えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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コリン・トレボロウ監督の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を見ました。ぼくはこの『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』のシリーズは全部、多分見ています。今回もいつものようにゆるく物語は始まり、いつしかハラハラドキドキの連続でラストの大団円まで駆け抜けていって、とても面白かった。いろんなシーンに過去のパニック映画の名作へのオマージュがあるような気がしたのはぼくのうがちすぎだろうか?

映画を見ながらふと思い出したのだけれど、学校が夏休みとかになるとNHKラジオで日曜日の午前中に「子ども科学電話相談」という番組が放送されていて、恐竜に関する質問がとても多い。今年の夏は『ジュラシック・ワールド』がヒットして更に多くなるのかしら? じつはぼくも恐竜には何か魅かれてしまいます。日本でたくさん恐竜の化石が見つかっている福井県の福井県立恐竜博物館にもいつか行ってみたいな。

今回で『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』もおしまいになるらしいけれど、この30年間つづいた壮大なシリーズもいかにも今の時代と未来を反映した大団円で幕を閉じていました。いいものが誰も死なないのがいい。そうだ、これでいいのだ。そして、もうこのシリーズを見れないと思うと、ぼくは寂しい。

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公式サイト
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山梨県の忍野村で一泊二日のフライフィッシングの旅をしました。



夏の忍野村の桂川での釣り。さて釣果はどうであったか? 五匹、釣れたと思い、取り込み途中でばらして(毛鉤から外れ逃がしてしまうこと)、一匹は糸を切られてしまう。一匹は釣りたいと思っているわしは残念じゃ。一匹も釣れないのを釣りをする人たちの間ではボーズというが、ぼくはこんな想像をしてしまう。いつも忍野村では忍野高原ホテルという同じ宿に泊まっているのだけど、ボーズのぼくは「ボーズ」というあだ名がついてしまうのではないか? そして、旅館の女将さんとこんなの会話がやりとりがされるのではないか?

「ボーズさん、今日は釣れた?」
「やっぱ、ボーズでした」
「ボーズさんらしいわね」

などと言って、女将さんは笑うという不本意な光景が浮かんでしまったよ。これは由々しき問題です。もちろん、問題があるのは宿の女将さんではなく、ぼくの方であるのは言うまでもない。精進せねば。けれど、夏の忍野村は美しかった。そして、一匹は釣りたいです。

それから、一日目の昼食は、リバーズエッジというフライフィッシングの釣りの人がよくいうお店で食べたのだけれど、最近は魚影が薄くなったと嘆いていました。ぼくにいわせれば、それでもたくさん魚はいるのだけれど。レギュレーションの違反ではないけれど、ルアー釣りの人で魚を持って帰ってしまう人が多くなったそうです。すべての釣り人のみなさん、特に限られた内水面の釣りでは、釣り場を守るということを心がけましょう。

あー、それにしても一日目の夕まずめのライズはすごかった。次々に毛鉤を変えて投げてみたのだが、すべて無視されたわ。悔しい。また秋に来ます。魚たち、待ってろよ。

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パトリック・インバータ監督のフランスのアニメーション映画『神々の山嶺』を見た。緊迫した画面の連続で息もつけませぬ。アニメーションでしか表現できないリアルというものがあるのだな、と思う。原作は夢枕獏さんの冒険小説で谷口ジローさんが漫画化しているもの。エンディングロールを見ながら、この『神々の山嶺』に緊張感には似合わないどこか牧歌的なこんな歌をぼくは思い出していた。

♪♪♪
娘さんよく訊けよ山男にゃ惚れるなよ
山で吹かれりゃよ若後家さんだよ
山で吹かれりゃよ若後家さんだよ♪♪♪

映画を見ながらロッククライミングってこんなことをするのか、と驚く。高所恐怖症の気のあるぼくには絶対にできません! 若いころにはそれでもよくハイキングで山に登り、へとへとになって帰って来ていた。富士山には何度も登ったこともあるしね。この映画のテーマとも通じる話かもしれないのだけれど、山男にどうして山に登るのか、と尋ねたなら、こんな言葉が返ってくる、と子どものころ聞いた覚えがあります。

「そこに山があるから」

山に憑かれるとは神に憑かれるということだろうか? 登山を愛するみなさま、くれぐれも遭難はしないようにお気をつけお願いいたします。

映画『神々の山嶺』公式サイト - ロングライド
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先週の『おわり』につづき、麿赤児率いる大駱駝艦の『はじまり』を世田谷パブリックシアターに見に行きました。

開演前のロビーに三谷幸喜さんそっくりの着物姿の男の人がいました。以外な人脈関係だろうか?

隣の席にお父さんとお母さんにつれられた小学生と中学生らしき女の子が観劇しておりました。小学生の方の子は怖くなったのか、途中から目を伏せているようでした。ぼくの心内声。怖い人たちじゃないよ。大団円の光と舞踏の群雄がなんて美しかったこと。そのころには小学生の子も目をあげて劇を見ているようでした。

カーテンコールでの「ブラボー」のおらび声を久しぶりに聞いたわ。素晴らしかった。
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『ドナルド・キーンの東京下町日記』を読みました。ドナルド・キーンさんがその二〇一二年十月六日から二〇一九年三月六三十一日まで中日新聞や東京新聞に連載した最晩年の日記集です。

ドナルド・キーンさんは数々の日本文学を英訳し、世界に紹介した人で、川端康成や大江健三郎のノーベル文学賞受賞も、キーンさんがいなければ、かなわなかったかもしれません。さて、キーンさんの英訳に大江健三郎さんの作品がないのはどうしてなのでしょうか? ぼくには分かりません。それから、新潮文庫のいろんな近代や現代の日本の小説の巻末の解説を書いておられるのもキーンさんです。

ドナルド・キーンさん、最後は日本に帰化もして、本当に日本が好きだったのですね。そんなキーンさんは筋金入りの平和主義者で近頃の日本に少なからぬ危惧を抱いていたことが『ドナルド・キーンの東京下町日記』を読んで分かります。ぼくも読みながらキーンさんにとても共感していました。空の向こうに旅立ったキーンさんの好きだった日本が、その日本でそのままありますように、ぼくは願い、祈ります。






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川崎市岡本太朗美術館に「小松美羽展 太朗に挑む―霊性とマンダラ」を見に行く。


まずは常設展の「太朗の創造展」。岡本太朗のお母さんであった小説家、岡本かの子の写経した観音経が、何か惹かれるものがあった。岡本かの子の小説を読んだことはあったかな? 「女体開顕」? 今度、読んでみよう、と思う。


岡本太朗のオブジェは好きです。相模原市の米軍補給廠の西門にも太朗のオブジェがあります。岡本太朗はパブリックアートがいいと思っていたそうだ。パブリックアートとは、美術館やギャラリー以外の広場や道路や公園など公共的な空間(パブリックスペース)に設置される芸術作品を指します。そういうところでも、岡本太郎の絵画の最高傑作は渋谷駅のJRと井の頭線を結ぶ大きな廊下にある「明日の神話」だ、と思い、太朗自身、パブリックアートというところでも本望であろう。


次に「小松美羽展 太朗に挑む―霊性とマンダラ」を見た。


京都にある真言宗の寺院、東寺に奉納される現代の曼荼羅であるかのような、大きな絵を見て、凄い、と感じ、鳥肌が立っていた。たまにこんな経験をします。Ry Cooderには"Chikin Skin Music"というアルバムがあるけれど、これは鳥肌音楽ならぬ鳥肌絵画。こんな経験は原爆の図丸木美術館で山内若菜さんの絵を見て以来です。素晴らしい。




狛犬の彫像が可愛らしい。この振幅が小松美羽さんの極みだと思う。しかも、この狛犬は、タイやインドネシアや中国、インドの東アジアと地下茎で繋がり、そこすら越え、世界中のネイティブの神々と魂を同じくしているのではないかしら?





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うらたんざわ渓流釣場で二匹目の山女魚を釣りました。この釣場の自然の渓流のままのキャッチ・アンド・リリースのフライフィッシング専用エリアであるヤマメクラシックⅠに入った時、クマタカが翼を広げ、どこかに去っていく姿とともに、鳴き声を聞きました。人がいるよと仲間に合図で知らせているのでしょうか?

あっ、魚がいると思いその方へ毛鉤を投げると、その魚がいるところとは別のところで、引きを感じ、釣りあげられました。毛鉤はマシュマロカディス。山女魚の保護色でぜんぜん分からなかった。弱って流されていく山女魚も見て、尻尾のところに鳥の爪の傷痕があって、もう少し、このエリアに人が入ったほうが鳥よけとしていいのではないか、などとも思う。その後、虹鱒もマシュマロカディスやテレストリアルの毛鉤で、ゾーンに入ったかのごとくたくさんかかって、このエリアでこんなのは初めてです。楽しかった。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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