えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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11月25日は三島由紀夫の命日で、1970年の燎原の火のように学生たちの叛乱の広がり、それが少しづつおさまりつつあった時の切腹による自害だった。本当は、三島はその叛乱に治安部隊の先頭の私兵の隊のそのまた先頭で、叛乱する無数な学生たちに突入し、無数の角材にめった打ちにされ、三島の愛するイタリアのファシスト、詩人、作家、劇作家、ガブリエーレ・ダンヌンツィオの「聖セバスチャンの殉教」よろしく、「天皇陛下万歳」とのたまいながら、殺され、散華し、自らの霊を前の大戦で死した無念の仲間らのもとへ走らせたかったのではないか?

時は経ち、1990年ぐらいの瀬戸内寂聴さんのインタビューで、この三島由紀夫に懇意にしていた女流の大作家にして僧侶は、こんな時代になっちゃって、三島さん、死なない方がよかったんじゃないのって思うのよ、と答えていた。時はバブル景気と「Japan as Number 1」のころであった。もしも、その後も生きていれば、大谷崎のように奇怪、変態な小説をたくさん書いて、三島由紀夫は谷崎潤一郎と並ぶ、気持ちの悪い大作家、世界的文豪となっていたのじゃないかしら? 残念でならない。言葉は剣よりも強し。ぼくは三島由紀夫が死者を忘れていく戦後を、その腐臭に鼻をつまみながらも、忘れることのできない無念の死者とともに、生きていって、書いてくれていったならと思ったりするのです。
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アメリカ合衆国の大統領選挙の結果が出た。ドナルド・トランプが選ばれて、カマラ・ハリスは選ばれなかった。アメリカ人はまんまと騙されて、無知で自分のことしか考えない人が選ばれたという感じがしてならない。かといって、ジョー・バイデンの二番煎じのようなカマラ・ハリスもまったくいただけない。ジョー・バイデンは「人道に配慮してくれ」といいながら、せっせと一年間、子どもを切り刻んで殺す兵器をイスラエルに送りつづけた気持ちの悪い人物で、集会での「パレスチナに自由を」の聴取の叫びに言葉をにごすのがカマラ・ハリスではないか? トランプ、ハリス、どちらも悪夢で、アメリカは理想と夢を捨て、堕ちていくしかないのだろうか? 金じゃ買えない夢こそ夢よ。日本よ、アメリカの道連れになるなよ。
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ガザでの虐殺に抗議する池袋でのデモに参加し、池袋駅の東口あたりを1時間ほど歩いてきました。印象に残ったシュプレヒコール。

Hold on, Gaza!

そして、

Palestine never die!

解散地点で「赤旗」の記者にインタビューされて、ぼくはこう答えたのです。

「これは政治的な問題ではなく人道の問題だと思う。一人でも抗議しなければ、イスラエル政府とその軍隊はガザの子どもや戦闘員ではない女性を含む住民を一人残らず殺しつづけるだろう」

だれか、ネタニヤフに人の道を教えてはくれまいか。
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新宿駅の東口でのパレスチナ支援のための集会に参加した。これで胸がスッキリしたのは、お金を寄付したり、パレスチナの悲惨な現状をSNSで訴えるだけでいいのだろうかと思っていたから。

老人の域に足を踏み入れた隠居のぼくは目新しい社会変革などを求める気持ちな無くなりつつあるけれど、あまりに理不尽な不正義には120億人の中の1人として声をあげたい。坂本龍一さんや山口淑子さんが生きていたら、と詮方ないことも思う。そして、三島由紀夫や中上健次、大江健三郎が生きていたら、どう考え、どんな発言をし、文章を発表していただろうか?

シュプレヒコールの「Free Gaza」の声に、ぼくの心の中にうずくまっているかのような「Free Japan」の声が重なるようであったのはなぜだろう? パレスチナ人は七十五年以上もの間、暴力にさらされ、土地や家、故郷を奪われ、命までも奪われてきた。集会の中でパレスチナの女性の言葉が忘れられない。ガザは天井のない監獄と呼ばれているが、そのようなものではなく、罪のない人びとのとらわれている収容所なのだ、と寒い夜に響く。パレスチナの男性はイスラエルはパレスチナの文化と歴史の全てを消しさろうとしたが、パレスチナ人の魂は奪えない、という。そして、今日も罪のない子どもたちがそこでは殺されている。Free Palestine!
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今日もガザでパレスチナの子どもたちが殺されていく。連帯、友愛とは何だろう? バッグにこんなバッジを付けてみた。ガザへの爆撃がやむまで付けておくことにします。
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ユダヤ系アメリカ人でホロコーストサバイバーを両親に持つノーマン・フィンケルシュタイン博士の有名な演説「ワニの涙」。

「私はもうそんなことには敬意を払わない。全く好きでもないし、敬意も払わない。ワニに涙にはだ。ワニの涙というのは、私はこれまでホロコーストを切り札にされることは嫌だったが、今からは言わざるえない。亡くなった私の父はアウシュビッツに入っていた。亡くなった私の母もアウシュビッツに入っていた。私の母はマイダネク強制収容所にいた。私の父方の家族は全員殺された。私の母方の家族は全員殺された。私の父も母もワルシャワ蜂起を経験した。だから正確かつ詳細にその両親が三人の子どもに教えたことがあるから、私は決してイスラエルに黙っていない。パレスチナ人に戦争犯罪を犯し、これ以上卑劣なことはないと私が思えるような彼らの苦しみ、殉教を利用して、自分たちの拷問、残忍さ、住居の解体、イスラエルが毎日行っていることを正当化するのであれば、金輪際、泣いても脅かしても無駄である。もし君にすこしでも心があるのなら、パレスチナ人のために泣いているはずだからだ。」

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最近、この世界とか世の中のこともあって、ギターを持って歌っていると、ムカムカと腹がたってきてしかたない。そして、次の日、腹が立った自分がいやになる。人間、穏やかに生活し、穏やかに生きねばなりません。早く無駄な恋とかの歌ばかり歌う呑気な歌手にもどりたい。世界に戦争があるというのは、精神衛生にも非常によろしくない。早く、世界中、誰もが普通に平和に生きれる平和な世の中になってほしいです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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