えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
吉祥寺のアップリンクにラウル・ペック監督の『私はあなたのニグロではない』を見に行った。小説家、ジェームズ・ボールドウィン原作の『私はあなたのニグロではない』を基にした、1960年代のアメリカ黒人の公民権運動をとらまえたドキュメンタリーで、今も終わらない人種差別の行われる現代に対する問題提起も当然含めていて、今の映像も差し挟まれる。ジェームズ・ボールドウィンが理知鋭く、クールでかっこいい。あー、「もう一つの国」を再読したい。この映画のラストのジェームズ・ボールドウィンの声明は本当にかっこいいよ。
映画を見る前に渋谷に"Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)"のデモがあるというので行ってみた。歩道でそのデモを見ていて、何派でも来る、デモの終わらない列にぼくは歩道から拍手をしていた。たくさんのブラック・カルチャー、ブルースやリズム・アンド・ブルース、ソウル・ミュージック、ヒップホップにいつも触れてきたぼくにとって、この五月にジョージ・フロイドさんが、この三月にブレオナ・テイラーさんが警官に殺されたことはことはとてもショックで胸を痛めてもいる。差別は無くすことは未来の命に対するぼくたちの責任や義務であるような気もするがどうだろう? 今度はデモで車道を歩いてみようか?
映画『私はあなたのニグロではない』 公式サイト
映画を見る前に渋谷に"Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)"のデモがあるというので行ってみた。歩道でそのデモを見ていて、何派でも来る、デモの終わらない列にぼくは歩道から拍手をしていた。たくさんのブラック・カルチャー、ブルースやリズム・アンド・ブルース、ソウル・ミュージック、ヒップホップにいつも触れてきたぼくにとって、この五月にジョージ・フロイドさんが、この三月にブレオナ・テイラーさんが警官に殺されたことはことはとてもショックで胸を痛めてもいる。差別は無くすことは未来の命に対するぼくたちの責任や義務であるような気もするがどうだろう? 今度はデモで車道を歩いてみようか?
映画『私はあなたのニグロではない』 公式サイト
こんな夢を見た。ぼくは朝の九時ぐらいに友だちから誘われて、ハワイアンレストランにいる。そこでビールとロコモコか何かを頼もうと思っている。広い屋外のテラスもある開放的な明るいお店で、忙しく注文を聞いているウエートレスがいて、その女子はぼくが前に勤めていた会社にいた人なのだった。「あいよ」という声も高らかに、前の会社ではどこか暗いところのあるような彼女が、とても元気そうに働いている。友だちは、あそこで注文を聞いている人は、十時半ぐらいにここで歌うんだよという。まったく人前で歌を歌うような感じの人ではなかったのに、変わったんだなと思い、彼女がギターを弾いて、やっぱりハワイアンレストランだからハワイアンを歌うのを思い浮かべたりして、ぜひ聞きたいと思っている。ぼくは、すみませんと彼女に声をかけようとして、ふと、ぼくのことを憶えているだろうかなどとと思っている。
そこで目が覚めた。ここではごちゃごちゃ夢からの暗喩やらのこととか考えずに、なるほど、生きていく環境って大切だなって思いました。大事な大事な人生のために。
そこで目が覚めた。ここではごちゃごちゃ夢からの暗喩やらのこととか考えずに、なるほど、生きていく環境って大切だなって思いました。大事な大事な人生のために。
Waikiki Sandii
ジム・ジャームイッシュ監督の映画『デッド・ドント・ダイ』を見ました。ゾンビ―のホラーなのだけど、そこに感じるのはユーモアと批判精神でいつものジャームイッシュ・フィルムでうれしくなりました。
リアルなアメリカってこんなところなのだろうか?ジム・ジャームイッシュの映画っていつもかっこいな~。
イギー・ポップがコヒー・ゾンビ―で出現、笑えます。ジム・ジャームイッシュの映画に出演する凸凹おもしろコンビはビル・マーレイとアダム・ドライバー、この二人もよかった。ジム・ジャームイッシュの言葉を紹介します。
「なぜゾンビだったかと言えば、今日の人間の在り方がいろいろな意味で、よりゾンビ化してきているんじゃないかと思えたから。自分のことしか考えない、エゴイスティックな生き方だよ。たとえばいまの物質主義、消費社会によって、僕らは地球にダメージを与えているのに、それに気付かない、あるいは関心がない。そういう生き方が僕にはゾンビと共通していると思えてならなかった」
「ちょっとダークかもしれないけれど、希望は込めたつもりだ。ここには人種差別主義者も出てくるが、ナイスな奴だっている。たとえば(ウータン・クランのRZA演じる)宅急便の配達人はこう言う、『この世界はパーフェクトだ。小さなことにも感謝すべきだ』と。僕はそういう気持ちのあり方がとても美しいと思う」
映画『デッド・ドント・ダイ』公式サイト|6月5日(金)公開 - ロングライド公式サイト|6月5日(金)公開 - ロングライド
このところ、George Floydさんの警官をによる殺害に端を発した全米での抗議のデモをCNNやtwitterで追いかけるかのように見ています。デモで声をあげる人たちを見ていると、Robert Flankの写真集「アメリカ人(The Americans)」や一年ほど前に長野の清里フォトアートミュージアムで見た展覧会を何やら思い出してしまう。
この既視感はどうしてなんだろう? Robertはきっと今ごろ、天国から降りてきて、瞬きもせずに写真を撮りつづけているのではないかしら? スイス人の写真家で生涯、アメリカに移り住んだRobert Flankがどうして、あんなにもアメリカが好きで写真を撮りつづけたのか、わかる気もして、それは、そうだ、ニュースで見る抗議の声をあげるどの顔もまぎれもない人生の主人公の顔をしているではないか。
あー、アメリカ、広大な大地にへばりつく移民の国、アメリカ、そのアメリカ人たちよ、この400年もの間つづいた悪魔の不正義をどうか乗り越えてくれ、とぼくは祈っていて、それを信じているものでもあるのです。
この既視感はどうしてなんだろう? Robertはきっと今ごろ、天国から降りてきて、瞬きもせずに写真を撮りつづけているのではないかしら? スイス人の写真家で生涯、アメリカに移り住んだRobert Flankがどうして、あんなにもアメリカが好きで写真を撮りつづけたのか、わかる気もして、それは、そうだ、ニュースで見る抗議の声をあげるどの顔もまぎれもない人生の主人公の顔をしているではないか。
あー、アメリカ、広大な大地にへばりつく移民の国、アメリカ、そのアメリカ人たちよ、この400年もの間つづいた悪魔の不正義をどうか乗り越えてくれ、とぼくは祈っていて、それを信じているものでもあるのです。
昔、こんな夢を見たことがあった。夢の中でぼくは、アメリカの奴隷制の残る深南部、ミシシッピー州とかのどこかで、農園の白人の跡取り息子であった。ぼくには愛する女性がいたのだけれども、その女性の親からは、あんな黒人びいきの、頭のおかしい男とは結婚させない、といわれていた。ぼくは、黒人たちに曖昧に同情的で、彼らの週末にするパーティーで歌を聞いたり、踊ったりするのが大好きで、恋人とともに、黒人たちの住むシャック(掘っ立て小屋)に酒や料理を持って訪れて、楽しんでいた。けれども、その黒人たちの体の大きなリーダーからは、おまえは所詮、白人だ、施しなんか、くれてもお前のことを信じないぞ、といわれていた。ぼくは、ぼくの農園の黒人のリーダーに、もうじきすべては変わってゆくよ、といい、恋人に、この忌々しい人種差別が時を経ってなくなって、おれは没落する運命にあるのさ、と語ってもいた。
とてもリアルなそんな夢だったけれど、ふとその夢のつづきが、今、わかったような気がしたのです。ぼくは、その後、恋人を残して、戦わずに自殺してしまった。戦わないことも自殺することも、もう、ぼくにはないだろう。
Sam cookeの"A Change Is Gonna Come"を聞きましょう。
とてもリアルなそんな夢だったけれど、ふとその夢のつづきが、今、わかったような気がしたのです。ぼくは、その後、恋人を残して、戦わずに自殺してしまった。戦わないことも自殺することも、もう、ぼくにはないだろう。
Sam cookeの"A Change Is Gonna Come"を聞きましょう。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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