えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

雨宮処凛さんの著した「仔猫の肉球」を読んで、ぼくはこう快哉を叫んでしまいそうになる。そう、だめ人間万歳と、そして、だめ人間こそ本当の人間なのだ。こんないい本を読んだあげくには、あの人にも、あの人にも、あの人にも、この本を読んでみなはれ、と薦めたくなってしまうのです。
ふとこんなことも思い出した。インターネットで古い友だちを見つけ、その友だちはプロのハーモニカ奏者になっていたのだけど、メールを出して、今、なにやっているの、と聞いてみたら、その友だちは、おれは死なない程度に生きてるよ、と答えてくれたのだった。会社とかマスメディアとか、世間一般でいわれていることに何か違うだろうと感じ、この本の中で処凛さんに、ただ生きているだけ、これでいいのです、とバカボンのパパみたく声をかけられてしまい、そうだ、そうだと共感の嵐なのです。

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