします。
おやすみ、ベイビー、ZZZzzz.....
小説家の小川洋子さんと臨床心理学者であり心理分析医でもある河合隼雄先生の対談集「生きるとは、自分の物語をつくること」がおもしろくて、一気に読んでしまった。思えば、河合隼雄先生が一年間の夢の中の旅の後、天国に旅立たれたのは十年前、2007年7月19日だったのだけど、この小川洋子さんとの対談が、河合隼雄先生の最後のメッセージとなりそのタイトルがずばり「生きるとは、自分の物語をつくること」。この本の中の河合隼雄さんのある言葉にぼくはぎくりとして出会うべくして、今、出会ったかのような、何かが胸の奥底からあふれるかのような感動をおぼえたのでした。敬意を込めて、ぼく自身のためにも引用をお許しください。
「お医者さんに、魂とは何ですか、と言われて、僕はよくこれをいいますよ。分けられないものを明確に分けた途端に消えるものを魂というと。善と悪とかもそうです。そういう区別を全部、一端、ご破算にして見ることなんです。障害のある人とない人、男と女、そういう区別を全部消して見る」
それから、小川洋子さんの書いた「二人のルート|少し長すぎるあとがき」も追悼文になってしまったのだけど、素晴らしい。ぼくは小川さんの書いた小説は「ミーナの行進」しか読んだことがないけれど、この「生きるとは、自分の物語をつくること」でも取り上げられている「博士の愛した数式」も読んでみようかな。昔、読んだ「ミーナの行進」はすごくよかったです。
ぼくは自分の物語をつくっているだろうか? 空の向こうの河合先生、作っていますよね。
思えば、ギターを本当に弾き始めたのは四十を過ぎてからだったのです。ずっと、バンドで歌を歌ってきたのだけれど、あのころ、いろいろな都合でバンドもライブをなかなかやれなくなり、形だけあるというような感じとなり、そうだ、弾き方とコードの押さえ方を知っているギターがあるではないかと、独り身ぽっちで弾き語りを始めたのだった。
一人で始めなきゃ何も始まらないし、バンドのメンバーに音楽のことで、いろいろ文句も言っていて、その刃をダモクレスの剣のごとく自分に向け、その日の演奏がよければ、自分がよかったのだし、悪ければ自分しか文句を言う相手はいない、そんな状況に身を置いて歌を歌うのはどうだろうかと考え、実行してみて、今まできてしまった。それに大好きなブルーズ・マンのRobert Johnsonは弾き語りで素晴らしい音楽を残しているしね。けれど、そのRobert Johnsonの二十七歳で毒殺される直前はドラムスとベースのメンバーでバンド演奏をしていたという伝説が残っている。ロック・ミュージックの源流と根底はやっぱRobert Johnsonなのだろうか?
そんなことを考えていると無性にJimi Hendrixを聴ききたくなり、この人もその根っこにあるものは独り身ぽっちのブルーズだったのではないかと思えてしまい、アコースティック・バージョンの"Hear My Train A Comin'"を聴いてしまうのです。
♪♪♪
おれは駅で列車を待っている
あの列車を待っている
あの列車を待っているのよ
家までおれを帰してくれるのさ
この寂しすぎるところから
だれもが、どんなやつもおれの気を滅入らせ、変わらせようとする
かわいいおれのあのこはおれことをを最低の恥だと言った
わかったぜ
涙が燃えている
涙がおれを焼いて
涙がおれの心の深くで
おれを燃やしつくす
きみはかわいい人だけど
なんてひどい話だろう
おれたちが別れなきゃならないのなんて
それでいいぜ
おれはこの町を出ていく
そうさ、出ていくさ
大金持ちになって
大物ってやつになって
名士ってやつかもな
この町を買ってやる
この町ごと買ってやる
それですべてをおれの靴の中に入れて
そのかけらの一つをおまえに分けてあげてもいいよ
それがおれのしたいこと
おれがしたいこと
おれがしたいこと♪♪♪
さて、バンドではKeith Richardsみたいなギタリスト、Garth HudsonとかDr. Johnみたいなキーボード・プレイヤーを募集しています。黒人音楽、いわゆるブラック・ミュージックが好きな人がいいな。
一人で始めなきゃ何も始まらないし、バンドのメンバーに音楽のことで、いろいろ文句も言っていて、その刃をダモクレスの剣のごとく自分に向け、その日の演奏がよければ、自分がよかったのだし、悪ければ自分しか文句を言う相手はいない、そんな状況に身を置いて歌を歌うのはどうだろうかと考え、実行してみて、今まできてしまった。それに大好きなブルーズ・マンのRobert Johnsonは弾き語りで素晴らしい音楽を残しているしね。けれど、そのRobert Johnsonの二十七歳で毒殺される直前はドラムスとベースのメンバーでバンド演奏をしていたという伝説が残っている。ロック・ミュージックの源流と根底はやっぱRobert Johnsonなのだろうか?
そんなことを考えていると無性にJimi Hendrixを聴ききたくなり、この人もその根っこにあるものは独り身ぽっちのブルーズだったのではないかと思えてしまい、アコースティック・バージョンの"Hear My Train A Comin'"を聴いてしまうのです。
♪♪♪
おれは駅で列車を待っている
あの列車を待っている
あの列車を待っているのよ
家までおれを帰してくれるのさ
この寂しすぎるところから
だれもが、どんなやつもおれの気を滅入らせ、変わらせようとする
かわいいおれのあのこはおれことをを最低の恥だと言った
わかったぜ
涙が燃えている
涙がおれを焼いて
涙がおれの心の深くで
おれを燃やしつくす
きみはかわいい人だけど
なんてひどい話だろう
おれたちが別れなきゃならないのなんて
それでいいぜ
おれはこの町を出ていく
そうさ、出ていくさ
大金持ちになって
大物ってやつになって
名士ってやつかもな
この町を買ってやる
この町ごと買ってやる
それですべてをおれの靴の中に入れて
そのかけらの一つをおまえに分けてあげてもいいよ
それがおれのしたいこと
おれがしたいこと
おれがしたいこと♪♪♪
さて、バンドではKeith Richardsみたいなギタリスト、Garth HudsonとかDr. Johnみたいなキーボード・プレイヤーを募集しています。黒人音楽、いわゆるブラック・ミュージックが好きな人がいいな。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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