えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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日本橋の三越劇場で第六三七回三越落語会を見ました。見た演目を書き出してみます。前座の名前のよくわからなかった若手の人の「寿限無」、春風亭一蔵師匠の「佐野山」、古今亭文菊師匠の「やかんなめ」、三遊亭小遊三師匠の「ん廻し」で仲入りとなりました。立川龍志師匠の「五人廻し」、主任は林家正蔵師匠の「蜆売り」でした。

ぼくの好きな古今亭文菊師匠の「やかんなめ」は、くだらぬことを、古典落語として、これだけ真面目にやれば、なんとも可笑し。

仲入りの後の立川龍志師匠はぼくの初めて見る噺家さんではないかしら? 「五人廻し」は遊郭の噺で、これも初めて聞いたような気がします。立川龍志師匠は、子どもの頃、玉ノ井でよく遊んだ、と枕の語り。遊んだ、といっても決して大人の遊びではない。多分、入り組んた町で、駄菓子か何かを買って、友だちとかくれんぼとか、缶蹴りとかをしていたのだろうか? 姐さんたちは、みな、やさしかった、と目を細めて、語っておられましたが、それは、漫画家の滝田ゆうのようではないか? 滝田ゆうの「寺島町奇譚」は再読したい。しかし、「五人廻し」のこの落ちは、気持ちよくていいね。

林家正蔵師匠の「蜆売り」はなんともいい噺。子どもの語りが、テレビで見た五代目柳家小さんのようです。なんともいじらしい。

しかし、昭和も江戸のように遠くになりにけり。いいことなのか、つまらぬことか?

落語のことではないけれど、三越劇場は日本橋の三越本店の6階にあるのです。そこは高級な工芸品とか絵画が飾ってあって、横山大観の富士山の絵に50,000,000円の値札がついていた。びっくりしたな、もう。
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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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