えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
映画館で見たいと思っていて見損なった映画をつたやでDVDを借りて見ました。「ドアーズ/まぼろしの世界」という邦題のついた映画はオリジナルの題は"When You're Strange"といい、米国の今でも人気のロックバンド、DOORSの1965年ごろから1970年までの活動時期を追いかけたドキュメンタリなのだった。
ドアーズといえば、詩人でもあるボーカリスト、ジム・モリソンのイメージが強いけれど、たくさんのポップなシングル・ヒット曲はギタリストのロビー・クリガーが書いている。最大のヒット曲"Light My Fire"もそうなのだけど、その始まりは、ジム・モリソンの作ったオリジナルを演奏するバンドのそのメンバーにジムがみんなも曲を書いてくるように促したことからだそうだ。そんな話がこの映画にはたくさんでてきて、例えば、ドアーズの作詞作曲のクレジット名には個人名ではなく、DOORSとクレジットされているのだけど、それはジム・モリソンが言い出したことだそうだ。車のコマーシャルソングに曲を提供する話にジム・モリソンが激怒した話だとか、そんなぼくの知らない話がジョニー・デップのナレーションで進み、ドアーズの音楽と映像があふれる。
スターになってからのジムは酒浸りだったそうだ。そしてステージで暴れまくっていた。神のように怒り泣き叫びながら。本編とは別のおまけの映像にジムのお父さんや妹さんのインタビューが付いていた。ジムのお父さんは、懐かしそうに楽しそうにこんなことを言っていた。
「本好きの子どもでしたよ。高校の卒業祝いに何か欲しいかって聞いて、ニーチェ全集が欲しいって言うんですよ。他の子たちは車だとかそんなことを言うのに、ニーチェ全集ですよ」
ニーチェかぁ、モリソンらしいなぁ。ニーチェの著作に酒の神バッコス、またの名をディオニソスというその神を礼賛した文があったと思う。
ジム・モリソンが歌ったドアーズ名義の最後のアルバムは"L. A. Woman"でその録音の後、ジムはパリに行き、バスタブの中で客死するのだった。死の直前にジムはドアーズのメンバーに電話をかけてきたという。次のアルバムを作りにアメリカに戻ると電話したジムはアメリカに霊となり戻ったのだろうか。ぼくは"L. A. Woman"のつづきのジムの歌とドアーズの演奏を聴いてみたいのだけど、それは夢の向こうにとっておこう。死ぬまで死ぬほど好きなように生きたジム。"L. A. Woman"の中の美しいバラード"Hyacinth House"を訳してお休みなさいZZZzzz.....
ヒアシンスの家で彼らは何をしている?
ヒアシンスの家で彼らは何をしている?
彼らはライオンをいじめている、この日
おれには真新しい友だちが必要だ、おれを悩ませることのない
おれには真新しい友だちが必要だ、おれを悩ませることのない
おれを必要としない特別な誰かが必要だ
バスルームがきれいなのはわかっている
誰かがそばにいると思う
たしかに誰かがおれについてきてくれる
どうしてハートのジャックを捨ててしまったんだい
どうしてハートのジャックを捨ててしまったんだい
それはおれがデッキに残しておいた最後のカードだった
おれには真新しい友だちが必要だってもう一度言う
おれには真新しい友だちが必要だってもう一度言う
おれには真新しい友だちが必要だってもう一度言う、おしまいの友だちが必要なのさ
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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