えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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友だちから、カミサンがこんなことをしているんだと、あるパンフレットをもらった。「チベット本土からインドに亡命した子どもたちの絵」という小さなパンフレット。ぼくは反中国でもなんでもないんだが、チベットのことは、まだ、気になっている。マスコミとかで全然取り上げなくなったけれど、いつか、チベットに自治、そして独立をと願っています。けれど、ぼくは国家主義には疑問。戦争の元だからね。でも、民族とかそれに類した共同体があるとしたら、そのようなものらは自分の生き方を、当然として、自分で決められるべきだと思う。そして、チベットは、チベット的状況として、いたるところにあるとも思う。きみの身近にもあるよ。気づいた方がいいと思うのだが。
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最近、小田急相模原のスクール・オブ・ロックというバーで月に1回ぐらいコンスタントに弾き語りをしています。出させてくれているマスターのりゅうしさん、ありがとう。スクール・オブ・ロック、万歳。

スクール・オブ・ロックのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine

ぼくの弾き語りの音をMySpaceとかいうところでアーティスト登録をしてネットで聴いてもらえるようにしました。みなさん、聴いてみてください。ちょっと気にいってくれたりしたら、スクール・オブ・ロックのライブに来てきれたりしたらうれしいです。

えいちゃんのMySpace
http://www.myspace.com/eikiyotaka

えいちゃんのライブ予定
http://kysakai.lovemebaby.net/

手前味噌な宣伝ですな。けれど、いいじゃありませんか。

さてと弾き語り談義に移りたいと思います。弾き語りと言えば、ぼくの思う一番凄いのはブルーズマンのRobert Johnson。たった27才で1932年に逝ってしまい、27曲のまぎれもない歌の芸術を残しました。もちろん、Robertの動画なんか残っていません。これは「クロスロード」という映画の中のシーンです。

Cross Road Blues  ロバート・リロイ・ジョンソン Robert Leroy Johnson

http://www.youtube.com/watch?v=WrfWsTdwlA4

しかし、わしゃ、自分が最近、Robert Johnsonに近づいているようで恐い。いいすぎましたな。笑ってやってください。

Robert Lee McCoyというブルースマンも大好きです。またの名をRobert Nighthawk。Robertは、生涯をある事情により放浪して過ごしました。

'Freight Train Blues' ROBERT LEE McCOY (1938) Blues Guitar Legend

http://www.youtube.com/watch?v=iguh1DgkSHM

旅する幽玄のブルーズです。いいですなー。

ブルーズは自由なのです。Lightnin' Hopkinsを聴いて驚愕しましょう。

LIGHTNIN' HOPKINS - Mojo Hand 1962

http://www.youtube.com/watch?v=RNDJF4azgog

John Lee Hookerも初めて聴いた時、これはパンクだなーと思った。こりゃ、オルタナ・ロックの元祖かも。

John Lee Hooker - Hobo Blues

http://www.youtube.com/watch?v=zYrVwGxlcFA

ぼくはいつまでも自由に歌いますよ。みんな、自由に音楽しようぜ!

やっとぼくの本当の人生がこれから始まるのかもしれない。もう始まっている。

なぜかBillie Holidayの"I've Got A Right To Sing The Blues"を聴きながらお休みなさい。

I've Got A Right To Sing The Blues

http://www.youtube.com/watch?v=hxMpCeWK1-I

ZZZzzz.......
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昔、CDというフォーマットができる以前、音楽が30センチのアルバムというレコードであった。そのジャケットが、それぞれ、芸術的で、それ自身が絵画や写真、デザインとして秀逸だったのだ。

イギリスに一世を風びしたヒプノシス(Hipgnosis)というアート・グループがいて、彼らの作るジャケットに魅せられてもいた。なんかシュールでおもしろかった。例えば、"Pink Floyd Wish You're Here"とか"Led Zeppelin Presence"とか"Peter Gabriel"。



今、思えばレコードってかなり大きかったんだ。デザイナー、今の言葉で言うと、クリエーターがもっとも力を発揮しやすいフォーマットであったと思う。

ジャズのレコードでブルーノートなどというレーベルのジャケットデザインはどれもかっこいい。定番で"Sonny Clerk Cool Struttin'"は余りにも有名。モノクロのかっこいい写真はそのままブルーノート・レーベルのアイデンティティのようなものかもしれない。



横尾忠則は"Beatles Sgt.Ppepper's Lonly Hearts Club Band"のジャケットを見て驚き、影響を受けたとどこかで聞いたことがある。Andy Warholがデザインした"The Velvet Underground & Nico"のジャケットはあまりに有名だし、ぼくは"Rolling Stones Exile On Main Street"のジャケットデザインによってRobert Frankという素晴らしい写真家を知った。



日本には八木康夫という素晴らしいイラストレータ、デザイナーがいたのです。「細野晴臣 トロピカル・ダンディー」とか「細野晴臣 泰安洋行」とか"Fools Weed War"とかも八木さんだった。



昔はレコードジャケットをなめまわすようにしげしげと眺めて、何度も何度も同じレコードをひっくり返しひっくり返し聴いていたなー。本当に身近なアートだったと思うよ。レコード・ジャケットよ、永遠なれ!
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明日、2010年8月15日(日)の夜19時ぐらいから、小田急相模原のSchool Of Rockで弾き語りで歌っています。この夜はZUITENさん、光宗大樹さんとぼく。さて、どんな歌だ飛び出すか?


ZUITENさんのMySpace
http://www.myspace.com/zuiten

光宗大樹さんのホームページ
http://www.mitsumunetaiki.com/

スクール・オブ・ロックのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
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こんな夢を見た。

ぼくはたくさんの子どもたちを連れて海に来ている。遠浅の海岸で子供たちに貝を採って来なさいと呼びかけると、子供たちは海に向かって貝を採り始める。子供たちは次々とぼくのところに戻って来て、両手一杯の貝を見せてくれて、こんなに一杯採れたよと、うれしそうに話してくれる。それにこの前来た時よりも貝が大きくなっていると、子どもたちは目を輝かせて話す。一緒に来た亀も海の中で泳いでいる。亀はぼくの友だちで、亀とぼくは心で会話ができる。亀の心内声が聞こえる。こんなにたくさん貝がいるよと、亀はぼくに伝えてくれてる。

ここで目が覚めた。夏にどこにも行っていないぼくは、夢の中で海に行き、いい贈り物をもらったのだった。
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レコードコレクターズ誌で1960年代と1970年代の日本のロック/フォークの特集をしている。自分で1970年代に出されたアルバムでお気に入りのもの、よく聞いたもののリストを作ってみた。

・RCサクセション シングルマン
・荒井由実 ひこうき雲
・荒井由実 MISSLIM
・荒井由実 COBALT HOUR
・荒井由実 14番目の月
・吉田美奈子 扉の冬
・細野晴臣 トロピカル・ダンディー
・細野晴臣 泰安洋行
・細野晴臣 はらいそ
・イエロー・マジック・オーケストラ YELLOW MAGIC ORCHESTRA
・山口冨士夫 ひまつぶし
・友川かずき やっと一枚目
・友川かずき 肉声
・友川かずき 千羽鶴を口に咬えた日々
・友川かずき 俺の裡で鳴り止まない詩-中原中也作品集
・浅川マキ 浅川マキの世界
・村八分 ライブ
・喜納昌吉&チャンプルーズ
・Panta & Hal マラッカ
・憂歌団 生聞59分
・憂歌団 四面楚歌
・小坂忠 ほうろう
・遠藤賢司 東京ワッショイ
・東京ロッカーズ
・東京ニュー・ウェイヴ'79

かたよっております。

「東京ロッカーズ」と「東京ニュー・ウェイヴ'79」は特別なアルバムで、自分がロックを演奏しようと思い始めたそのきっかけとなったもの。

「RCサセクション シングルマン」、荒井由実の4枚、「吉田美奈子 扉の冬」、細野晴臣の3枚、などは今でも良く聴いている。どれか一枚と言われれば、迷いに迷って「RCサクセション シングルマン」を泣く泣く次点とし、「喜納昌吉&チャンプルーズ」を選びます。





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中上健次の紀州を巡るルポルタージュ「紀州 木の国・根の国物語」を読了した。この本は何度か読んだことがあるのだけど、こんな結論を書いていることを忘れていた。紀伊半島が素晴らしいのは被差別部落があるからだと中上は言う。

音楽ならば、R&B、Donny Hathawayの"The Ghetto"、レゲエのBob Marleyの歌う"Trench Town Rock"と歌うように、中上健次は歌おうとしていて、それは彼の文学の生涯のテーマであった。

ものは名付けられて、はじめて現れるというようなことを、ジャズのリフレインのように中上健次は繰り返すのだけど、その語りはアメリカの沖仲仕の哲学者と呼ばれたエリック・ホッファーのようだ。実際、このころ、中上はエリック・ホッファーを素晴らしいと言っていたと思う。

中上健次が尊敬する日本の二人の作家は谷崎潤一郎と三島由紀夫。昭和天皇が逝去した時、挽歌を歌うと言った中上健次。レゲエやジャズを愛する中上健次。路地の作家。中上健次という人がよくわからなくなる。

この本の旅は南紀の新宮に始まり、大阪の天王寺に終えるのだけど、読み終えて、その天王寺が、朝鮮半島を通じ、アジアを抜け、世界に広がるDonnyの歌った"The Ghetto"やBobの歌った"Trench Town"への通路のような気がしてきた。





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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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