えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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移転して相模大野の駅から近くなったアコパで加奈崎芳太郎さん、生田敬太郎さん、Roseさんのライブを見ました。その感想というか、ご報告をばいたします。

一番目にRoseさんの登場。ボブ・マーレーの"No Woman No Cry"での語りのその直接なメッセージにどきりとしてしまいました。ジョン・レノンの"Power To the People"とか"Woman Is the Nigger Of the World"みたいではないか。こういうのって好きです。もう奥歯にもののつまったような煮え切らない歌を超えてもいく時だとも思うからです。

次に、生田敬太郎さん。ブルースのコード進行のオリジナル曲でエレクトリック・ギターの弾き語りで歌い始め、アル・グリーンやザ・バンドの名曲に自分で歌詞をつけた曲、そして、またオリジナル曲などを歌ってくれました。その歌に説得力があって、ギターは感じよくゆったりブルージーにバウンスして、なんというか、ニュー・オーリンズのなんでも自分のブルーズにして歌ってしまう「人間ジュークボックス」とも呼ばれたブルーズ・マンのスヌークス・イーグリンみたいでもありました。詞もすばらしくて、僭越にも言わせてもらうならば、暗喩と含蓄に富んでいると思いました。あと、テリー・キャリアなんかのモダンなソウルの感じもあって、ぼくの好きなつぼにはまってしまいますね。テリー・キャリアとはギターを弾くそのルックスとか雰囲気も似ています。

そして、加奈崎芳太郎さんが登場し、生田敬太郎さんと数曲、合わせてくれました。そして生田さんがステージを降り、一人でいろんな歌、昔の曲、今の曲を弾き語りで歌ってくれました。チャボこと仲井戸麗市とフォーク・デュオの古井戸をやっていた人のそのイメージを裏切って、とんがったロックンローラーの風情で、どっかやーさんっぽくもあって、そこが逆に魅力的です。そのど迫力の歌は忌野清志郎を思いおこさせもします。ハード・フォーク・ロックンロールです。ぼくはねじ伏せられたようなのです。そのねじ伏せられが気持ちいい。もしかして、多分、1970年代のフォークにも一括りできないいろんな人がいたんだなぁ、と思いました。

再び、生田敬太郎さんが登場し二人で数曲。予想外の二回目のアンコールでの、日本語で加奈崎さんの歌ってくれたボサノヴァ風の曲に生田さんがハーモニカを吹いた演奏が胸に染みていきました。

それから、この夜の駅から近くなったアコパ、お客さんも満席でいい感じですね。
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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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