えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
今夜、相模大野のKLASS(http://g.pia.co.jp/shop/914133)のにしやんナイトに来てくれたみんな、ほんとうにありがとう。

とっても楽しかった。歌うって楽しい。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
相模大野のKLASSの「にしやんナイト」で数曲、歌わせてもらうことになりました。にしやんともども、こうご期待下さい。実は弾き語りでこれだけの曲数を歌うことは余りないので気合が入っとります。にしやんとのコラボもあり。にしやん、ありがとう。

KLASS
相模原市相模大野3-14-17 SAビル1F
小田急線相模大野駅北口より徒歩2分※北口ターミナルからパークサイド通りへ、最初の信号を左折し左側
TEL. 042-765-4755
http://g.pia.co.jp/shop/914133
2009/10/29
1st 21:00- 2nd 22:10-
NO CHARGE!
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
前の夜は友だちの三周忌の集まりが池袋のポルカ・ドッツであったので、がばがば酒を痛飲してしまった。それでも、朝までとはしないで最終電車に乗って家に帰った。

次の日、千葉の飯岡までドライブして日帰りの小さな旅です。「海と大地と民の音楽祭」を見に行った。そこでの出し物で「都市伝説・天保水滸伝! 飯岡助五郎没後150周年記念」がすごく良くて感動した。スミ☆アヤコちゃんが幕末期に飯岡に生きた飯岡助五郎の物語を語り、ジョン・海山・ネプチューンさんが尺八とパーカッションの音楽で応える。演目が終わった時、拍手がさざ波のように広がり、その物語を聞いたお客さんらのひそひそ声が、館内一杯に広がったのだった。

講談などではならず者の博徒として描かれることが多い飯岡助五郎だけど、今日、演じられた物語を作った性さん(ペン・ネームです)は、今日のお祭りに配られた一枚の解説文にこのようにも書いている。

「飯岡まちおこし実行委員会から「助五郎はいい人だった」と何度も聞かされ、また、飯岡助五郎研究家である伊藤實氏から、飯岡助五郎の姿絵に添えられた文に「国事に尽くし」と綴られているのを見せてもらったのがヒントになった」

正史ではなく、もしかしてこれは、飯岡助五郎の真実の外伝の驚きと感動が、聞いていた人たちに広がったさざ波のような拍手とひそひそ声になったようでもあったのだ。

千葉の対岸にある横浜では開港150周年だ。その反対側のなだらかな砂浜の続く小さな町々にもいろんな物語があって、そんな町の一つである飯岡では、150周年を静かに悼んでいる。ぼくは小さな町から発せされる真摯なメッセージのことを思う。そして、150年前に逝ってしまった一人と、3年前に逝ってしまった一人のことを、旅の帰りのドライブをしながら、思い浮かべてしまう。


ポルカ・ドッツのホーム・ページ
http://www.polkadots.jp/index.htm
ボブ・ディランとアメリカのフォーキーなオールド・オールド・ミュージックがかかるいい感じのバーです。

スミ☆アヤコちゃんのホーム・ページ
http://mainitisumi.com/
パンチのあるブルージーでソウルフルな歌を歌ってくれます。

ジョン・海山・ネプチューンさんのホーム・ページ
http://www.awa.or.jp/home/jneptune/index.html
すばらしい尺八の音色にぼくは魅了されました。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
沖縄に何回か旅したことがある。沖縄のありとあらゆるところに米国の基地がある。小さい島の中でこれだけ基地があるというのが、驚くべき不平等だと思った。この状況を沖縄だけに押し付けているのは、日米同盟や安保条約の議論以前に、余りにも公平さにかけているのではないか? なぜ、みんな、痛みを分け合おうとしないのか? 痛みなんか分け合いたくない? 当たり前か?・・・。

ぼくの住んでいるいる近くの淵野辺に米国の軍事キャンプがある。広いぞー。しかも不思議なことに何も使われていない。いっそのこと、沖縄に押し付けていたアメリカの基地をここにもってくるというのはどうだろうか? ぼくの最寄り駅の古淵にブルースやロックをかけるバーができるだろう。そうすれば、毎晩通うかもしれない。

座間の米軍基地が極東の司令部となって、相模大野のよくいくバーにも、以前にもまして米軍の人たちがよく顔を出す。ぼくが知るところ、みんな気さくないい人たちだ。ある時、そんなバーで飲んでいると、隣にいる西洋人に声をかけられた。彼も座間のキャンプにいるアメリカ人で、にこにこしながら昔の日本のアニメが大好きだと長々と語ってくれて、携帯にダウンロードされた「マッハゴー・ゴー・ゴー」のテーマを聞かせてくれた。ぼくは、アメリカのきみが日本のアニメにいかれている以上に、きみの国の産み出した、ブルーズやリズム・アンド・ブルーズやジャズやロックンロールやロックにいかれているだよということを言いそびれたしまったのだった。

ちょっと過激かな? 世界のどこにも基地のない、そんな世界がくるのを願います。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


ひまわりヨガ道場(http://walls-and-bridges.com/kirara/)のきららさんが舞踏をするというので秦野の渋沢まで見に行った。会場はひまわりヨガ道場の近所の小さい川のほとり。着くとその頃には日も暮れて、小雨が降っていて、焚き火が燃えていて、蝋燭の火も点っている。踊りがが始まり、ついにはきららさんは川にまで入り、水に濡れて、何かに憑かれたかのように踊る。水は人やものやありとあらゆるものを洗い清め、炎は人を暖めもし、焼き尽くすこともある。その水に自分も浄化されるようでもあった。梟のような鳥の声できららさんは何を呼んでいるのだろうか? 生き物を育み、死をももたらす見えない力であろうか? きららさんの舞いを通して、何か、輪廻転生の力のようなものすら感じたのだった。そして、踊りが終わったころ焚き火からは空を見上げるときれいに晴れわたり、星が見えた。

二部は、ひまわりヨガ道場に戻り千野秀一さんのピアノによるフリー・インプロヴィゼイション。起承転結を繰り返し、上昇しながら下降もする、螺旋階段の音楽は、混沌の中に美しい響きを持っていた。強烈でかっこよかった。これは宇宙の輪廻転生の音楽か? ブルース好きのぼくは千野さんのブギウギ・ピアノも聴きたいのだけど、そういうのはもう演奏しないのかな?
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」からもう33年が経っているのかぁ。その後、ソロ活動を経てザ・バンドを再結成。1996年にのどに癌が見つかり、二度と歌うことはできないだろう診断されたが、数年間にわたるリハビリのボーカル・トレーニングによって奇跡的に回復し、2008年にアルバム"Dirt Farmer"、日本語に意訳すると「土百姓」を出す。そのジャケット写真を見て、リヴォンがやせ細っていて、びっくりしたっけ。そして、いよいよザ・バンドのボーカル・ドラマーであった過去も遠くなり、リヴォン・ヘルムの復帰2作目が早くも届いた。題して"ELECTRIC DIRT"。前作の"Dirt Farmer"は、フォークっぽくて地味で、良かったんだけど、ちょっと寂しかった。で、1年後の今、ぼくの聴いている"ELECTRIC DIRT"はパワフルなロックで、再び昇る太陽のような土臭い不屈の精神を持っている。

癌の治療の後のここ10年以上、リヴォンはニューヨーク州ウッドストックの自宅兼農場兼スタジオでお客さんを入れてのジャム・セッションを続けていたらしいのだ。そのセッションのメンバーを中心に録音した"Dirt Farmer"と今、ぼくが聴いている"ELECTRIC DIRT"。今作は管楽器のアンサンブルの入った最高のバンド・サウンドにリヴォンもがっつりドラムを叩いて歌う。今、リヴォンは69才。この"ELECTRIC DIRT"の素敵なジャケットのような実りの時を迎えているのは間違いない。かっちょいいすげーじじいだ。


おまけに最近のリヴォンのYouTube動画をどうぞ。

Levon Helm - "Only Halfway Home"

http://www.youtube.com/watch?v=tQ5Jl3zxabo

Levon Helm - "Tennessee Jed"

http://www.youtube.com/watch?v=fZaU3VtMfoM

LEVON HELM RAMBLE AT THE RYMAN | The Weight

http://www.youtube.com/watch?v=xVvlNJ4Kspc

あっ、リヴォンの娘さんのエイミーさん、なかなかの美人ですな。


リヴォン・ヘルムのホーム・ページ
http://www.levonhelm.com/


entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


ライブ・レコディング紹介の第七弾はこの"ALL STARS JAM SESSION (The Complete Session)"にしましょう。今日、中古CD屋さんで見つけ思わず買ってしまって聴いています。あの"Dinah Jams"の完全版なのだ。時は1954年8月14日、Clifford Brownらの若きアメリカ西海岸のジャズのつわものが、ブルースの女王Dinah Washingtonを招きいれ、とあるスタジオでお客さんを前に夢のようなセッションを繰り広げたのです。その夢の一部始終が聴けるのですぞ。

この夢のセッションは東海岸のそれのような、例えば摩天楼の夜空の下のBud PowellとFats Navarroの繰り広げた戦いではなく、むしろ、からっとと晴れた西海岸の大都市の青空の下の真剣での音との戯れと言えばいいのかしら。とにかく、からっとしていて楽しい。"Lover Come Back To Me"とか、バンドとシンガーが渾然一体となり離陸し、空に舞い上がり、雲の上を滑空するその瞬間の音楽がある。


entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[387]  [388]  [389]  [390]  [391]  [392]  [393]  [394]  [395]  [396]  [397
plugin_top_w.png
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
2 4 6
9 10 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ