えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
三井記念美術館で『円山応挙 革新者から巨匠へ』展を見ました。これまであまり足を運ばずにいた日本画の展覧会に最近、はまっております。今日もいいもの観ました。後に財閥となる三井家は円山応挙のよき、もっとも熱心な今でいうパトロンだったそうで、今回の展覧会も見ごたえがありました。とくに「竹雀図屏風」や「遊虎図襖」、伊藤若冲の「竹鶏図屏風」と対となっている、いわば合作の「梅鯉図屏風」が若冲の絵もあわせて、とてもいいと思いました。応挙の描く生きものたちがとてもかわいいのです。若冲との合作は、お互いに立てながらも、一番、得意なものを描いたという風情ですな。お互いのレスペクトが伝わってきます。
ところで、近ごろ、ぼくは日本の伝統の何がしかに惹かれますが、ふと立ち止まって考えてもしまいます。最近のインターネットではびこる排外や差別をあおる右翼、いわゆるネトウヨには嫌悪を感じますが、ぼくなどは彼らのいうパヨクなのでしょう。維新の会という政党は助成金を打ち切り、文楽を途絶えさせようとしていましたな。国立劇場の建て替えもしくは補修を長く店ざらしにして、何も進展させない自由民主党のどこが保守なのかぼくにはさっぱり分かりません。すると、ネトウヨとは真逆の坂本龍一が長谷川等伯についてインタビューで熱く語っていたのを思い出しました。ぼくといえば、今回の円山応挙展、平日にもかかわらず、たくさんの人で賑わっていることにほっと胸をなでおろすのです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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