えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

クリストファー・カーの著した『最期に見る夢―終末期体験の奇跡』を読みました。友人の島田啓介さんが訳しています。アメリカのホスピスの医師の書いた本です。
延命治療を絶って、日々を過ごし人たちの見た夢や会話から人生とは何だろう、と考える。読み進めるのが時に辛くなる。特に「死を語る子どもの言葉」など。それは誰にでもやってくることなのだけれども。
ぼくはフロイト、ユングの説く夢に関心があって、ユング派の医師である河合隼雄さんの本は本当にたくさん読んできたけれど、この『最期に見る夢』を読みながら、夢とは解釈したり、分析、解析したり、ましてや、それで占ったりするものではなく、そのまま感じ、生きるものではないだろうか、と思いました。
「夢の解釈を越えて」の章の献辞、アメリカのカトリック教会、厳律シトー会(トラピスト)の修道司祭、作家のトマス・マートンの言葉をあげて、この拙文をしめくくりたいと思います。
「人生とは問題を解くことではなく、神秘を生きることだ。」

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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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