えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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このまえ、12月12日(金)ミュージックスクールGroove(http://msgroove.jp/index.html)のパーティーでの演奏記念のページを作ったんじゃ。

http://members2.jcom.home.ne.jp/kysakai/dynamo/dynamo.htm

サウンドをクリックすると音も聴けるぞ。オーディエンスのざわめきも生なましく、かっこいいかも。

http://members2.jcom.home.ne.jp/kysakai/dynamo/present.mp3

けれど携帯でアクセスしている人は気をつけなはれ。3メガぐらいあるから、お金かかるかもよ。

この音、上出来だ。せっちゃんとみほちゃんのおんなリズム隊がいいではないか。おそるべし。ねっちこく重く低くグルーブしている。きんちゃんの美しいキーボードににしやんのかっこいいギター。わしのソウルフルな歌。いいではないか。

これは、ヘッドホンを頭にかぶってでかい音で聞きなはれ。爆音に身をゆだねよう。中学生の頃よく聴いていたLed Zepplinのレコードには"Play it loud!"と書いていたんじゃ。Pink FloydやGenesisのレコードのジャケットにも"Play it loud!"って書いてあったんじゃ。Roxy Musicのレコードには書いてあったけなぁ? "Play it loud!"って忘れていた基本かもしれん。でかい音でいこー。

Play it loud!
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会社帰りに相模大野のラシエットに行き、ピアノの渋谷毅とボーカルの金子マリのギグを見る。会社の仕事が長引き、ファースト・セットはもう終わっていた。セカンド・セットからの見聞。ゲストとしていきなり小川美潮が登場。デビュー当時のチャクラのころよりも今の方が好きだなぁ。ただそこにいて、立って、ただ好きな歌を歌っているという感じが良いです。オリジナルの歌を歌っている姿は、少女の心を残した大人の歌手という感じ。若い女性の方、こういう大人を目指しましょう。金子マリ、この人もすくっと立って、自分の歌を歌っているだけというのがいいなぁ。二人ともその人がそのまま歌となっていると思った。すべてがシンガーなのです。うまい歌手はたくさんいるけど、こういうのにはぼくは弱いし、かなわんなぁ。それに渋谷毅のピアノが静かに美しく強く歌う。ルンルン。
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ここ数年、ぼくのオーディオセットでもっとも音が鳴らされたアーティストがジョアン・ジルベルト。このギターの弾き語りのミュージシャンがボサ・ノバを発明したと言われている。ブラジルのバイーア州のサルバドール市から大都会のリオデジャネイロに出たきたジョアンはナラ・レオンらの住むアパートに移り住み、そこで、引きこもり、風呂場で毎日毎日、ギターと自分の歌でサンバの複雑なリズムと哀愁のメロディーを奏でようとして練習に励み、半年後に自分のスタイルを神から受け取る。50年前の話です。ジョアンの音楽をライブで始めてぼくが聴くはずだったけど、結局の来日中止となってしまった。酷い腰痛のジョアンはブラジルから日本へのフライトが耐えられないとドクターストップがかかった。しかたないのだし、今はジョアンの回復を祈るのみ。がんばれ、ジョアン。いつか、お願いだから、ぼくに生でそのギターと歌を聴かせておくれよ。

波乱万丈の長い人生だったけど、まだまだ続くのさ。1970年代には、ブラジル社会の変化、軍事政権に耐えられなくなって、ブラジルを旅立ち、ホテル住まいの亡命生活のような日々もあったという。1980年代にブラジルに戻ってきた時には、心無い人たちからの裏切り者というレッテルの拒絶すらあったという。しかし、その音楽の美しさは強かった。ブラジルの音楽大使のようなカタエーノ・ベローゾは21世紀になった今、もっともいいのは沈黙だけど、それ以上のものはジョアン・ジルベルトだけだという。物静かだけど、美しくやさしい自由の具現者、ジョアン。

ジョアンはブラジルのポルトガル語のさまざまな曲になんと美しい命を吹き込む。自分自身の作曲作詞はあまりないのだけど、このジョアンのこの短い詞を紹介し、回復を祈って、ジョアンに送ります。

「オバララー
歌は愛
オバララーを聞けば
心は幸福
この歌を聞けば 愛が見つかる
君の心を 誰かがわかってくれる
だから この歌をお聞きよ オバララー」

オバララーはジョアンのこと?
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Year End Partyを日本語にすると、忘年会ですが、ぼくが歌を習っているスクールGroove(http://msgroove.jp/)での忘年会で歌を歌った。実は、この歌を歌うのは世界広しといえども、ぼく一人しかいない歌で、しかも、それを作ったのは、ぼくではないらしい。ある日ある時、ぼくの胸に降ってきた歌で、降らせたのは誰だかわからなく、わからないまま、歌いつづけるしかないだろう。こんなクリスマスの歌だけど、ぼくが作ったのではない、この歌が大好きで、12月になると歌いたくてしかたなくて、今年は歌う機会があったことに、この歌の本当の作者(だれだかは、わからないけど、知っている)に感謝をしている。こんな詞とそれに音楽まで添えられて、胸に降ってきた夜を経験したことがあることは確かなのだ。だから、歌う。今年だって、きっと、まだまだ続く。

「クリスマスイブの夜
雪の降り積もったこの町に
たくさんの星が降ってきて
ぼくの長靴に入ってきたのさ
ぼくは空飛ぶブーツをもらったよ
世界中の星空駆け抜けて
なきべそかいている子供たちのために
プレゼントをしに出かけよう

ぼくの古い長靴は
いくつかの星屑を吸い込み
いまや空飛ぶブーツになった
ぼくはぼくの正しい願いをかなえる時さ
広がり始めた暗い雲をふりはらって
満天に星空を輝かせ
泣きべそかいている子どもたちのために
この歌声だけを胸に響かせよう」

演奏してくれたみほちゃん、せっちゃん、きんちゃん、にしやん、ありがとう。すばらしかったよ。
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自由ヶ丘のマルディ・グラでのCHAIRSのライブ、とても良かったとお客さんに言われたけど、当分はCHAIRSはお休みで、ライブはないもよう。今夜、聴いてくれたみんな、ありがとう。来てくれたお客さんからラストライブと言われて、ドキリとする。そんなことはないと思うけど、誰も明日のことはわからない。

来年はレコーディングしたいなぁ。自分の歌を残しておくのです。昔、山口冨士夫の「プライベート・カセット」というアルバムを聴いて、衝撃と深い感動をおぼえたことがある。シンプルな冨士夫のギターボーカルとチコ・ヒゲのパーカッションのコラボレーションであった。そのイメージが夢として、心に残っているのです。残しておけば、自分が死んだあと、聴かれるでしょう。ロバート・ジョンソンみたいなのだ。神様、ご加護を!

来年も地道に動こう。永遠に残る35分のための協力者、求めます。

真夜中の十字路で黒いスーツの紳士と取り引き・・・
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本当に久々のCHAIRSの集大成ライブです。お店もニューオーリンズ料理がおいしいし、最近のチェアーズの音楽は深みを増していて、ブルーズにみまわれてつづけるとろんした変な目付きの歌手のソウルとあいあまって、ロバート・ジョンソンのように、伝説の存在になること、必至です。
ぜひ、ぜひ、来てくだされ。

Live Information CHAIRS

Place: Marudi Gra 東京都世田谷区奥沢5-29-10 リブレB1 TEL. 03-3722-6892

Date & Time: 2008年11月30日(日)OPEN:19:00 START:20:00
http://www.jiyugaoka-mardigras.com/
東急東横線・大井町線自由が丘駅南口改札を出てすぐ右折。電車高架下をくぐった先のコンビニエンスストア「ampm」のあるT字路を左折。最初の信号の角に建っているクリーム色の4階建てビル地下。駅より徒歩3分。
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恵比寿のリキッドルームにヘビーマナーズを見に行く。

地響きのようなベースの音がソニック・シャワー。トーヤマくんって、ドラム、うまいんだぁ。今まで感じなかったよ。それから、バックビートに完璧に乗ったキーボードの音の切れ。

革命レゲエ最左翼? 最右翼?

Instulmental Rebel Music!
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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