えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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旧知の友だちであるトンネルぬけてぇさんから中川五郎さんをむかえて相模大野のオーディオ酒場、アコースティック・パフォーマンス・コレクション(通称:アコパ)でギグをするというので行ってみた。

いつものこわれたような、放送禁止のような、パンキーなトンネルぬけてぇさんの歌に続き、パワフルなバラード歌手、Monchikaさんの歌を堪能する。歌詞に大船という地名が出てきて、なぜかどきりとしたりする。私はトンネルを通っているのではなく、トンネルを何年間も掘っているといMCに、もぐらのようだと思い、自分みたいだなぁと思いました。これはこれで正しい生活と人生ではなかろうか。

そして、ついに、中川五郎さんの登場となり、わくわくする。中川五郎さんというとぼくの中では、パンクの元祖、オールド・パンクと呼ばれた小説家、チャールズ・ブコウスキーの一級の翻訳者だったりするわけで、歌は聴いたことがなかったので、どんな歌を歌うのだろう、と興味深々だったのです。一曲目が伝説のシャンソン歌手、ジャック・ブレルの暗い内容の曲を日本語詞にしたもであった。これで、もうすでに中川ワールドに引きこまれたのでした。まるでライ・クーダーみたいな姿勢の歌い手だなぁ、とも思った。とても魅力的なご自身の曲も歌うのだけど、広い世界の埋もれた名曲を日本語詞で、この夜、ぼくは五郎さんの歌声でたくさん聴いたのです。

ラストは、自身の今の時代を歌ったプロテスト・ソングに続き、ジェリー・ジェフ・ウォーカーの「ミスタ・ボージャングル」、ジャニス・ジョップリンの素晴らしい歌で有名なクリス・クリストファーソンの「ミー・アンド・ボビー・マギー」、この日本語詞にもぐっときた、アンコールの高田渡の「生活の柄」では酒場いっぱいのお客さんの大合唱になったのです。いやぁ、楽しかった。

さて、このライブにさそってくれたトンネルぬけてぇさんの紹介で四月十四日にぼくも、この場所で歌わせてもらうことになりました。うれしい。

帰り道で自転車をこぎながら、歌いつづけることってどんなことだろう、と思う。きっと、とってもいいことなんだ。


中川五郎さんのホームページ
http://www.goronakagawa.com/

相模大野アコパのホームページ
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/acoper/
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えいちゃん
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男性
職業:
S.E.
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音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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