えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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十一月二十七日、上野の鈴本演芸場にて令和七年十一月中席昼の部です。見た演目を書き記します。前座の柳亭すわ郎くんの「平林」、二つ目の柳家小ふねくんの「都々逸親子」、鏡味仙成師匠と鏡味仙志郎師匠のお二人の太神楽曲芸、二つ目の柳家小次郎くんの「戦艦山城」 、柳亭市馬師匠の「芋俵」、ロケット団のお二人の漫才、三遊亭わん丈師匠の「新ガマの油」、古今亭菊之丞師匠の「短命」、小梅さんのマジック 、入船亭扇遊師匠の「夢の酒」でお仲入りです。江戸家猫八師匠の動物物真似、古今亭文菊師匠の「寝床」、五街道雲助師匠の「品川心中」、立花家橘之助しの三味線弾きの唄いの浮世節、主任は柳家喬太郎師匠で「時そば」でした。開演してすぐにほぼ満席になる柳家喬太郎師匠の人気にびっくり。女の人がやけに多い。

印象に残った噺です。柳家小次郎くんの「戦艦山城」は船上で自衛官が第二次世界大戦で沈み、海の藻屑と消えた戦艦山城の幽霊船に出会う噺。寄席中がしーんと静まり、聴きいる。柳家小次郎くんは元海上自衛官だった落語家であるそう。この噺を聴きながら、ぼくは為政者の軽はずみな発言が、国を愛するがゆえの、自衛官の忍耐と自制を毀損しているようにも思えるのだが、どうだろう? ぼくは平和を願い、祈るばかり。重い噺であったが、これも落語。よかったです。三遊亭わん丈師匠の「新ガマの油」で爆笑。小梅さんのマジックで小梅さんは和装の着物でありました。マジックもそうですが、その装いが素敵です。入船亭扇遊師匠の「夢の酒」で完全に盛り上がりました。古今亭文菊師匠の「寝床」は一番、今日の演し物の中で、ぼくは笑ったのではないかしら? 五街道雲助師匠の「品川心中」に落語の神髄を感じました。柳家喬太郎師匠の「時そば」は唯一無二の喬太郎師匠の落語の爆笑が素晴らしい。

暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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