えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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お正月の三が日はカレーのアサノは開いていないと思っていたんだけど、行ってみると三日にお昼だけ開いているらしいと貼り紙が貼ってありました。お昼からは11時からの営業。まだ間があるので、町田天満宮でお参りしてから、アサノでカツカレーを食べました。おいしいものに感謝、おいしいものを届けてくれる人に感謝、おいしいものに出会わせてくれる神様に感謝です。
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あけましておめでとうございます。年が明けますと毎年、同じ寺院、神社に初詣に出かけます。それぞれの神がかったところで御神籤をひいてみます。

大沼神社です。


「おみくじ

第三十八番



ゆきくれて
まよへる野辺の
ほそみちに
さやけき月夜の
かげはさしけり

目上の人のひきたてにより思ひがけぬ幸福あるべきなり 人を引き立て奮発して一心につとむべし されどあまり勢いまかせて心におごり生ずれば災あり」

雨降山大山寺大山不動尊です。


「おみくじ

第六一番 大吉

運勢

あなたの真心がどんな相手にも通じるたいへんよい運勢です。知識や論理よりもまず誠意。なにごとも真正面からためらうことなくぶち当たっていけば、必ず道が開けます。
進んで難関を克服して事を成就する気力が欲しいもの。この際は順風に背をうけて積極的に大洋に乗り出しなさい。」

大山阿夫利神社です。


「第三十五番



望みを掲げ威勢よく馬を走らせるも 目的地までの準備が疎かでは辿りつかない
勢いも大事だが計画的に物事を考える冷静さを持ち合わせよ 例え時間がかかっても良い結果に繋がる

運勢 大吉」

あー、いい天気の気持ちのよい一日でした。


ゆめゆめうたふがふことなかれ
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佐渡岳利監督の『SAYONARA AMERICA サヨナラ アメリカ』を見ました。ポップ・ミュージックの巨匠、細野晴臣さんの2018年のアメリカ・ツアー、ニューヨーク公演とロサンゼルス公演をとらまえたドキュメンタリーです。

2019年というと、新型コロナウィルスは流行する前で、その映像に、コロナ禍の2021年の細野さんのインタビュー映像がさしはさまれる。この『SAYONARA AMERICA』のテーマのひとつが"In Memories of No-Masking World"で、細野さんは、今の状況をもうもとには戻らないのではないかといい、コロナの前が10年以上前のようだともいう。ウィルスも怖いけど、人間も怖いよと、世界が全体主義にそまることを危惧し、自由がいいよという。ぼくも、右からも、左からもその流れが来ているように思え、自由がいいよと思う。

さて、この映画『SAYONARA AMERICA』のアメリカ公演の話にもどらなくては。マヤンというところの決して小さくはない2階の観客席もあるロサンゼルス公演の3曲目か4曲目の「薔薇と野獣」の曲の時、ステージの後ろから客席をとらえる映像があるのだけど、お客さん、みんながゆらゆらとリズムにあわせて踊っている映像にぼくの目頭はうれしくて熱くなる。

細野さんは、このアメリカ公演の後は、休もうかなと思っていたそう。そこにコロナ・ウィルスで、まったく楽器にさわっていなかったそうだけど、こうしていてもつまらないんで、また(音楽を)始めようかなと、細野さんはおっしゃっておられました。この映画を見て、細野晴臣さんはすばらしい、音楽はすばらしい、そんなことを思っておりました。

エンディング・テーマで流れる"Sayonara America, sayonara Nippon"に自由への思いが込められているようで、ぼくの心は震えていました。2022年がやってきて、ぼくも自由に歌いつづけますぞ。

映画『SAYONARA AMERICA サヨナラ アメリカ』公式サイト
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この前、うらたんざわ渓流釣場の人気の少ないフライフィッシングとテンカラ釣りの専門エリア、ヤマメクラシックⅠというところで釣りをしていた時のこと、毛鉤を変えて結びなおして、ふと誰かの強い視線を感じ、顔あげた瞬間、大きな黒い冬毛の鹿と目が合い、驚きました。その鹿は、バンビのような茶色い毛ではなく、黒い毛でおおわれ、その体躯の大きさと野生に生きている生きものの威厳に、ぼくはたじたじとなり、恐ろしさも感じ、襲われたら命の危険すらあると思い、そーっとその場を離れつつも、勇気をだして写真をパチリ。

後から考えれば、人の姿を見た鹿が、非難せねばと考え、あの川の向こうの狭い岩場に行ったのかもしれず、怖がっていたのは鹿の方かもしれません。あの決して目をそらさない、大きな黒い野生の鹿の強い視線が今でも、まざまざと思い出され、忘れられません。野生の生きものは素晴らしい、そう思わずにはいられません。ぼくは夏の終わりにここで、ヤマカガシという赤い蛇を見たこともあります。そう、野生の生きものは素晴らしい。

素晴らしい野生のあるうらたんざわ渓流釣場は素晴らしい。けれど、今度、このうらたんざわ渓流釣場のヤマメクラシックⅠやヤマメクラシックⅡで釣りをするときは、クマよけの鈴をつけねばなるまい。

(後に、友だちに指摘され、教えてもらいました。あの動物は、鹿ではなく国の特別天然記念物のニホンカモシカだったにちがいありません。)
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高森顕徹さんの著した『嘆異抄をひらく』を読みました。新聞の下段広告に大きく掲載されていて、いつか読みたいと思っていた本です。「嘆異抄」は親鸞の高弟である唯円が親鸞の没したあと、さまざまな親鸞のいったことの説、間違った異説に嘆き、親鸞のいったことはこんなことであった、と書き記した昔の本です。

昔、吉本隆明の『最後の親鸞』を読み、まったく何が書いておるのかわからなかったぼくですが、この『嘆異抄をひらく』を読み、すこしは解った気になれましたが、それでものみこめない、実感としてわかないすべての生きとし生けるものを救いたもうという「弥陀の本願」の顕現であるらしい「南無阿弥陀仏」の念仏であります。そりゃ、そうだ、ぼくのような人間は自分で自分を救うことなど、あたわず、仏の願いのあらわれでしか救えないのです。

ところで、「嘆異抄」の第三章、原文での「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」にふれるたびに考えてしまうことがあります。アドルフ・ヒットラーも往生を遂ぐのだろうか? やはり悪いことを行ってはなりませぬ。その一つの答えとして、『嘆異抄をひらく』に倣いつつ原文の第一章を引用し、この項を了とします。

「「弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて往生をば遂ぐるなり」と信じて「念仏申さん」と思いたつ心のおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり。

 弥陀の本願には老少善悪の人をえらばず、ただ信心を要とすと知るべし。

 そのゆえは、罪悪深重・煩悩熾盛の衆生を助けんがための願にてまします。

 しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきがゆえに、悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきがゆえに、と云々。」







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中川五郎さんの著した『ぼくが歌う場所 フォーク・ソングを追い求めて50年』を読了しました。

ディスクユニオンでビニールに包装されたこの本を見て買ってしまったのだけれど、その値段が3,080円で中川五郎さんのエッセイにしては随分高い本だなと思ってしまいました。家でビニール袋を開けてみて、本の中を見て、その値段に納得しました。『ぼくが歌う場所』は2段組み285ページの大著で、中川五郎さんの50以上に及ぶ歌手人生でのありとあらゆるよしなしごとが書かれており、読みごたえがあります。

若かりし日のダメ人間の五郎さんのことも赤裸々に述懐されております。これはダメだわ、五郎ちゃん、とぼくは読みながら、思わずつぶやいてしまう。ぼくもダメ人間でもあるのですが…。

五郎さんの50年間の歌手人生でぽっかりと1980年代の10年間の空白があって、その間のことについては、この本にはほとんど書かれておりません。五郎さんはその頃は本の著述や編集でまったく歌わなくなってしまったのだけれど、その10年間の大きな成果がチャールズ・ブコウスキーの翻訳とこの異端のアメリカの作家の日本での紹介です。その後、1990年代、少しづつシンガーとして復活して、今が一番、ミュージシャンとして充実していると、ぼくは思う。これから何度でも五郎さんのライブには足を運び、アルバムが出されたなら、聴きたいと思い、そして、その真摯な中川五郎さんの歌をしっかりと受け止め、ぼくは五郎さんに声援を送りつづけたいと思っております。






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この前、友だちと一緒に行ったうらたんざわ渓流釣場でのこと。もう釣場を上がろうかとという頃合いに、なかなかルアーでの釣りで釣りあぐねている友だちに、ルアーではなくフライフィッシングの面白さを見せてあげようと、今から水の上に浮かべるフライをよく見ていなよ、といい、ぼくはフライを遠くには投げずに、目の前にポトリと落としました。次から次にフライを虹鱒たちが覗きに来ます。フライを咥える寸前で急いで逃げる鱒、そろそろと近づく鱒、魚たちのざわつきが、心なしか聞こえるかのようです。

友だちもその魚たちの様子に面白いね、と感想をもらした瞬間、水の中を猛スピードで垂直に登ってくる流線型の小さな生きものが見えました。その流線型の生きものがぱくっと毛鉤を咥えるやいなや、ぼくは竿を立てます。フッキングできた。

釣りあげてみると、初めてのぼくが釣るおちびちゃんの山女魚でした。初めてのぼくの釣った山女魚だ、やったー! ありがとう、大きくなったら、また会いに来てね、と心でつぶやき、そのおちびちゃんに伝え、水の中に放つと、水の向こうへするすると泳ぎ去り、見えなくなりました。

(川の滝のような写真はうらたんざわ渓流釣場の上流にあるパラダイスと呼ばれる美しい堰堤です。)
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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