えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

近頃のラーメンってどこでも創意工夫をこらし、個性的でおいしいのだけど、個性というよりどこにでもありそうでいながら、うまい東京の昭和風味の醤油ラーメンはないのかと、さがしていたら、近場に最高のお店「七面」が見つかりました。ここのラーメン、最高です。本当においしい。
http://vita.tc/shops/307


横浜市鴨居のトーホーシネマズでスティーヴ・マックイーン監督の「それでも夜は明ける」を見た。今年のアカデミー賞は作品賞の映画は19世紀という遠くない過去のアメリカ合衆国の奴隷制の実態を本当にあったことの事実を元に描いているのだった。目を閉じたくなるような苛烈で生々しいシーンが、2時間以上、ブラッド・ピット演じる流れ者のカナダからの自由主義奴隷解放論者の白人の登場まで続く。しかし、ブラッド・ピットはいい役を持っていきました。この映画では彼はプロデューサーとしても名を連ねていて、アカデミー賞発表の際には、黒人の監督とともにスピーチをしていた。ブラッドってかっこいいやつだけではなく、いいやつだ。
映画館内にこだまする黒人を鞭打つ音を聞くたびに、ローリング・ストーンズがこの前の日本公演でも演奏していた「ブラウン・シュガー」という曲を思い出してしまった。この曲は黒人の音楽に由緒を持つロックンロールでありながら、ありとあらゆるスラングをちりばめてアメリカ南部の奴隷制を、なんと加害者の視点で歌われているのだけど、その話はまたの機会に。
アメリカって本当に野蛮な国だったんだな、とぼくは感想を持ち、1964年にアメリカで人種隔離政策と南部諸州において広く続けられてきたアフリカ系アメリカ人の投票阻止を終わらせるために公民権法が成立してから50年経つ今年に、奴隷制を正面から扱ったこの映画がアカデミー賞を受賞し、アメリカの多くの人たちに受け入れられ、この映画が見られていることに、なんだかんだといっても、曲がりくねっていながらも、アメリカの自由への道は続いているらしいことを賞賛してしまう。この映画で数度か登場するぼくの大好きなゴスペルはソウル・ミュージックのルーツでもあることも確認し、ブラッド・ビッド演じる大工がきっぱりと主張する、神のもとにおいて人間はみな平等だ、という言葉がぼくの心に錨をおろした。
アカデミー賞、受賞、心からおめでとうございます。
http://yo-akeru.gaga.ne.jp/


昨日の夜はローリング・ストーンズの東京ドームでのライブを見た。踊って、一緒になって歌ったりもして、感動して楽しんだ。セットリストです。
The Rolling Stones Setlist - Tokyo Dome (March 6, 2014)
1. Jumpin' Jack Flash
2. You Got Me Rocking
3. It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
4. Tumbling Dice
5. Ruby Tuesday
6. Doom and Gloom
7. Respectable
(with Tomoyasu Hotei) (by request)
8. Honky Tonk Women
(followed by band introductions)
9. Slipping Away
(with Mick Taylor) (Keith Richards on lead vocals)
10. Before They Make Me Run
(Keith Richards on lead vocals)
11. Midnight Rambler
(with Mick Taylor)
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
16. Start Me Up
17. Sympathy for the Devil
18. Brown Sugar
Encore:
19. You Can't Always Get What You Want
(with the Senzoku Freshman singers)
20. (I Can't Get No) Satisfaction
(with Mick Taylor)
雑駁な感想です。
やっぱ、ミック・テイラーの入った"Midnight Rambler"は圧巻だった。凄みすら感じた。ミック・テイラーのスライドでの"Love In Vain"も聴きたかったけれど、今回のツアーではなかったもよう。ローリング・スト―ンズの独自の解釈、翻訳のような"Love In Vain"はロバート・ジョンソンの元歌に負けず、劣らず、大好きなんです。
ストーンズの腰骨と背骨はキース・リチャーズとチャーリー・ワッツの縦のりでも横のりでもない螺旋を描いて登っていくような揺れる絶妙なリズムであることには、間違いはない。その間をぬうロン・ウッドのギターの押しすぎず引き過ぎない名人芸。最高のバンド・アンサンブル。極上の中毒性のリズム。
ボビー・キースのばりばりのテナー。テキサスの気のいい荒くれ男。
リサ・フィッシャーの完璧なバック・コーラス。20年以上前の初来日の時は、かわいいねえちゃんだったのに、今は貫禄ついちゃった。
お客さんは年齢高め。年取ってもロックな好きな人がいっぱいいて、逆にうれしい。年取って、ロック聞かなくなる人って、やっぱ多いのよ。中学生ぐらいの子どもを連れてきていた夫婦とかもいっぱいいた。たかが、スリー・コードかそこらの音楽だけど、おれはあきないし、深いね。
ミック・ジャガーのボーカル、エモーショナルで最高。しかも、かけまわり踊りまっくていた。かっちょいい。
ローリング・ストーンズの歌の歌詞って、なんかダークなのが多いね。近頃はやりの前向きにとか明るく清くみたなのが、ばからしくなるよ。闇を見ないで光を見れんのかって。
アンコールでやった"You Can't Always Get What You Want"で合唱をしていたのは洗足学園音楽大学の学生たち。それに合わせておれも大きな声で歌った。もうこのころには感無量。
最強のロックンロール・バンド、最強のロック・バンドと自らのたまうイギリスの目の前で演奏するバンドに、おれは更に「不滅の」と付け加えたい。ローリング・ストーンズ、最高! I Know it's only Rock 'n' Roll, but I like it!
The Rolling Stones Setlist - Tokyo Dome (March 6, 2014)
1. Jumpin' Jack Flash
2. You Got Me Rocking
3. It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
4. Tumbling Dice
5. Ruby Tuesday
6. Doom and Gloom
7. Respectable
(with Tomoyasu Hotei) (by request)
8. Honky Tonk Women
(followed by band introductions)
9. Slipping Away
(with Mick Taylor) (Keith Richards on lead vocals)
10. Before They Make Me Run
(Keith Richards on lead vocals)
11. Midnight Rambler
(with Mick Taylor)
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
16. Start Me Up
17. Sympathy for the Devil
18. Brown Sugar
Encore:
19. You Can't Always Get What You Want
(with the Senzoku Freshman singers)
20. (I Can't Get No) Satisfaction
(with Mick Taylor)
雑駁な感想です。
やっぱ、ミック・テイラーの入った"Midnight Rambler"は圧巻だった。凄みすら感じた。ミック・テイラーのスライドでの"Love In Vain"も聴きたかったけれど、今回のツアーではなかったもよう。ローリング・スト―ンズの独自の解釈、翻訳のような"Love In Vain"はロバート・ジョンソンの元歌に負けず、劣らず、大好きなんです。
ストーンズの腰骨と背骨はキース・リチャーズとチャーリー・ワッツの縦のりでも横のりでもない螺旋を描いて登っていくような揺れる絶妙なリズムであることには、間違いはない。その間をぬうロン・ウッドのギターの押しすぎず引き過ぎない名人芸。最高のバンド・アンサンブル。極上の中毒性のリズム。
ボビー・キースのばりばりのテナー。テキサスの気のいい荒くれ男。
リサ・フィッシャーの完璧なバック・コーラス。20年以上前の初来日の時は、かわいいねえちゃんだったのに、今は貫禄ついちゃった。
お客さんは年齢高め。年取ってもロックな好きな人がいっぱいいて、逆にうれしい。年取って、ロック聞かなくなる人って、やっぱ多いのよ。中学生ぐらいの子どもを連れてきていた夫婦とかもいっぱいいた。たかが、スリー・コードかそこらの音楽だけど、おれはあきないし、深いね。
ミック・ジャガーのボーカル、エモーショナルで最高。しかも、かけまわり踊りまっくていた。かっちょいい。
ローリング・ストーンズの歌の歌詞って、なんかダークなのが多いね。近頃はやりの前向きにとか明るく清くみたなのが、ばからしくなるよ。闇を見ないで光を見れんのかって。
アンコールでやった"You Can't Always Get What You Want"で合唱をしていたのは洗足学園音楽大学の学生たち。それに合わせておれも大きな声で歌った。もうこのころには感無量。
最強のロックンロール・バンド、最強のロック・バンドと自らのたまうイギリスの目の前で演奏するバンドに、おれは更に「不滅の」と付け加えたい。ローリング・ストーンズ、最高! I Know it's only Rock 'n' Roll, but I like it!


アレクサンダー・ペイン監督の「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」を見に海老名のTOHOシネマズに行った。見はじめて30分ぐらいは眠くなったけれど、この映画の二人の主人公である父と息子がスクリーンの中でモンタナからネブラスカまで旅を始めると、おもしろくなり、何のストーリーもなく、小さなエピソソードの積み重ねばかりで、一人のヒーローも出てこないのだけれど、あっという間の110分だった。この映画はアレクサンダー・ペイン監督が最も尊敬する小津安二郎監督に敬意を込めてのモノクロ・フィルムなんだそうだけれど、ドイツのヴィム・ヴェンダースに続く、小津映画の後継者がアメリカから出てきたことがうれしい。この映画を見ながら、こういう話はアメリカも日本もなくて、万国共通なんだなぁ、と思った。アメリカの片田舎をモノクロでとらえた映像が美しく、父と息子の苦くて、おかしみもあるユーモラスの旅を見終わった後に胸にじんわり暖かいものが残っていた。
http://nebraska-movie.jp/




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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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