えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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夜中ディズニーチャネルを見ると犬が主人公のアニメが放映されていた。「バルト」というアニメで、仲間はずれの野良犬の狼犬のバルトがいろんな苦難に打ち勝ちワクチンを橇で冬の山道の中、運び、救った女の子の家のメス犬ジェナともめでたく結ばれるという物語。ラストのシーンでアニメから変わり、おばあさんがニューヨークのセントラルパークで孫の女の子を連れて散歩する実写シーンとなり、おばあさんは孫に「町を救った犬が本当にいたんだよ」と話し、公園の銅像にカメラが向けられる。びっくりした。うちにいるレオにそっくり。しっぽとかカールしていて。

シンクロしている。

そのレオと今日の夕方、久しぶりに一時間半もの長い時間の散歩をしていた。近所の知らない通りを歩く。小さいころのレオは、知らないところに行くと、いかにも不安げで、あとずさりすることもあったけど、今は行ってみようよとというような感じ。昔はオス犬に会うと、うなってとびかかろうとしていたけど、今は自分より小さい犬の時は、相手からうなられても、こまった風にたたずんでいる。心が成長したんだ。それに比べぼくは・・・
そんな、レオと知らない道を歩くと、初めて来た町のようだし、まよいこんだ旅人だ。レオはテレパシーでぼくに行ってみようよと伝える。レオとぼくは、見える紐と、見えない紐の両方で繋がっていて、知らない小さな通りを入っていく。遠くへ行かなくても、レオとぼくは旅をしている。レオはテレパシーで、いつのまにか日の落ちた景色の中、ぼくに伝える。

「もっと行ってみようよ」
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千葉の飯岡での町興しの祭典があって、それに友だちのスミ☆アヤコちゃんが出演すると聴いて、見に行った。海沿いの「ユートピア」という町のイベントホール加藤春江さんとキュー・ナガイさんのタンゴダンス(アジアチャンピオン)やスミ☆ちゃんらの音楽を聴いた。スミ☆ちゃんらレコーディングした「わっしょいタンゴ」はこの町の町興しソングとなって誕生したのです。Joe Powersのタンゴのリズムに乗った演奏はハーモニカの響きを越えてその流麗さはバンドネオンのエレガントさを思わせるほどだし、もう一人のハーモニカ奏者である平松悟さんの演奏する「ダニーボーイ」に胸がじーんとした。スミ☆ちゃんの歌うタンゴやマリアッチのリズムに乗った日本語の歌、深いです。

コンサートを終えて、主催者の人たちの打ち上げに紛れ込む。漁師船の倉庫が会場で、そこに小さなPAがしつらえていて、地元のフォーキーの個性豊かな、しかもガッツもソウルもある弾き語り演奏を聴きながら、地元の普段は漁師などをしているおっちゃん、おばちゃんらとどんちゃん騒ぎの酒盛りとなった。魚料理などのてんこ盛り、次々の出てくるビールとワインをがばがば飲んだ。最後にスミ☆ちゃんの歌ったアカペラの"Rose"に胸がじーん。

打ち上げの後、主催者の性さんと話した。つきないいろんな話。ぼくはそんな会話をしながら、メキシコの今に現れたチェゲバラのようなマルコス福司令官の言葉を思い出した。飯岡こそ世界の中心だという熊野水軍の末裔とも言われるこの町の人たちの思いも聞いて。

「現在のグローバリゼーションの中では、世界は碁盤の目のように仕切られ、その中で従順でないマイノリティーは片隅に追いやられるようになります。世界はそうした存在を隅に置きたがるものです。だが、意外にも地球は丸いのです! そして、球形の特徴のひとつはまさに隅がないことなのです」

飯岡も相模原もきみもぼくも隅でなんかあるもんか。そうか、スミ☆ちゃんが今日のコンサートでも歌ったのは・・・

「大丈夫みたいだね」
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真夜中に恋愛相談されてしまった。深夜の公園でビールを飲む。人気者の相手には知らない男の影がちらつくなど・・・

あきらめるなとか、気にするなとか、奪っちゃえなどと言ってしまった。などと言う自分が正しいのか全く心もとない。本当はあきらめた方がいいのかも知れないし、気にした方がいいのかも知れないし、奪ったりしてはいけないのかもしれない。

そういえば、John LennonとYoko Onoは不倫同士のカップルだなぁ。道徳的には良いとされていることが魂への罪、もしくは冒涜であるようなことがあるまいか? エミリーブロンテの「嵐が丘」とか大島渚監督の「愛の亡霊」とかに感動してしまう。ドストエフスキーはそんな物語を何度も何度も書いていたのでは。


ずっと昔、失恋して、友だちに相談したことがある。夕方、飲み始めて、次の日の夕方になっていた。24時間の結論めいたものとして、友だちはぼくに言った。

「おまえはただふられたんだよ。わけなんか無いんだよ。おまえはただふられただけなんだから」

それ以来、ぼくは人に恋愛相談はしない。


恋愛の後ろの一字は「愛」だな。愛ってなんだろう?

アメリカの黒人はアメリカを愛してきたのだろうか? その自由と友愛の精神を。けれど、何度も裏切られる。オバマ大統領は誕生するのだろうか? YouTubeでアメリカ国歌を歌うMarvin Gayeを発見。かっこいいなぁ。



ジーザスはみんなのことを本当に愛してした。けれど、はりつけにされて処刑された。これほどの痛みと苦しみがあるのだろうか?
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秋の夜も長く感じるようになりましたなぁ。昔、聴いてた音楽を掘り起こして聴いてみるのもいいんじゃない? 人の心に進歩はあるのかと思うと、疑問がわきます。こんな音楽を聴いて救われることもあるのだろうか? おれってこの世界にいるような、いないような人間なんだよなぁ。どこにもいて、どこにもいないようなヤツなのさ。角度を変えてみれば、ある時は赤、ある時は青、そして透明でもある。どこにでもあって、どこにもない場所を彷徨って、どこにでもあって、どこにもなく、いつでもそこにある音楽を耳にタコができるほど聴いていたのかも。

John Lennon/Plastic Ono Band


衝撃のトリオバンド。リンゴ・スターのドラムはすげぇかっこいい。Johnは、頭がおかしくなって、みなしごハッチになって、泣いて叫んでいる。

Beggars Banquet The Rolling Stones


Stonesがアコースティック・ブルーズをやっているのよ。もともとは真っ白いジャケットだったのに、再発盤の今は便所の落書き。夭折したブライアン・ジョーンズのスライドギターに泣くのです。"No Expectations"とか。

Strange Days The Doors


暗いねぇ。でもいいんだなぁ。Jim Morrisonってロックの絶望詩人って感じだね。フランスの右翼の小説家、ルイ・フェルディナン・セリーヌに傾倒していったいうよ。魔術かなんか使う破門されたヨーロッパの異端のカソリックって感じもある。そして、このジャケット気持ち悪いね。

It's A Man's Man's Man's World James Brown


ガラス工場でバイトしていたことがあって、へとへとになって疲れて帰ってきた夜中、このアルバムをよく聴いていたねぇ。前半、ファンキーに飛ばしまくって、後半の"I Don't Mind"や"In The Wee Wee Hours"で泣いていたなぁ。

Mothership Connection Parliament


空からゲットーを救う神がUFOに乗ってやってくるんだよ。切りきざめないファンクをがなりたてながら。従者はえらく歌がうまいのだが大人なのにオムツを穿いていて、ゴスペルを泣き叫び、そして、彼らの乗っているUFOは邪悪をなぎ倒す戦車でもあり、世界を正しく動かす歯車でもある。

L.A. Woman The Doors


再びDoors。Jim Morrison、辞世の歌。やっぱ絶望詩人ですなぁ。この時、27歳にして、諦観の老賢者のような眼差しです。全編ブルーズっぽい。Jimは高校や大学のころ、図書館に通いつめて、誰も聴かないような1930年代、1940年代のカントリーブルーズばかり聴いていたそうだ。では"The Changeling"の訳。

「おれはアップタウンにいた
おれはダウンタウンにた
おれはありとあらゆるところにいた

おれには金があった
おれには何もなかった
おれには金があった
おれには何もなかった

こんなに打ちひしがれたことはなかったから
おれはここを出ていけなかった

おれは輪廻だ
おれが変わるのを見なよ
おれは輪廻だ
おれが変わるのを見なよ

おれはあんたが息をするときの空気だ
食事の時の食べ物だ
人ごみの中で
挨拶する友だちだ

おれが変わるのを見なよ
おれが変わるのを見なよ

おれは真夜中の列車に乗って
この町を出て行くよ

おれが変わるのを見なよ
おれが変わるのを見なよ

変わるのさ
変わるのさ」

おれは生きて、死んでゆく。笑って、けれど、また気が滅入って、Jimのように酒をがぶ飲みする。たいしたことはないけどね。

おやすみ。


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たまに感動するような変な夢を見る。昨日の夜、こんな夢を見た。

「朝、どこかの道を歩いている。坂道を下る道で、たくさんのありきたりな民家が見渡せる。

空は雲一つない青空で、その青く澄み渡るところに二つのまるい白いものが浮かんでいる。お日様とお月様が、今、一緒になって昇ってきたんだ。なんて、不思議なことなんだろうと思う。あたりには、神の気が凛として漂う。

かわいいあの娘にこの景色の写メールを送ってあげたいと思い、ケータイで写真を撮る。上手く撮れたり、撮れなかったりする。もっと上手く撮って、あの娘に写メールを送らなきゃと思い、シャッターを押す。」

ここで目が覚めた。この夢にユングは何と言うだろうか? きみはどう思います? あの月と太陽を見せてあげたいよ。
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ラシエットのママさんに遅れたもんじぇ祭りの慰労会ということでおごられて、相模大野の大野銀座の鳥清で飲んでいたのだ。
大野銀座も今年一杯でこの地域の再開発でなくなってしまう。ラシエットも今年一杯、一旦、閉店して、で再開店するのは3年後か4年後。歩いていると、既に閉店している店が一杯。

相模大野銀座さん、楽しい道草の思い出、いっぱい、ありがとちゃん。
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恵比寿のリキッドルームにヘビーマナーズを見に行く。

地響きのようなベースの音がソニック・シャワー。トーヤマくんって、ドラム、うまいんだぁ。今まで感じなかったよ。それから、バックビートに完璧に乗ったキーボードの音の切れ。

革命レゲエ最左翼? 最右翼?

Instulmental Rebel Music!
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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