えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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最近、ジョニーアダムスの"Reconsinder Me"を歌のレッスンで練習しています。この曲が吹き込まれたのがナッシュビルで、ナッシュビルというとカントリーミュージックのホームと言われているところだけど、1960年代から1970年代に"SSS International"というソウルミュージックのインディーレーベルがあったんだ。ニューオーリンズからナッシュビルまで出向き録音した楽曲を集めたのがこの"herat & soul"というアルバム。公民権運動からブラックパンサーまでをひた走ってきたこの時代の熱さと希望やら愛がタフさとともに、このアルバムには音として真空パックされている。

ぼくの練習する名曲の"Recosinder Me"だけど、こんなシンプルな歌詞で美しい。「愛」や「好き」ということに難しさはいらないのかも。訳してみました。

「こんにちは ぼくだよ
ぼくがわるかったよ
こんなふうにあらわれるなんて 驚いているかも
きみのドアのところで
翼のもげたヒバリのように歌っている
もどってきて きみにもう一度考えてとお願いしている
ぼくを考えなおしておくれ
きみの愛なしにはやっていけないって分かっているだろう
いつまでもきみを愛させてほしいんだ
ぼくを考えなおしておくれ

いい生活ってみんなが言う真実を学んだと思う
それは短すぎて夜通し灯していられないロウソクのようだって
いま、ぼくの心に夕やみがあって
きみに頼みたいんだ
きみにぼくの道を照らしてほしい きみにもう一度考えてとお願いしている
ぼくを考えなおしておくれ
きみの愛なしにはやっていけないって分かっているだろう
いつまでもきみを愛させてほしいんだ
ぼくを考えなおしておくれ」

最近、ぼくの歌詞で古いのが発見された。題して"One Love, One Heart"。

「こんなにたくさん 涙が あふれでるから
ぼくの汚れた 顔を ぬぐっておくれ
たった一つの 心だけど
いいかたは いろいろあるのさ
One love, one heart
One love, love, love, love, love

山を越えて 来ておくれ
川を渡って 来ておくれ
きみがドアを たたいてくれたら
ほんとにたくさん涙があふれでる
たったひとつの 心だけど
涙が 止まらなくなるのさ
One love, one heart
One love, love, love, love, love
One love, one heart
One love, love, love, love, love」

昔の自分は簡単ないい詞を書くなぁ。ぼくは変わってしまったのか? いいや、心は変わっておりません。というか、変われない。いいことなのかな? 反面、みなさん、ご迷惑をおかけしています。すみません。歌はジョニーにほんの少しでも近づきたいけど、これはこれは長い長い道のりだよ。

1960年代のアメリカ南部の所謂サザンソウルとジャマイカのロックステディはぼくにとって最高の音楽です。シンプルだし、愛に溢れているし、深いし・・・。思い出したよ。これからはMr. Happy Go Luckyになります。


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バリの竹のオーケストラの対決です。戦うのはサンカルアグン村とプンダム村。老賢者の太い竹の低音の響きに思春期の細い若い竹の音が重なり、部屋の空気を草木が育ち、虫たちが何世も甦り、人と変成し、別次元へ誘ってくれる。ライナーノーツには、心安らかな沈静と、明快な覚醒という一見相反するような精神状態を矛盾なくもたらしてくれる、とある。おお、これは英語で言うと"awaken!"、サンスクリット語で言う"bodhi"、日本語では「菩提」、「悟り」。
などと書いていると部屋が異様にみしっと揺れた。地震ではなく、ぼくはこれを「訪れ」だ。ありがとう。


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長野の方に旅をしました。戸隠神社に行ってきた。奥者の森の中の長い参道が、やさしくしかも凛とした自然の霊気に満ちていて、とても良かった。大好きなモネの絵「サンジェルマンの森の中で」を思い出したりした。歩いていると気持ちいい。
長い参道を歩いていくと、九頭竜さまが祭られており、その信仰の源が戸隠であるという。こんな山奥に龍の神さまがと思うと神秘的で、改心したこの荒ぶる神さまは、人を苦しめることはもうぜず、生き物の幸福を深い水の中、地の底、天の高みから祈っているのではあるまいか。



長野で一泊。munchという居酒屋で飲んだ。若い人の営む創作料理の居酒屋。おいしかった。梅酒の品揃えが多くて、梅酒というのもいいなぁ。お店でかけるCDがカウンターのすみに置かれていて、Jack Johnsonなんてありました。形を変えて、ブルーズやゴスペルは受け継がれていきソウルやロック、いろんな音楽になったけど、居酒屋もそうではあるまいか、などと思った。

・・・



次の日、車で木曽を抜け、伊那まで走らせる。地元の人はこのあたりを「伊那谷」と呼ぶ。町をぶらつき本屋さんに入り、この地に移り住んだ詩人であり、フォークナーの翻訳者でもある加島祥造さんの「LIFE」という本を買った。

夜、田楽屋という居酒屋で飲んだ。酔いが早く来て、不覚にも記憶はしどろもどろ。宿に戻り、ぐらぐらする頭で、昼間、買った「LIFE」を読む。本の中のこんな言葉に今の自分に対して答えのヒントがあるような気がした。

「花は虫のために咲く 虫は喜び花の願いに報いる 人はただ見ているだけだ」

「草木の行先は大地 水の行先は海 いずれも静かなところだ」

「濁った水はそのまま静かにしておくと いつしか澄んでいる」

「高い山の美しさは深い谷がつくる」

「生まれるものは何であれ みんな あなたより深いところからくる 起こるものは何であれ みんな あなたより高いところからくる」

「愛とは いまここにおいてのみ可能なのだ」

「いま生きずしていつ生きる」

「ひとは夢の出てきたところに戻るのだ」

この人ももう一冊の本に「求めない」というのがあったけれど、ぼくは求めようと思う。
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忌野清志朗が癌で再治療だという。YouTubeで黒柳徹子の「徹子の部屋」に出演している清さんの映像を見た。うそがつけない人なんだなぁ。もともとシャイで口数少ない人だと思う。こんな、やさしい本音で生きている人がこんな目にあうなんて、どういくことだろう。悲しい。神様、あなたは、、、とも思う。
日本語で歌う最高のソウル・シンガー。復帰を祈るばかり。

あたりまえのシンプルなラブソング ビューティフル

http://jp.youtube.com/watch?v=xAZ7kuH_cHM&NR=1

夢を見るのは悪いことじゃないって歌っている ワンダフル

http://jp.youtube.com/watch?v=KsJv9ktyVb4

最近の清さんのメッセージ
「夢を忘れずに」

ぼくは夢を忘れません。

帰ってくるさ。
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音楽しかあまり好きなもの、趣味のないぼくは、暑い夏の夜の眠れなさを、音楽を聴いて過ごすのです。どんな音楽をかけているのでしょう? 最近、このふたつがお気に入り。

LUA E SOL / 首里フジコ

素敵なジャケットでしょ? 沖縄のこのシンガー、やさしい声だなぁ。ブラジルが琉球と出会ったようなトラディショナルナンバー「べーべー」や「月ぬかいしゃ」、オリジナルの「私はサカナ」は深い熱帯の海をゆっくり泳ぎ、中村八大・永六輔コンビの「私の好きなもの」、ラストは麻布あたりにあるジャズ喫茶を深く潜る。泳ぐことって、なんか自由で癒してくれるけど、ゆっくりとこのシンガーは泳いでいる。ああ、きみに、もっとゆっくり泳いだらっていってみようかな? きみは泳げるんだから。そしたら、知らないすてきなものを見れるかも。フジコの歌みたく。

Chora Cartola

ブラジルにカルトーラっていうサンバ・カンソンのシンガーであり、作詞作曲家がいたんだけど、その人の楽曲をショーロというブラジル独自のインストュルメンタル形式で演奏したアルバム。カルトーラは伝説のミュージシャンで、六十歳を越えてアルバムデビューして、数枚のレコードを吹き込んで逝ってしまった。今年で生誕百周年だという。ゆったりとシンコペイトしるサンバの複雑なリズムにのった今まで余り気づかなかったカルトーラのメロディーの美しさにため息が出ます。

素敵な音を聴いていられるなら、今夜は、眠れなくてもいいです。明日の夜も。けれど、いつか眠らしておくれ。


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ある音楽スタジオにて

男ドラマー:なんかこのスタジオ、やけに暑いなぁ
男ボーカル:そういえば暑い
男ベース:エアコン、こわれているのかもしれん

1時間後

男ドラマー:なんかこのスタジオ、やけに暑いなぁ
男ボーカル:そういえば暑い
男ギター:エアコン、こわれているのかもしれん

さらに1時間後

男ドラマー:暑くてかなわん、今日はもう練習おしまいにしよう
男ボーカル:そうか、あと5分あるけど
男ドラマー:おしまい、おしまい

みんな、楽器をしまい終わったころ、女キーボードがエアコンのリモコンを覗きにいく

女キーボード:どうしたんですか、リモコンの温度、28度になってますよ

(すべて、実話です)
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会社から帰ってきたら、我が家の犬である一匹、レオの様子が変だという。散歩にも行きたがらず、ごろごろ部屋の中を寝てばかりで、何も食べもしない。
次の日、会社に行ってから、最期が来たのかもしれず、レオのこと、昔のことを思い出して、心は千々に乱れる。もらってきたとき、震えていたこと、子どものころ夕方になると庭を全速力でぐるぐる走って廻っていたこと、玄関までしか、あげていなかたったのに、あるとき、居間で寝ていたら上がりこんで隣にいたこと、、、。会社で雑務を少しすませてから、すぐに家に帰ってしまった。家に帰るとレオは昨日よりは調子、良さそうであるが、何も食べないという。
最近、家族まかせになっていて、あまりぼくは散歩に連れていってやってないなぁと思って、もしもレオが行きたがったら、これが最後の散歩かもしれないことに出かけた。なぜか、レオは普通に歩くなぁ。
家に帰ってきたら、やっと食べた!

動物というのは、しゃべれないから、何も言わず苦痛をじっとがまんしているのかもしれない。毛むくじゃらで顔色もよくわからないし。
切ないねぇ。

「レオ!」と小さい声で呼んでみる。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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