えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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庭のみかんの木がたわわに実っています

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矢吹申彦さんのが著し、絵を描いた『画報 猫づくし』を読みました。

近ごろ鬼籍に入られた矢吹申彦さんははじめのころの「ニュー・ミュージック・マガジン」のアート・ディレクターであり、イラストレーターでもあった人。アンリ・ルソーのような絵が懐かしい。

この絵本の猫の絵は「かわいい」というより「美しい」。こんな風な扉の言葉でこの本は始まっています。

 ―ぜんたい、猫の気持ちと云うものがわからん。お前さんは、可愛いのか、恐いのか、優しいのか、冷たいのか。そこのところ、答えてごらん。
                                         主人敬白

猫好きにはたまらない垂涎の絵本であろう。

つまりは、猫は魂を持っている!

矢吹申彦さん、安らかにお眠りください。






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このまえ行ったうらたんざわ渓流釣場に行きました。なんとも美しい紅葉でございました。



上流にある自然のままの渓流のところで見なれない尺(30センチ)サイズぐらいはある魚を釣った。そして、放ちます。


白い斑点に少し赤い斑点もあったその魚、家に帰って『日本の淡水魚図鑑』で調べてみた。もしかしてブルックトラウト(カワマス)?

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アキノ隊員の著した『ぼくたち、ここにいるよ 高江の森の小さないのち』を読みました。

この本には、あっと息をのむような美しい虫たちの写真がちりばめられ、ページの間から小さな命の輝きがたちのぼってくるようです。けれども、それを壊し続けて平気な人間たちに悲しくなります。こんなことには人はもっと心をもって怒っていい。おしまいに書かれたアキノ隊員の言葉。

「地球上でやんばるにしかいない生きものが、高江・安波の森にたくさん暮らしている。多くのいのちがこの森を信じて身をまかせ、未来に種をつなぐために生きているんだ。」

そして、ぼくは再び1ページ目をめくっています。







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伊豆の松崎を夕日を見に旅しました。



着いたら、まずは土地の神様にお参りだと思い、伊那下神社に足を運んで行くと、町のほうぼうににしめ縄が張られて、秋のお祭りが催されており、御神楽が演ぜられておりました。子どもの舞う神楽を隣で見ていたお年を召した女のおかたは友だちに、いいねぇ、なんか涙が出てきちゃうよ、とおっしゃられておられ、本当に涙ぐんでおられました。すばらしくて、ぼくも感動したことはもちろんです。ふと、この舞っている子どもの大人になるころには、ぼくもこの涙ぐんでおられる人もこの世界にいないのかもしれない、などと思ってしまいます。そして、また、その時の子どもが神楽を舞うのでしょう。ささやかな町のお祭りです。こういうのを見ると、日本って素敵だなと思います。紅白のお餅がくばられておりました。





そして夕日です。



いつもと変わらぬ松崎町です。この静けさも好きです。





また来ますね。

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横須賀美術館へ『猪熊弦一郎展』を見にいきました。海辺のお気に入りの美術館にときたま行きたくなります。

企画展の『猪熊弦一郎展』での初期の作品の脇にあった解説にパリに絵を描き、学び行ったパリでの猪熊自身の経験が載せられ、それは憧れの巨匠アンリ・マティスから「おまえの絵はうますぎる」と言われたそうなのです。『猪熊弦一郎展』の図録から猪熊自身の言葉を引用します。

のっぴきならない発言だった。つまり「自分の絵になっていない」ということなのだ。私は本当に恥ずかしくなってしまった。(中略)結局、うまく描くということは人に良くみてもらいたいと思うために描くということに通じている。技術の巧拙は自然なものなのだ。思ったことことを素直な、虚飾のない姿でカンバスにぶっつけることこそ一番大切だ「絵がうますぎる」という先生の言葉はそんな意味だ。ぐさりと急所を一突きされたようだった。

それ以来、具象から抽象まで、猪口は好きな絵を、好きなように描くようになったみたいなのでした。

ぼくが猪口弦一郎の絵を見て、とてもいいなと思う何かは、ヒューマニティーに通じるユーモアを感じるところだったりします。猪口が好きな何匹も飼っていた猫の絵がいいなぁ。

商業美術にも携わり、依頼されて上野駅に壁画を制作したり、伊勢丹の包装紙、週刊誌の「新潮」の表紙絵をてがけていたりもします。

絵を描く素晴らしい人生に、素晴らしい絵が残された。

併設の谷内六郎館に珍しくも初期の絵が飾られていて、独特な谷内六郎の世界の原点を見せられた気がして、鳥肌が立ちました。

さて海辺をドライブして家に帰るかな。
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すごい本を読んでしまった。田坂広志さんの著した『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』。

この本に書かれている最先端量子科学の研究によれば「ゼロ・ポイント・フィールド」というものがあるかもしれないらしい。

「第一〇話 フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか」で亡き父のことが思い出され、身につまされ、「第一一話 死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく」では、初めて、アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』のラストシーンの意味が少し分かったような気がした。なにより、この本を読みながら、死は存在しないというなら、生も存在せず、人生は夢のようなものではないか、と思案し始めていたのだけれど、その答えの端緒のようなことも「第一二話 あなたが夢から覚めるとき」に書かれていた。

この本との出会いも何だかシンクロニシティのような気がしてきた。大いなる励ましにみちた書物を、田坂広志さん、ありがとう。






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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