えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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銀座で「藤城清治卆寿記念90展」を見た後、国会議事堂前で行われている原発反対の集会に行ってみた。ぼくは原発には反対です。あんな危険なものが、世界のいたるところにできたら、そのうち事故で世の中は終わってしまって、地球に生き物が生きていられなくなるんじゃないか。そういう意味でも、核兵器と同じように原発にも絶対反対。

で、話は少しそれて、その集会でジンタらムータのバックでリザードのワカさんがベースを弾いていた。ワカさん、国会議事堂前の集会ではいつもボランティアでPAをやっているという。高校生のころ、リザードのギグにはよく行ったもんだ。白髪になったワカさんは、変わってしまったこともあるだろうけれども、心のどこか、あのころのままなんだ、と思うと、何か、胸がじーんとしました。

ワカさん、ベースは昔のようにピックで弾いていました。余談ですが、ぼくは、キャロル・ケイからリック・ダンコ、ジャン・ジャック・バーネルとピック弾きのベーシストが嫌いじゃありません。

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この前、会社の研修ということで講演会を聴きに行った田坂広志さんの「仕事の思想」を読了した。その講演会で田坂さんが語り、ぼくが最も興味を引かれた提出しなかった宿題が追ってくるという話は、この本には書かれていなかった。それと、人との出会いの不思議な一致、多分、シンクロナイズみたいなことだと思うのだが、そのような話も書かれていない。この本が書かれたのは1999年で、それから10年以上も経ているからこその話だったのかな、と思った。

ぼくは、田坂氏が東京電力社員からキャリアを出発し、内閣官房参与として、幻となった「『脱原発依存』に向けた12の政策パッケージの宣言」を書いた人であることは、講演会の聴取後に知ったのだけど、一貫してモラリストとしての発言を日本社会に向けてし続けてきた田坂氏の震災後の今の考えも知りたいと思った。ネットを検索したらありました。

田坂氏が起案した「幻の原発ゼロ案」
1.「原発ゼロ社会」を目指す
2.「40年」で必ず廃炉にする
3. 原発の「新増設」は認めない
4. 核燃料サイクルを廃止する
5.「もんじゅ」を廃炉にする
6. 各電力会社の原発を「脱原発公社」の下で一元管理する
7. 青森、福島両県に「脱原発技術開発センター」(仮称)を設置する
8. 原子力環境安全産業と環境エネルギー産業を創出する
9. 電源三法交付金に代えて「脱原発交付金」を交付する
10. 省エネと自然エネルギーを推進する国民運動を始める
11.「脱原発基本法」を成立させる
12. 近い将来「脱原発国民投票」を実施する

さらに興味のある方は以下のページをご覧ください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120203/226826/
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退任される双葉町長、井戸川克隆さんの言葉です。読んでみてください。

http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/
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勤めてる会社が赤坂にあるということもあり、金曜の夜には毎週、首相官邸前や国会議事堂まわりで行われている脱原発・反原発の抗議集会に足がむいてしまう。そのあたりは、いつも、本当にたくさんのおじいさん、おばあさん、お母さんが声をあげている。そんな人たちがたくさんいて、孫や子どもたちのためにここに来たのだろうか、と思う。お祭り騒ぎと揶揄されることもあるこの集まりだけど、そんなこともなく、ぼくは行くたびに、逆に沈黙のような深い静かさすら、なぜか感じてしまう。祈りといういつもの言葉でさえ、陳腐に感じてしまう。決められた8時になると、手書きプラカードをバッグに入れて帰りを急ぐそんな人たちを見る。あの2011年3月11日より前のおおよそ3倍の空間放射線量の中で、ぼくは日々暮らしている。それに驚いてしまう。
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明治公園に脱原発のデモに行ってきた。千駄木の駅から人、人、人の大渋滞。明治公園では外の歩道まで人があふれかえっていた。主催者発表で六万人もの参加者だったそうだ。本当かしら。

市民団体とか一般の自由参加の人が集まっているらしいエリアに行き、舞台でのいろんな人の発言を聞こうとしたのだけど、よく聞こえなかった。NHKのニュースで知ったのだけど、ノーベル賞作家の大江健三郎氏は、こんなことを発言していたらしい。

「原子力によるエネルギーは必ず、荒廃と犠牲を伴う。私たちはそれに抵抗する意志を持っていることを、政党の幹部や経団連に、デモで思い知らさねばならない」

大江さん、おじいさんになってもとんがっているねー。

福島在住の女性は涙ぐみながらの発言する。

「福島を忘れないでください」

そこだけはぼくにはっきりと聞こえ、そこに、何本もののぼりの旗が立てられ、こんな文字があった。

「怒 福島隊」
「怒 会津隊」

そのように綴られたいくつもの旗が立ち並ぶ。

当日デモのコースが三つに分かれていて、ぼくは自由参加中心のコースでデモに出発。他の二つのコースは労組や民主団体、政党の人たち。ぼくの入ったコースの回りを見ると、おじいさんとかおばあさん、お母さんみたいな人ばかり。

「うちの孫も20年たてば26才」

というようなプラカードをもっているおじいさんがいる。おじいさん、言いたいことはよくわかりますだ。

三時間半ほど新宿や渋谷の街を、時々は原発反対の声をあげて、歩いた。体は疲れたのだけど、調子悪いのが少し取れていた。運動不足だったのかな。デモはウォークラリーか。それでもいいのだ。目の前のデモの光景が、いかれたぼくの頭にジェームズ・アンソールというベルギーの画家の『キリストのブリュッセル入城』という絵を思いおこさせる。

それにしても、日本の食品の放射線基準値は、ドイツの放射線基準値のおおよそ百倍だそうです。そのドイツの放射線基準値はチェルノブイリの苦しい経験から算出されたものだそうです。これからどうなるか、こわいです。
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近代とか現代とかいうことによっていろんなものを無くしたものだと思う。今日、脱原発デモに参加してみた。参加した五割近くか、五割を超える人たちが女性たちであった。子どもたちの命が放射能の危険にさらされてることを肌身で感じているということだろうか? 長い、長い、長いデモの行列が新宿の街につづく。誰かが言い始め、何度でもぼくもいった言葉、福島をかえせ。胸に刺さった。ぼくの生まれたところは九州なのだけど、故郷ということを思い浮かべる。福島をかえせ。
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ぼくは民主党員でも民主党サポーターでもないのだけど、民主党代表選挙ってどうなるんだろうかと思う。菅直人と小沢一郎という政治家が張り合っているのだけど、ネットで得られる情報と新聞やマスコミで得られる情報が真逆なののが不思議だ。新聞やマスコミは菅寄りでネットでは小沢寄り? 週刊ポストや週刊朝日が小沢寄り? 週刊文春や週刊新潮が菅寄り?

最弱者の層で浮遊したぼくは、菅直人政権になったなら、小泉純一郎や竹中平蔵の推し進めた新自由主義的な政治が本格的に復活しそうなことに恐怖すらおぼえる。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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