えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
ふなご やすひこさんと木村 英子さんが参議院議員となられる。これまでの人生の苦難、大きな壁を乗り越えられてきた二人に、初登院の際には、参議院議員の方々は党派を超えて、起立して暖かい拍手で、迎えられてはどうだろうか? 美しい光景だと思うのだが。たまにはいいことがあるものだ。

この歌「飛べ、車いす」を歌ってエールを送ります。

♪♪♪
扉を開けた
歩道を通りぬけ
子どもたちの遊ぶ
森の公園に行った

ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす

どこかに行きたけりゃ
どこにでも行くさ
ぼくが押してゆくと
きみが笑っているよ

ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす

空飛ぶ教室
それとも体育館
旅するピアノ
日曜日のグラウンド

ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす

  ときたまうまく行かないこともあるさ
  誰かがぼくらを傷つけたとしても
  きみとぼくがいるよ ずっと友だちだよ
  広い空をめぐり、どこまでも行こう

ヘ、ヘ、ヘイ
飛べ、車いす
飛べ、車いす
飛べ、車いす♪♪♪

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
改元で「平成」から「令和」に変わるという。なぜだか、とても憂鬱だ。どうしてだろう? ぼくは、儀式を終えての前の天皇陛下のあの寂しげなお顔が妙に気になり、思案してしまう。

前の天皇の最後のお言葉で、たかが時の総理大臣に敬語を使っていることが、驚きで、その当の悪しき総理大臣の踝から、東アジアのすべてを覆う邪悪で暗く不穏な雲が、近い未来に広がるようで、ぼくの夢想めいたものは、ぼくをたじろかせ、気を滅入らせている。

ぼくは古い日本が好きだと思うけれど、美しい伝統とは何だろう? それは、あの浮かれ騒ぎにはないようなのだけれど。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
地下鉄サリン事件の実行犯の七人の死刑執行に、亡くなられた、もしくは殺害された遺族の方たちの溜飲を下げられておられるのを多くのニュースで知りつつも、なんとも暗い気分だ。

写真家の藤原新也さんがネットで書かれた文を読み、気づいたのだけれど、元号の移り変わりとともに、この事件も曖昧に消えていき、忘れ去らてしまうのだろうか。そうか、あれから二十年以上、経っているのか。この事件を起こしたオウム真理教の記憶による雑感です。

オウム真理教は一部で人気があった。テレビとかママスメディアに教祖の麻原彰晃とか出ていたし、たいがいの本屋の宗教書やニューエイジのコーナーに何冊かの彼らの本はあり、それなりに売れているようだった。多くの本を出していたインドのラジニーシや阿含宗の真似をしているのかな、と思った。

テレビのニュースは、いろんな跳梁跋扈した新興宗教団体が起こす問題を伝えていた。土曜や日曜に渋谷の街を歩いていると世界基督教統一神霊協会が大きな拡声器で、世界の終わりは近い、救いの神は近づいた、などと宣伝していた。この教統一協会の信者がそれを明らかにせず、家に一袋、五千円だか一万円もする干物の押し売りに来たことがあった。そんな高いもの要らないよと断ると、歌いながら変な踊りをして玄関から出て行った。合同結婚式で悪名をはせたこの組織は世界平和統一家庭連合と名を変えて、多くの政治団体、政治家と癒着している。

オウム真理教に話をもどし、テレビ朝日の人気討論番組「朝まで生テレビ」に出ていたことがある。麻原彰晃だけ、別のきらびやかな台座に座って、しゃべっていて、その偽物感と聖者ぶる不潔感が半端なかった。

少なからぬ有名な文化人が彼を支持していた。

このころ、家のポストにオウム真理教の勧誘のチラシが入っていた。近くにこのような人たちがいることに驚いた。

ある時、週に一回のバンド練習に高円寺の音楽スタジオに行くと、ちょうど衆院選の時で、駅前に人だかり、オウム真理教が麻原彰晃の当選のために街頭宣伝をしていた。象の変なお面をかぶった若い女子がたくさんいて、「真理党」というのぼり旗を立てて変な歌を歌いながら、チラシをくばっていた。彼らを見て、楽しそうだなと思った。結果は惨敗の全員落選。

その後、信者から全財産を奪い取るような入信の報道が相次ぐ。

地下鉄サリン事件。

そして、上九一色村の巨大な教団施設では一斉検挙はテレビが一日中、ニュースを放送していた。あれほどの事件報道は連合赤軍事件以来ではなかったか。そのニュースの中で、加持祈祷の手刀を切るかのような麻原の姿を映像で見た真言宗のもっとも高位にある僧侶は、とたんに険しい顔となり、暗い表情で、これは危険な人物ですと、断じていた。

記憶の断片です。

ぼくはそのころから自分のような平凡で蒙昧なだまされやすい人間は、伝統と断ち切られた宗教には近づかまいと考えるようになりました。

ぼくの回想するある日本の景色ではあるけれど、今でも似ているというか、同じような景色がつづいていて、さらに悪くなっているようような気がする。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
西部邁さんが入水自殺という。たまにテレビで西部邁さんの語る「伝統」とか「日本」とかに、しゃらくさい、そんなこと、おいらは知らねーよ、ぐらいに思うこともあった。

昔、CSの朝日ニューススターで放送されていた番組「西部邁・佐高信の学問のすゝめ」はおもしろくて、よく見ていた。リベラルの論客、佐高信と保守の論客、西部邁が思想を語り合うというような内容で、毎週、思想家やら本やら映画を一つ決めて、論じ合っていた。論争するというより、佐高さんが西部さんの聞き役にまわっていたな。なんか漫才のボケとツッコミみたいで、以外に二人はとても仲が良さそうだった。ある回では南アフリカのアパルトヘイトに抵抗したネルソン・マンデーラを描いた映画「インビクタス/負けざる者たち」を取り上げて、西部さんは、人権について、そして、人種差別がいかにヒューマニティに反する最悪なことであるかを熱く語っていた。

佐高信さんが西部邁さんの思い出話を書いています。この二人、どこか通じ合う友情もあったのかな?

論敵なのに嫌いな人間は同じだった西部邁
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
あんたたちへんだよ

戦争はやめてくれ

戦争になってもおれは戦争しない
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
あるドイツ人の言葉だそうです。

「ひとりの戦争好きの政治家によって日本は苦しむことになる。かつてのドイツのように」
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
国がちんぴらどもに乗っ取られているようで、胸が痛い。そこで気が付いた、愛国心など無縁だと思っていたのだけど、ぼくにも恋闕にはほど遠いカケラの愛国心のようなものがあるのかもしれない。

高き屋にのぼりて見れば煙立つ
民のかまどは賑わいにけり

この和歌は、かまどの煙を見て、常に人々の安寧を気づかう仁徳天皇の御製だそうです。

東洋経済オンラインに載っていた内田樹さんのインタビューをご紹介します。

内田樹、「僕が天皇に敬意を寄せるわけ」 | GQ JAPAN | 東洋経済オンライン

あっ、気が付いたら、夜明けだ。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ   HOME   次のページ >>
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11
plugin_top_w.png
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 5
6 8 9 10 12
13 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ